B_Otaku のクルマ日記


3月16~20日←  [2019年3月11~15日]  →3月6~10日


---------------------------------------------------------------------

2019/3/15 (Fri)  Lexus UX vs BMW X2 <2>

それでは今回はエクステリアの比較から始める。

記述のように UX は X2 と比べて 全幅はが15mm広く、全高は5mm高いが、両車のフォルムは結構似ている。

サイドビューは UX が全長では 120mm 長く、高さは 5mm 高く、ホイールベースは 30mm短い。前回斜め前からの俯瞰では UX もクーペ的に見えると記したが、こうして見るとルーフラインは結構違いがある事が判る。

リアラゲージスぺースは平面では大きく変わらないが、ハイブリッドの UX は当然ながら床位置が高い。

リアゲートの開閉はどちらも電動式で、そのスイッチの位置・形状とも似ている。

フロントのボンネットカバーを開けると UX ではまさかのロッド方式で、いくらCセグネントとはいえこれはちょっと。対する X2 は当然ながら左右のダンパーで支持するタイプだ。

UX の場合は "平民” の C-HR とプラットフォームを供用している事もあり、この付近のプレス形状を大幅に変えてダンパー方式にするにはコストの問題があった‥‥とか勘ぐってみる。

そこで UX と C-HR のロッド部分を比べてみると流石に部品が共通という事は無かった。しかし何故か C-HR のロッドの方が太くガッチリしている。

UX 250h のエンジンは 2.0L 146ps で、これにフロント 109ps、リア 7ps の電気モーターによるAWDでシステム出力は 184ps となる。X2 xDrive 20i では 2.0L ターボ 192ps とパワーでは多少勝っているが、UX 250h は低回転側での電気モーターのトルクが効いてくるし、X2 ではフルスロットル時に高回転までフラットなトルクによる加速感など特性は対称的だ。

次回はインテリアへと進んで行く。おっとその前にホイールとブレーキを忘れていた。

つづく






---------------------------------------------------------------------

2019/3/13 (Wed)  Lexus UX vs BMW X2

レクサスのブランニュー SUV である UX はサイズとしてはCセグメントであり、一番のライバルは BMW X1 であろう。となると試乗記の特別編での比較という手があるが、X1 は既にモデルライフの折り返し点での MC が決定しており、基本は変わらないにしても無駄骨になりそうな気もする。そこで、既に昨年発売された X2 ではベースを X1 としているが、その X1 のマイナーチェンジを先取りしているようなので、今回はこの日記にて UX と X2 の写真比較をする事とした。

なお X2 の比較車両は xDrive 20i M Sport x で価格は 518万円。対する UX は 250h バージョンL 4WD で価格は 535万円だから、何と UX の方が僅かに高い!

ではエクステリアを比べてみると、フロントフェイスは X2 の場合は一目で BMW と判るキドニーグリルなのは言うまでも無い。それでは UX はといえば最近徐々にアイデンティティを確立しつつあるスピンドルグリルにより、見る人が見ればレクサスと判る、が、一般人には判らない。

一見すると X2 の方が背が高く見えるがスペック的には僅かに低く車幅はレクサスが 15mm 広い。

リアは両車共にリアゲートのウィンドウ部は可也寝ていて、X2 は X1 のクーペバージョンだから当然としても、UX も結構クーペ的なスタイルだった。というのは試乗記では可也極端なクーペルックの C-HR と比較した為に、UX も実は SUV クーペである事に気が付かなかった。

なお一見したところでの仕上では UX も決して負けてはいないのは、流石にトヨタがプレミアムブランドとしての仕上げに気を使っている為だろう。尤も C-HR だって決して悪く無いし、最近の国産車はどのメーカーも仕上げは良くなっている。

さて次回からは本確的に比較を行う。

つづく




---------------------------------------------------------------------

2019/3/12(Tue)  Hyundai Sonata (2020)

ヒュンダイの代表車種であるソナタが FMC された。ソナタと言えば米国で主流の中型 FF 車であり、トヨタ カムリ、ホンダ アコードそして日産アルティマという売れ筋車が揃っているカテゴリーであり、ソナタも確か以前には米国トップ10にも入っていた覚えがあるが、昨年の売り上げでベスト10に入っていたヒュンダイ車はエラントラのみだった。

ソナタは今回の FMC で8代目となるそうで、先代となる7代目は2017年に大規模な MC を実施して、大幅なフェイスリフトを行っていたが、それから2年でまた FMC を実施してた事になる。

それで新型ソナタのスタイルはといえば、一応先代後期型 (写真左下) とはキープコンセプトではあるが、特に今回の新型は何かに似ているような気がする。そして考えて見ると‥‥ヤッパリレクサスっぽいよねぇ。特にグリルはレクサスのスピンドルグリルに限りなく似てきた。まあ先代をベースにしているとは言えるが、今回は如何見てもスピンドルグリルのパクリだろう。

それでリアはというと、左右のテールライトを水平ラインで繋ぐという手法もレクサスの最新モデル UX と近似しているし、左右端のライトは UX が "L" マークをモチーフにしているが、ソナタも "C" を使っている。レクサスのLは判るが、ヒュンダイとCの関係は如何に?

次に室内を見ると、まあ最近のスタイルではある。しかし‥‥

コンソール上を拡大すると妙な形の低いレバーのようなモノが見える (写真左下) 。その上には "R" や "N" そして "D" と書かれたスイッチが見えるから、何やら AT セレクターのようだが、そのスタイル自体は何処かで見た事がある。

それは AT セレクターでは無いにしてもメルセデス ベンツ Eクラスと形はソックリなのが判る (写真右下) 。

今やヒュンダイを含めた激しい労働争議で大幅に生産台数が減っている韓国の自動車メーカーだが、ソナタ等の米国での売れ筋車は米国での現地生産だから、韓国でストをやろうがどうしようが関係は無い。それにしてもこんなパチモノを買う米国人っていうのも不思議な存在だ?

なお何時ものように詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/hyundai/2020-sonata/

 




3月16~20日←  [2019年3月11~15日]  →3月6~10日