B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


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2016/12/5(Mon)
Voxy vs Serena

Voxy Hybrid の簡易試乗記にて最近 FMC された日産 Serena との比較を予告したが、その後は放置状態になってしまっていた。Voxy は3兄弟として集計すれば今年度上半期では普通車としてプリウスに次いで第2位の売上であり、いやそれどころか軽自動車まで含めても第2位という売れ筋だった。

対するセレナは9月時点では FMC されたばかりで、それ以前は末期モデルだった等の事情もあり、本来の販売台数が解らない状態だった。そこで少し安定してきたであろう11月の販売台数を調べたらば‥‥おっと未だ集計されていなかった。それでは10月はといえば‥‥ややっ、プリウス、アクアにつづいて第3位 (12,408台) じゃないか! 因みにヴォクシーは7,936台、ノアは5,769台、そしてエスクァイアが3,457台で3兄弟を合計すると17,162台とセレナよりも4割程多いが、何しろ相手は天下のトヨタ販売網が寄って集って対抗しているのだからセレナの健闘は大したものだ。

なおホンダステップワゴンは4,113台で第14位であり、セレナの1/3程度の数となっている。ということでこの3車の諸元表を下に示すが、何を隠そうこの表は10月5日の日記で使ったものの使い回しだが、最初はリンクを貼って参照してもらおうとも思ったが、それでは面倒だろうという事で以下に再掲した。だ・か・らぁ、同じモノの使い回しだなんて事で騒がないように!

早速両車のエクステリアを比べてみると‥‥

特にフロントのボンネットラインが大きく異なり、水平に近いヴォクシーと急角度で下降しているセレナだが、見た感じはセレナの方が空気抵抗が少なそうだが、実際はどうなんだろうか。尤もトヨタは流線型のニミバンという点ではコレでもかというくらいのラインのエスティマがあるが、そういえばエスティマって今はどうなっているのだろうか。ということで、これも調べてみたらば11月の登録台数は1,914台 (第28位) という具合で、辛うじて30位以に入っているという有様だった。

それではリアスタイルはと言えば、う〜ん、こちらも設計時点の新しいセレナの方が近代的というかよりモダーンな感じもするが、まあこれは個人の趣味の問題もあるので何ともいえないが。

ということで今回はイントロだから、次回からはもっと本格的に比較する事にする。





2016/12/4(Sun) Mazda RT24-P Racecar (2017)

ロサンゼルスオートショーでマツダは新型レーシングカーのプロトタイプを公開した。車名はRT24-Pで2017年初頭に開催されるデイトナ24hレースに出場するという。

スタイルはマツダ得意の魂動デザインということだが、そうかぁ、魂動ってレーシングカーでもやっているんだ、と初めて知った。

正面からみると小さなフロントグリルにはマツダのマークが! いや、別に驚くことは無いのだが、こういうコテコテのレーシングカーのグリルにデミオと同じマークがあるのが何となく‥‥ねぇ。

エンジンはマツダが今シーズンレース用として使ってきた 2.0L ターボ (570hp) を更にチューニングして600hp としたものを搭載する。それにしてもいくらターボとはいえ 2.0L で600hp ということはリッター当り300hp!レーシングカーも 2.0Lターボの時代になったということだ。

何時ものように詳細を知りたい場合には下記にて↓
⇒ https://www.netcarshow.com/mazda/2017-rt24-p_racecar/





2016/12/2(Fri)
Toyota Tank <5>

今回はダッシュボード全景から。

現車のエクステリアを見たときには軽のハイトワゴンの兄貴分というよりも、小さなミニバンという感じもあったが、さてダッシュボードの眺めはと言えばこちらは軽自動車的で、それでも全幅の違いからグローブボックスの幅が広いなど普通車っぽさもあるが、それでも何となく軽臭い。そこで試しに軽のハイトワゴンと比べてみた。それも商売敵の日産の軽自動車デイズと比べると、ややっ、妙に似ているのはどうしたものか。それもセンタークラスターまでソックリなのには寧ろ驚くらいで、トヨタ車とは言え実質はダイハツが開発したタンクが日産と三菱が協業により開発した (と言っても限りなく三菱製の OEM 供給だが) デイズとソックリなのは、これ如何に?。

センタークラスター上部には左右のエアアウトレットに挟まれてナビには小さすぎるサイズのカラーディスプレイが配置されていて、これは要するにインフォメーションディスプレイとなる。タンクは標準がオーディオレスだが左下の写真はメーカーオプションのCD・AM/FMラジオ (12,960円) でこれを付けるとステアリングスイッチと連動出来る。ナビはディーラーオプションだが、要するにこれは市販品のポン付けとなるから車両との連携は無いが、カーショップで訳あり品でも買えば相当に安くなるだろう。

フロントシートの左右の隙間は軽自動車に比べて当然広いからインパネシフトのメリットである前席と後席のウォークスルーが楽に可能となる。

 

オーディオスペースの下にはインパネシフト車ではお馴染の左にエアコンパネル、右にATセレクターというレイアウトになる。なお下の写真はカスタムの場合でオートエアコンと共にパネルも高級感漂う (という程ではないが) ピアノブラック仕上げとなっている。なお中間グレードの G もオートエアコンが標準となる。

それではボトムグレードのXはといえばエアコンはマニュアルとなるのは当然としても、その操作部の安っぽいことといったら、もうコレでもかとカスタムとの差を付けている。パネル自体もプラスチック丸出しで、マルで100円ショップのグッズみたいな質感だ。X (146.3万円〜) とG(162万円〜) の差は約15万円だが、X は価格差以上にセコいからこれは ”140万円代より” をアピールするためのグレードで、一般ユーザーが買うことを想定していない‥‥かもしれない。

ダッシュボードにはこれまたステッチが見えるが、触ってみればやっぱり金型で作ったフェイクだし、それでもトップボードくらいは弾性樹脂のパッドになっているかと思って指の第一関節を曲げて叩いてみたらば、痛てっ!という訳で硬質樹脂だった。

右端にはスタートボタンと各種スイッチ類が配置されている。キーは全グレードでカード式電子キーとなっているから、Xでも金属キーということは無い。まあ今時は金属キーよりも電子カードの方が安上がりなのかもしれない。

 

ここでリアスライドドアーのインナートリムを見てみれば、まあこちらはフロント以上に徹底してプラスチッキーだが、それでもフェイクのステッチは入っている。ドアノブはスライドドアだから当然横に引くタイプだ。そしてパワーウィンドウスイッチがあるところを見ると、最近はスライドドアだって窓が開くのだった。またドアの後ろにはリア用のスピーカーも付いているが、これもカスタム専用だろう。

 

メーターはカスタムでは外周のリングがシルバーとなり目盛りのバックカラーも異なるが、基本的には変わりはない。なお下の写真でXはイグニッションがオフ状態なのでメーターのイルミネーションが消えているが、オンで自光色の盤面が輝く‥‥ことな無いようだし、回転計も無い。

 

ということでタンクの内外装は軽自動車のような、そうでも無いような、双方の良いとこ取りというか、どちらも中途半端というか、あとは走りがどうかというのが興味の中心となる。そこで、実は例の MEGAWEBでチョイ乗りをしてみた。車種はNA とターボの両方に試乗したので、比較などもやってみる予定だ。

近日中に簡易試乗記として公開するので、乞うご期待!


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