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2019/5/20 (Mon) 英国の新型高速鉄道は日立製「アズマ」
今回も同じ乗り物でもクルマでは無く鉄道の話題をお送りする。
しかも日本では無く英国の話。英国の高速鉄道で15日から運用が始まった新型車両「あずま (AZUMA) 」は日立製作所製であり、ロンドンと約320㎞ 離れたリースまで運航している。あずまという名称は英国の東海岸を走る事から "東" という意味の日本語を訓読みした名称となった。
この車両はモーターと共にディーゼルエンジンも搭載して非電化区間も走行出来るバイモード車両で、2020年半ばまでに497両を納入する計画となっている。そしてあずまは今後70%の部品を現地調達し、組み立ても英国内で行うノックダウン方式であり、これにより英国内の雇用にも大きなメリットが期待されている。
あずまの最高速度は 200km/h と最近の高速鉄道としては決して速くは無いが、これはレール幅こそ広軌を使用しているから充分に広いが、線路は古いものでそれ以上の速度は安定性等の問題があるとして低目の速度での運用としているのだろう。また線路の割には車両の幅が狭い規格となっているので、下の写真のように車内は幅方向に狭く、日本の在来線と同程度だ。従ってスタンダートクラスは高速鉄道としてはチョイと狭い。
今や日本の鉄道技術は世界一であり、特に高速鉄道については独走体制だが、実際には政治的な要素も絡み欧州勢もそれなりに海外展開している。そんな中で英国が日本の日立を選んだ事は実に賢明だと思う。英国と言えば産業革命の本家で鉄道も世界で一番早く発達していた国であり、その英国が日本の鉄道を全面的に採用するというのは下手なプライドよりも実を取った形だろう。
それに比べて隣りのK国は妙なライバル意識を燃やして走行条件が全く違う欧州方式を採用し、しかも妙な改良 (実は改悪) 等するから、もう滅茶苦茶な状態になっているが、ハッキリ言って日本は関わらなくて良かった。
なお、同じ隣国でも台湾は高速鉄道を設置するにあたっては全面的に日本の新幹線方式を採用した為にスムースに運用開始も出来、今では実に有用なインフラとなっている。
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2019/5/19(Sun) スープラは買い得か?
スープラが発売され、発売前から先行予約の始まっている RZ は大変な人気で、既に今年分は満杯であり、デリバリー順は抽選によるという、この手のクルマとしては久々の大人気となった。その理由を考えてみれば、ベースとなる BMW Z4 M40i と事実上同じ内容で価格は Z4 の835万円よりも145万円も安い690万円であるという事も大きな理由だろう。
成る程シルキーシックスの 3.0L ターボの2シータースポーツカーが700万円を切る価格で購入できるとなれば、そりゃ欲しくなるわなぁ。いや待てよ、700万円といえばポルシェのミッドエンジンスポーツである 718 Cayman (以下Cayman) だって価格的には近かった筈。とはいえこちらは 2.0L ターボだからパワーも 300ps と スープラ RZ (以下RZ) の 340ps と比べて見劣りがする。
これが 718 CaymanS だと 350ps と RZ を多少凌ぐが価格は 900万円と200万円も高くなってしまう。まあそれはそれとして、兎に角スープラと Cayman のスペックを比較すると‥‥。
まず動力性能の指標となるパワーウェイトレシオを比べると RZは 4.5kg/ps と流石に5.0kg/ps を余裕で切っている。それでは Cayman はと言えば、PDKが 4.6kg/ps って、あれっ?何と RZ とほぼ同じ! その理由を考えれば Cayman は RZ よりも車両重量が圧倒的に軽いのだった。RZ の1,520kg に対して1,380kg であり、その差は何と 140kg もあり、成る程これで大パワー分がチャラとなった訳だ。しかも Cayman には MT もあり、これなら更に 30kg も軽い! しかも価格は673万円と RZ よりも安い!! まあポルシェの価格は完全なベース価格で実際には必要な装備を選ぶ為にあと20万くらいは必要だが、それにしてもほぼ同等な価格で天下のポルシェが買え、しかも動力性能も同等って‥‥。
