B_Otaku のクルマ日記


2月21~25日←  [2019年2月16~20日]  →2月11~15日


---------------------------------------------------------------------

2019/2/19 (Tue)  マツダ ロードスターの30年<2>

前回の初代 (NA)、2代目 (NB) に引き続き今回は3代目 (NC) および4代目 (ND) について纏める事にする。

3代目ロードスターは 2005年に発売されたが、2代目 NB がプラットフォームやエンジンを初代 NA からのキャリーオーバーだった事とは異なり、プラットフォームも一新されて5ナンバー枠の全幅1,700㎜ を20㎜ 超える3ナンバー車となった。

エンジンも過去最大の 2.0L となり、AT は4速から6速へと大きく進化した。 この NC に対するマツダの思い入れはもの凄く、開発段階からマツダスピードブランドのコンプリートカーも並行して試作されていたくらいで、国内サーキットでの限界性能チェックや米国でのテスト等が標準車以上に行われていた。

また発売の翌年2006年にはリトラクタブルハードトップの RHT もラインナップされている。
  ⇒ マツダ ロードスター 2.0RS RHT 6MT 簡易試乗記 (2009年7月)

NC から10年後の2015年には5代目 ND へと進化して現在に至っているが、この ND は完全にワンランク上のクルマになったという感じで、ソフトトップなども今までの如何にもチャチな雰囲気から、ドイツ製の高級ブランドにも負けない質感にまでアップしている。

  ⇒ Mazda Roadstar AT & MT 試乗記 (2015年8月)

ここで初代から4代目までの各モデルのスペックを一覧表にしておく。時と共に高性能化、大型化するクルマが多い中で、最小限のサイズアップと殆ど変わらない動力性能 (P/W レシオ) により、軽快なコンパクトスポーツのコンセプトを変えていないのも長続きの秘訣だったようだ。

外観的にはキープコンセプトのロードスターだが、さてインテリアは如何だろうか? そこで4代に渡るダッシュボードの写真を一堂に並べてみた。

センタークラスタ-を見れば流石に時代を反映して変化しているのが判る。

次回はロードスターの成功に触発されて開発された海外有名メーカーのオープンスポーツとの比較を行って見る。

つづく








---------------------------------------------------------------------

2019/2/18(Mon)  Nissan Rogue Sport (2020)

昨年度米国販売台数で小型トラック部門第5位 (約41万台) に輝いた日産の SUV であるローグ (Rogue) のマイナーチェンジ版が発表された。取りあえず "Sport” が発表されたが追って標準モデルも発表されるだろう。ところで米国の小型トラック部門というのはトップ3が米国ビッグ3のピックアップトラックであり、これぞ米国という超売れ筋モデルだから、ここで5位というのは大した健闘なのだ。因みに第4位はトヨタ RAV4 (約43万台) だった。

そんなローグを今回急遽取り上げたのは、何を隠そうローグは韓国のルノーサムソンでもノックダウン生産していて輸出もしているという、韓国としては大いなる外貨獲得手段となっているが、この新型の登場と共に韓国での生産契約が終了するという、今の時勢にピッタリのネタだからだ。

それではどのように変わったかを比べてみれば、一見しただけでは良く判らないが、よ~く見比べれば確かにフロントフェイスが微妙に変わっているが、ヘッドライトもフェンダー側まで変更している等、設備的には結構金を掛けていて、恐らくボディのプレス型も変更しているのだろう。まあ月に4万台もの生産台数があれば金型の償却も早いからこそ出来る事だ。

ではリアはといえば、こちらもリアコンビネーションランプの形状が変わっていて、これまたボディ側のプレス型を変更もしくは新設するような大掛かりなモノで、これが出来るのが超売れ筋車の強いところだ。

では室内はというと、実は現行モデルの比較写真を出して無いが、それはあまりにも同じなので止めたのだった。

さて、その韓国での生産についての諸問題については姉妹ブログを参照されたい。
⇒ 韓国経済は日本が報復しなくても既にボロボロ

なお何時ものように詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/nissan/2020-rogue_sport/

 






---------------------------------------------------------------------

2019/2/17 (Sat)  マツダ ロードスターの30年

マツダロードスターの30周年記念モデルが発売されるという事に関して、その30年間の流れを纏めてみる。先ずは30年前の初代ロードスターから。

1989年当時はオープンスポーツというカテゴリーのクルマは殆ど絶滅状態だったが、そんな時代にマツダが発売したのがコンパクトな RWD オープンスポーツであり、日本ではマツダの販売網の一つであるユーノスチャンネルから発売され、車名も "ユーノス ロードスター" だった。また海外ではマツダ MX-5 の名称で販売され、特に欧米ではMX-5 ミアータ (MX-5 Miata) と呼ばれていた。ただし国内では1996年にユーノス店が廃止された事で車名はそのままだが販売はマツダ アンフィニ店となった。

このクルマの特徴は小型車では FWD 車が当然の時代で、既に RWD シャーシーは絶滅していたにも関わらず新規に専用のプラットフォームや駆動系を開発した事で、結果的にこの投資が成功する大きな理由となった。この辺は FWD の軽自動車そのままを流用したオープン軽スポーツでお茶を濁している某メーカーは見習うべきである。

その初代ロードスター (以下NA系) のサイズは全長 3,970 x 1,675 x 1,235mm というコンパクトさで、エンジンは 1.6L NA 120ps 137N-mという控えめな性能による低価格化と扱い易さが逆にヒットする要因となったと推定できる。

2代目は1998年、すなわち初代から丁度10年目に FMC が実施され NB系となった。このモデルのシャーシ―等基本コンポーネントは NA系からの使い回しだが、生産台数を考えればここで新たなシャーシーを新設するのは無理というモノだ。ということで、基本仕様は大きく変わらないが、外観上では NA系の特徴であったリトラクタブルヘッドライト、通称パカ目が廃止された事だ。またエンジンは NA系の後期から採用された 1.8L と共に前期型で使用された 1.6L も復活し、1.8Lとの 2本立てとなった。

なおこの2代目からはマツダ ロードスターという名称になり、マツダ店でも販売されるようになった。

ロードスターの成功は世界的にも多くのメーカーに影響を与え、その後 MG F、Fiat バルケッタ (Barchetta 1995)、BMW Z3 (1996) 、メルセデスベンツ SLK (1996) という小型スポーツカーが発売されるに至っている。

また日本ではトヨタ MR-S (1999) 、ホンダ S2000 (1999) も発売された。

つづく




2月21~25日←  [2019年2月16~20日]  →2月11~15日