世界的な流れとして中国へ依存が強かったサプライチェーンが揺らいだ事で、各国は海外進出している自国企業を呼び戻す「リショアリング(製造業本国回帰)」政策を実施している。日本でも中国などから国内や第3国に移転する企業を支援するための緊急経済対策の一環として総額2435憶円を2020年度補正予算案に盛り込んでいる。
この日本の政策は海外から絶賛されているのは、一つに米国を中心としての徹底した中国への制裁に合致している事もあるだろう。そして、あのK 国も中国から撤退して自国に戻る事を必要とするが、しかーし、文ちゃんの政策により急激な最低賃金引上げと労働時間の週52時間上限制などで、国内に戻ったらコストアップが激し過ぎて商売にならないのだった。
それでも文ちゃんは今月10日の就任3周年演説で「韓国企業のUターンはもちろん、海外の先端産業と投資を誘致するため、果敢な戦略を推進していく」と「リショアリング戦争」に参戦を宣言した、って、あっはっは~ぁ。自国企業すら戻らないし、海外企業はむしろ韓国撤退中なのに‥‥相変わらず救いようの無いアホだねぇ。
それで「ウリらもチョッパリ以上にUターン企業支援に乗り出すニダ」とか言って、官民合同のUターン支援班を発足させたというが、その前に工場の組み立て工がスマホ見ながら仕事したり、採算が合わない程の好賃金をさらに上げろとストをやって増々生産効率を落としたりという労働者の意識を変えなければ、生産設備を韓国内に戻そうとする経営者は居ないだろ。いや実際に韓国からベトナムなどの東南アジア諸国に工場を移転する韓国企業の例も多発しているくらいで、まったくずれた事をやっている文ちゃん一派でありました。
因みに昨年11月に韓国経済研究院が海外に事業所を持つ企業150社を対象にアンケート調査を実施した結果、回答企業の96%は「Uターンの計画はない」と答えた、って、やっぱりねぇ。