BBCが以下の記事を発表した。
米国がイランに新たな攻撃 イランはホルムズ海峡で船舶を攻撃と発表![]()
この報道は、米軍による「2日連続の空爆(追加攻撃)」と、それに対するイランの最も強力な対抗措置である「ホルムズ海峡での通航船舶への攻撃予告(実質的な海峡封鎖)」という、事態が極限まで緊迫化した局面を伝えている。
【BBC報道の要約】
1.米国による2日連続の「新たな攻撃」
• 攻撃の断行: トランプ米大統領が「今日も激しく攻撃する」と警告した直後、米軍(中央軍)は10日夕(日本時間11日朝)、イラン南部の軍事施設(防空システム、弾薬庫、監視レーダーなど)に対して2日連続となる追加空爆を実施した。
• 米側の主張: 米国側は、ホルムズ海峡付近で米軍ヘリ(AH-64 アパッチ)が撃墜されたことへの対応であり、これらはすべて「自衛目的の正当な攻撃」であると主張している。
2.イランによる「ホルムズ海峡での船舶攻撃」の発表
• 対抗措置の表明: 連日の空爆を受けたイラン側は反発を一段と強め、世界の原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を通過しようとする「あらゆる船舶を攻撃する」と公式に発表した。
• 原油市場への人質: トランプ大統領が「米軍が極秘裏に海峡で原油船舶を護衛していた」と明かしたばかりである中、イラン側は海峡の完全な封鎖と通航船舶への無差別な攻撃を辞さない構えを見せ、世界経済を人質に取る形で米国を激しく威嚇している。
3.周辺国への飛び火と「中東全面戦争」への懸念
• 報復の拡大: イランは米国への直接的な反撃として、ヨルダン、クウェート、バーレーンにある米軍基地に向けて弾道ミサイルやドローンを発射。バーレーンでは空襲サイレンが鳴り響き、民間人に避難が出される事態となっている(大半は米軍などが迎撃)。
• 外交の崩壊: カタールなどが仲介していた米国とイランの停戦交渉は完全にストップする危機に瀕しており、メディアや国際社会は「一触即発の中東全面戦争」へ発展するリスクを極めて強く警戒している。
米国の圧倒的な軍事力による追加空爆に対し、イラン側が世界的なエネルギー供給線である「ホルムズ海峡の安全」を脅かすカード(船舶への攻撃発表)を切ってきたことで、戦闘の激化が中東域内だけでなく、世界規模の経済危機へ直結しかねない危険なフェーズに入ったことを報じる内容となっている。
そもそも、イランとの合意なんて上手くいく筈がないとは、我々素人でさえ感じていた事であり、それでも今まで引っ張ってきたトランプ大統領の真意は中々複雑なようだ。