それではこの2車のエクステリアは如何だろうか。
まあクルマのスタイル何て個人の好みの問題だが、 Cayman のサイドに大きなエアインレットを持つスーパーカールックは、これが1千万以下とは思えない迫力がある。
それで Z4 sDrive 20i に試乗した結果では BMW としては可也過激な性能に味付けしてあった。
⇒ BMW G29 Z4 sDrive 20i 試乗記 (2019年4月)
では Cayman/Boxter はと言えば、BMW が同好会ならポルシェは体育会くらいの違いはあり、これまたどちらを選ぶかは好みの問題ではある。
⇒ Porsche 718 Boxster 試乗記 (2016年12月)
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2019/5/18(Sat) トヨタ スープラ国内販売開始
トヨタの新型スープラが正式に発売された。このスープラ、トヨタでは BWM との共同開発と言っているが、ぶっちゃけ BMW Z4 のボディー違いクーペ版を OEM 供給されるものである事は、このサイトの読者なら当然ご存じだろう。
それで正式発表されたスペックを Z4 と比べて見ると‥‥
まあ当然ながらボディ関係の一部を除けば全く同一スペックであり、その割には価格は76万円 (SZ) ~ 145万円 (RZ) 安い。そして SZ は Z4 sDrive 20i 相当で RZ は Z4 M40i 相当となっていて、SZ-R は現在 Z4 には相当するモデルは無いが、追加発売なら Z4 sDrive 30i とでも呼ぶのだろうか。
RZ については発売前から先行予約を受け付けていて、今年の割り当ては既に売り切れているというから、恐らくプレミアが付いた新車より高い未登録車が巷に出揃うだろう。まあその昔の日産 GT-R 並みの人気のようだ。
何てったって17年ぶりの "トヨタ製" スポーツカーだから‥‥。
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2019/5/17 (Fri) またもプリウスの暴走事故
池袋の上級国民によるプリウスの暴走死亡事故の記憶が醒めないうちに、またまた発生した暴走事故。しかもクルマはこれまたプリウス。この話題は前回同様特別編としてお届けする。
いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。
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2019/5/16 (Thu) 超豪華ヨットが大幅値引きで売り出し中
今回は同じ乗り物でもクルマでは無く船の話、それも超豪華ヨットの話題だ。
豪華ヨットといえば富裕層の代名詞みたいなもので、スーパーヨットと呼ばれているのは全長24m (80フィート) を超えるヨットの事で、価格は数十億以上という。
そんなスーパーヨットの中でも一際豪華なのがエクアニミティーア(Equanimity)という全長91.5メートルのヨットで、マレーシア前政権の1MDB汚職事件を主導したとされて、現在逃亡中の中国系実業家ジョー・ロー氏の所有していたもので、マレーシア政府が押収した物件の一つだ。
そして売り出し価格は元値の半分!の約140億円。なんと値引き額が140億円という。
それではそのエクアニミティーアを見てみよう。写真の出展は販売を仲介するBurgess社によるものだ。
先ずは外観から。これが個人のヨットとは‥‥。
寝室も超豪華で下の写真は書斎付きのスイートで、他にも色々な部屋がある。
ラウンジにはX JAPANも顔負けのクリスタルのグランドピアノもある。
こちらはデッキにあるフォーマルなダイニングルーム。
そしてデッキには豪華船の定番であるプールもある。
このヨットにはスイートが9室あり、最大22人のゲストが宿泊可能。ただし運航のためには31人のクルーが乗り込み、乗員室も17室ある。いやまあ、その人件費だけでも大変な金額になる。
マレーシア政府はこのヨットの維持に毎月5,500万円を費やしているというから、早いところ売りたいだろう。どなたか読者の中で、趣味にホンの140億くらい投資出来る金持ちがいたら、これは是非とも購入しては如何だろうか。なんてったって140億円引きだから!
それで是非ともゲストとして招待して欲しいものだ。勿論只で。