B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/10/20(Thu) |
Toyota 86 後期型 |
トヨタ 86 は発売前から大いなる期待をされて2012年に発売され、今回4年が経過したところでマイナーチェンジ (MC) が実施された。4年で MC ということはモデルライフは8年ということだろうか。86 のように販売台数を期待できない車種で、しかも主要コンポーネントを専用設計としている訳で、逆に言えば8年で元が取れるんかいな? という気持ちもあるくらいだ。 その 86 が発売された当時はこのサイトでも一車種としては各バリエーションまで試乗したという点では前代未聞というくらいの気持ちの入れようで、兄弟車のスバル BRZ も含めて以下の5種類を揃えてある。
⇒ TOYOTA 86 G AT 試乗記 それ程期待された 86 も販売台数では決して大成功とはいえないが、本来そんなに売れる訳もない車種だからまあ善戦していると思っても良いかもしれない。因みに自宅の近所の 86 オーナーはといえば、やっぱりオッサンばっかりで若者は殆ど見掛けないのは、実質300万円という価格もネックとは思う。
それでは早速MC後の後期型のエクステリアを見てみると、少なくともフロントは写真左下の前期モデルと基本的には殆ど変わらないように見える。因みにスリーサイズについては前期/後期で全く変更が無い。 後方を比較しても特に目立った違いはないがリアコンビネーションランプ、要はテールランプが DQN チックなクリアからオーソドックスな赤に変更された。 しかしトップモデルの GT Limited では前期型がリアトランクリッド後端にスポイラーを付けていたのに比べて後期型では高さは低いとは言えウィングに変更になった。このウィングも下手をすると如何にも頭が悪そうに見えてしまうとう難しいアイテムだが、まあこれならギリギリOKだろうか。 次回はもう少し細かく、"重箱の隅を突っついて” みることにする。 つづく
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2016/10/19(Wed) |
Infiniti Q60 (2017) |
インフィニティ Q60 とは日本で言えばスカイラインクーペであり、現行モデルはセダンが2014年にフルモデルチェンジされて V37 となっているが、クーペについては旧モデルをそのまま継続生産しているため型式は未だ VC36 だったが、この度海外向けのインフィニティブランドについては新型が発表された。ただし、実際の販売は2017年からのようだ。 セダンよりも2年も遅れたということはクーペ独自の魅力を増すためにセダンとは大幅に違うモノを目指したのだろうか、セダンと比べると先ずフロントではそのグリルを含めて全く異‥‥んっ、いや同じみたいだが良く見るとグリルの高さが多少ちがうような‥‥ 。 しかしリアについてはセダンとは全く異なるデザインで‥‥と思ったら、やっぱりこれも基本的には同じだったが、それでもリアコンビネーションランプは多少違うようにも見える。 ではインテリアはどうだろうか? って、そりゃあエクステリアの基本がセダンと変わらないのだからインテリアが違うわけはない。 日本での発売は来年以降という話だが、現行のスカイラインクーペは街中を走っているのを見たことが無い。それというのも 3.7L しか設定が無いためにベースグレードでさえ400万円という価格設定で、それだけ出すなら欧州車を買っちまう、とう事になる。今回の新型は 2.0L ターボも設定されるようだから、もう少し買い易いモデルも発売されるのを期待しておこう。 と思ってセダンの価格を調べたら、何とベースグレードの 200GT-t が414万円もするのだった。そういえばセダンも殆ど見掛けないと思ったが成る程そんな価格体系だったんだ。となればクーペはベースグレードでも 450万円程度にはなるだろうか。だめた、こりゃ。 何時ものように詳細を知りたい場合には下記にて↓
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2016/10/18(Tue) |
BMW X4 <4> |
