レバノン空爆で思い出したが、カルロス・ゴーン氏は今どうしているのだろうか





イスラエルがヒズボラ指導者を殺害する為にレバノンの首都を空爆するなど、このところレバノンが注目されているが、レバノンと言えばカルロスゴーン氏は今、どうしているのだろうか。

実は昨年5月、ゴーン氏は日産自動車と12人の個人に対して、組織的集団による犯罪の共謀、証拠の捏造、虚偽の証言、住居侵入、文書の窃盗と隠匿、捜査上の秘密の漏洩、名誉毀損、人格攻撃などの容疑でベイル―ト検察庁に刑事告発を行った。そして、9月より審理が開始されている。

この告発により、被告となった日産関係者に聴聞会への出席通知が送達されたが、公聴会に出席する事も代理人を立てる事も行わなかったという。結局、欠席裁判となるのだろうが、それで有罪となっても、レバノンに行かない限りはナンの影響も無いから、完全に無視するつもりだろう。

それにしても、逆に刑事告訴をするというのは、流石に国際的な敏腕経営者だけあって、今後は更に何かを仕掛けてくる可能性もある。ゴーン氏を嵌めた当時の日産幹部や地検の検事は、今後どんな復習を仕掛けてくるかを考えれば、枕を高くして寝られないところだが、まあ、本人たちがそれを自覚しているか否かだが‥‥。

そして現在の暮らしは、といえば、約70億円の資産を運用したり、富裕層向けの会員制高級クラブを運営したりで、超セレブな生活をしているという。住居については、日産所有の豪邸に住み続けているようだ。日産が日本から明け渡しを要求したところで、まさに犬の遠吠え状態なのだろう。

さて、冒頭のレバノンでの刑事告発だが、有罪判決が出ればその罪状からして厳しい量刑になるだろうが、それでもレバノンに行かなければ無視していれば良いのだが、まかり間違って海外出張時に航空機トラブルでレバノンに緊急着陸したらば、そのまま刑務所直行となってしまう。

という事は、告発された日産幹部は危なくて海外出張出来ない事になる。

でもねぇ、海外出張出来ないグローバル企業役員ってえのもねぇ‥‥