最近何故か、韓国輸出入物流業界が「特需」で盛り上がっているという。
中国は内需が低迷している事で、在庫を海外で安値で売りさばくという輸出戦略を行っていて、それらの輸出品がEC(電子商取引)販売として、韓国の仁川空港経由で欧米に向かうために、同空港が中国物流の中継地点となっているためだった。
その理由は中国の海外通販物流拠点である山東省威海は、近隣に大規模な空港が無いために、海路で韓国まで輸送し、韓国西側の港から仁川空港に運ばれ、ここから海外に空輸されるというのだ。
実は中国の韓国利用はEVの生産にも及んでいる。中国製EVは北米への道が閉ざされているが、中国企業が韓国でEVを製造すれば韓国製となり米国に輸出できる、というカラクリだ。
スウェーデンのEVメーカーポールスターはボルボが49.5%を出資する筆頭株主だが、そのボルボは中国の吉利汽車が買収した事でポールスターは中国車という事になるが、その「ポールスター4」をルノーコリアのアの釜山工場で生産する事が発表されている。韓国で製造する事で北米に輸出できるという裏技を使うようだ。

加えて、ルノーグループは中国の吉利汽車と次世代ハイブリッド車も開発しているが、これをルノーコリアの釜山工場で生産し、韓国製として米国に輸出すれば、ポールスタ4同様に韓国車として自由貿易協定(FTA)で関税を回避できるという事になる。
またEV用バッテリー関連でも同様で、世界最大のコバルト採掘会社である中国の華友コバルトなど電池素材企業も、韓国のLG科学などと提携し韓国内に工場を建設中だ。これにより、これまた韓国製として中国のバッテリーの対米輸出が可能となるのだった。
結局、韓国は増々中国との関係が深くなり、いまは美味しい思いをしているが、中国はそんなに甘くは無い。そのうち植民地化するのが関の山だが、勿論日本としては悲観三原則に従い、知らん顔を貫く事が大切だ。
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