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2024/3/12(Tue) Hyundai i20 N (2021)
前回のCセグメント、 i30 N に続いて今回はBセグメントの i20 について纏める。
i30 N 同様にエクステリアの違いは主にボディー下端のラインやモール類だ。ただし、フロントパンパ―は何となく違うような気がする。
リアビューもバンパの形状が少し違うようで、加えてルーフエンドにはスポイラーが付いている。
ダッシュボードも当然ながらベースの i20 と共通となっている。写真の i20 N は MT 仕様のためペダルやシフトレバーが異なる。
i20 N のメーターはフルディスプレイタイプを使用しているが、表示されるメーターデザインは標準の i20 とは異なっているようだ。そして恐らくセンターに大きな回転計を表示するタイプと、オーソドックスな速度系との2眼タイプに切り替えられるのだろう。なお、フルスケールが i20 の 220km/h に比べて 160 と低いように見えるが、これは単位が mph である為だ。
ただし写真上の場合は何故かメカメーターになっている。
シートにはバケットタイプが装着されているが、 i30 N のレーシングタイプよりも大人しい形状だ。
エンジンは1.6L ターボ 204ps 275N-m で、これは当然ながらベースとなるガソリン車の 1.0L 直噴ターボ 100または120ps よりも強力だ。トランスミッションは前述の6速 MT を組み合わせる。
i30 N と同様にキャリパーは赤く塗装されてはいるが、オーソドックスな片押しタイプにカバーを付けて、一見対向ピストンに見せている。フロントバンパーはより大きな吸気エリアなど、標準とは異なっているようだが、よくよく見ないと判らない。
ヒュンダイは WRC ラリーに積極的に出場していて、その出場車が「ヒュンダイi20 Nラリー1」だが、写真下のように、大幅に改造されていてもはや全く別のレーシングマシーンという感じだ。
まあ、それを言ったら他のメーカーも同様であり、市販車のような名前だが中身はマルで別物と思った方が良い。
なお、より多くの写真を参照したい場合は
⇒ https://www.netcarshow.com/hyundai/2021-i20_n/
にて。
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2024/3/7(Thu) Hyundai i30 N (2021)
BMW M や LEXUS F に相当するヒュンダイの高性能シリースが「N」で、今回はそのなかから i30 N を取り上げてみる。i30 はCセグメントのハッチバックを中核とするクルマで、言ってみればフォルクスワーゲン ゴルフを「ライバル」とするクラスだ。
エクスエリアはベースとなる標準の i30 と大きく変わる事は無く、ボディもブリスターフェンダーを持つ特別なパネルなどでは無い。
リアをみれば、左右から太い排気管が見える程度で、これまた標準モデルとの大きな違いは見当たらない。リアの樹脂バンパーくらいは別物かと思ったが、見た目では同じようだ。
ダッシュボードも同じだが、まあステアリングホイールくらいは違うモノを使用している。
流石にメーター類は別モノとなっていて、N モデルはレッドゾーンが4,700→7,000rpm 、速度計は240→300km/h となり、フルディスプレイタイプからアナログタイプとなっている。また、写真は8速DCTを装備しているモデルのために、ステアリングホイールにはシフト用のパドルが装備されている。
シートはレーシング的なバケットタイプで、標準モデルとの大きな違いの一つとなっている。
エンジンは2.0L ターボ 280ps 392N-m で、これはベースと標準のガソリン車の 1.0L 直噴ターボ 120ps とは大いに異なっている。トランスミッションは前述の8速湿式 DCT と6MTが選べる。
赤く塗装されたブレーキキャリパーは、何のことは無い普通の片押しタイプにカバーを被せて、赤く塗装してだけのものだった。ここは対向ピストンとすべきところだが‥‥。
ところで現代 i30 は、韓国での国内販売の結果は低調だという。恐らく見栄っ張りの韓国ユーザーは、ハッチバックボディーを安っぽいと感じるのだろう。そのため、販売先は主に欧州という事になるが、まさかドイツやフランスで売れるとも思えず、となると販売先は欧州と言っても自動車産業を持たない東欧諸国などだろうか?
価格はベースとなるGTが457万円であるのに対して、NISMOは788万円と300万円以上も高い。それでも一部のスカイラインオタクなら買うのだろうか??
なお、より多くの写真を参照したい場合は
⇒ https://www.netcarshow.com/hyundai/2021-i30_n/
にて。