東京大学大学本田由紀教授 のSNS稿を巡る問題とは


東京大学大学院教育学研究科の本田由紀教授(教育社会学)がSNS(X/旧Twitter)上で行った投稿を巡り、差別的言説や人権上の配慮を欠いた表現であるとして批判が集まっている。

問題の経緯

2026年9月初旬、本田教授は三笠宮家の彬子女王と政治家の麻生太郎氏(麻生家)の親族関係や皇族費等に関する第三者のX投稿を引用リポストする形で、以下のように投稿した。

「この人たちを目にするたびに、遺伝的要因のおそろしさを感じる。露出の増加が逆効果になるかもしれない」
この投稿に対し、特定の家系・血統・遺伝的背景を結びつけて特定の人々を否定的に評価する表現であるとして、SNS上や言論界から大きな波紋を呼ぶことになった。

批判の主な論点

• 差別的・優生思想的表現への懸念:特定の個人や家系に対して「遺伝的要因のおそろしさ」という言葉を用いることは、血統や出自による偏見・差別(優生思想的含意)を助長するものだという批判が相次いだ。投稿には「人権条約等において特定の家系や遺伝的要因による排除や恐怖を煽る表現は問題視される」といった趣旨のコミュニティノートも付与された。

• 研究者・教育者としての立場:本田教授が教育社会学者であり、日本教育学会の会長などの要職を務めていることから、言論の社会的影響力や言葉の責任が厳しく問われている。所属する東京大学や日本教育学会に対しても対応を求める声や有志による声明が上がっている。

本田教授側の反論・釈明

本田教授は差別的意図を否定し、書面等で以下のような意図であったと説明した。
• 「遺伝的要因」とは容姿や能力の遺伝を意味したものではなく、政治家と皇族の親族関係や「血縁による優遇・利益誘導」への問題意識(政治的文脈)を指した表現である。

• 批判側が投稿に書いていない意図(ルッキズムや優生思想など)を恣意的に読み込んで非難している(「曲解である」)。

釈明に対する再批判

本田氏の解説に対しても、「元の短い投稿からその政治的文脈を読み取るのは極めて難しく、後から文脈を付け足して批判を曲解とするのは無理がある」「相手が社会的パワーを持つ政治家や皇族であっても、血統や遺伝という属性を持ち出して批判すること自体が差別の本質に触れる」といった再反論がなされ、議論が続いている。

それにしても、最近の左翼は以前に比べてより過激になっている。世の中が保守化し、高市政権誕生の現実により、左翼陣営が崖っぷちに立たされた事により狂暴化した、という事だろうか。