今回はインテリアの続きとして、ダッシュボード関連を主として取り上げる。そのダッシュボードについては何処かで見覚えがあると思ったら、やっぱりベースとなる X3 と共通だった。そりゃあまあ、インテリアの部品としては最も大きいダッシュボードは金型のコストも膨大だから、マイナー車種である X4 の為に新たな型を起こすのは無理というものだ。 センタークラスターも当然ながら X3 と同一であり、その X3 は既にモデル末期だから配置やデザインが最新で無いのは当然だ。まあ5シリーズとて来年発売のニューモデル (10月16日の日記参照) でやっと最新のディスプレイ配置になったくらいだからこれは仕方の無いことだ。 ここまで共通化されていれば当然ながらコンソールも X3 と同じで、下の写真だけ見たらば X3 との区別が全くつかない。そしてダッシュボード右端のライトスイッチ回りも勿論同じ。 ということはオーバーヘッドコンソールも、センターコンソール後端のリア用エアアウトレットも X3 そのままだ。 メータークラスター内の計器類だって X3 と共通‥‥どころか、この部分は5シリーズサルーンも X5 もハード的には同じモノで、一部ソフトウェアで変更できる液晶表示が違う程度だ。ところでこの液晶表示の無い部分には液晶パネル自体が無いのか、それとも共通化で実は付いているのか? さ〜てどうだろうか? ということで X4 はやはり X3 のクーペバージョンだったという当たり前の結果だが、X3 自体の試乗記も初期型の6気筒モデルだったために今回 X4 xDrive 28i に試乗することで最新の4気筒で重量のある SUV をどの程度引っ張っていけるのか、という点を確かめる予定だ。 乞うご期待! |
2016/10/17(Mon) |
BMW X4 <3> |
ドアを開けると、そこに見えるインテリアは標準的な BMW そのもので、SUV の為にサルーンに比べて着座位置は高いが、これはXシリーズならどれも同様だ。なお今回の車両は M SPORT の為にシートのサイドが高いサポート重視のシートが付いているが、そのサポートは同じ M SPORT でも X5 よりよりスポーティー、すなわちタイトになっているように感じる。 シート表皮は M SPORT によくあるサイドが人工皮革でセンターがファブリックというもので、同じ M SPORT の SUV でも X5では本皮が標準となるという違いがある。 電動シートの調整は多くのBMW車に共通のものが使われていて、シートメモリースイッチも一体化されているタイプだ。 ドアのインナートリムも BMW らしいものだが、これもやはり X5程には金が掛かってはいないが、3~4 と 5~6シリーズでは差があって当然だ。とはいえ X4のドアトリムも決して悪くはない。 肘の当たる部分のパッドにはシート座面と同じ M SPORT 用のファブリックを使用している。 アームレストには人工皮革にステッチの入ったパッドを使用して、これまたシートと共通の M SPORT デザインとなっている。 なおこれが M SPORT で無くスタンダート (32万円安い) だと当然違ってくる筈だ。 次回も引き続きインテリアを見ることにする。 つづく |
2016/10/16(Sun) |
BMW 5-Series (2017) |
前回10月14日の日記冒頭で速報としてお伝えした新型 BMW 5シリーズについてもう少し詳しく調べてみた。開発コードは G30 で現行は F10 だから、今後のBMWニューモデルは "G" から始まるのだろう。
先ずはエクステリアをフロント側から眺めてみると、現行 (写真左下) モデルと比べると一見違いが解らないくらいのキープコンセプトとなっている。まあよく見ればヘッドライトがキドニーグリルまで伸びているが、この手法は既に3シリーズで使われているし、フロントフェンダー後部のエアアウトレットも他モデル (X5など) では既に使われている手法だ。 ではリアはと言えば、これまたよく見ればリアコンビネーションランプの形状が少し違っていたりはするが、これも新旧二台を並べないと判らない程度だ。 インテリアはどうだろうか? 次期モデルのセンタークラスターは最上部に飛び出した大きなディスプレイという最近のデザインとなっている。 メーターについても全く新たなものとなったが、写真からみてメルセデスEクラスの程の先進性 (全面液晶パネル) は無くて、メカ式メーターが残されているように見える。メルセデスの場合は AT セレクターもステアリングコラムの小さいレバーになっているなど、この面でも先進的だ。 エンジンラインナップは現行と大きく変わらないようだが、欧州向けの場合はベースモデルがディーゼルの 520d となり、ガソリン2.0L モデルは 530i と呼ばれるハイチューン版についての記述はあるが、日本で売れ筋の 523i はどうなるのかは判らない。しかし Eクラスのベースグレードである E200 アバンギャルドは 675万円であり、これに対抗するにはやはり日本で 523i は必要だろう。 この G30 の発売は来年と言われているから、5シリーズの購入を考えている読者は現行モデルで大幅値引きを狙うか新型を待つか、悩みは多そうだ。 何時ものように詳細を知りたい場合には下記にて↓ |