B_Otaku のクルマ日記



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2017/12/31 (Sun) 大晦日

年をとると時間の進みは速く感じるというが全くそのとおりで、ついこの間正月が終わったような気がしたのにまた次の大晦日がやってきた、というのは大げさにしても兎に角1年が速い。

今年のクルマに関する話題はといえば、やはり世の中近い将来に電気自動車にシフトして行くのは間違いなさそうだ、ということだ。その割には今現在量産されているのは国産ではリーフくらいで、本格的な普及はマダマダという感もあり、実際には内燃機関 (ガソリンおよびディーゼル) も当分は現役となるだろう。

クルマ以外、特に政治に関してはモリ・カケ・スパという従来ならどれ一つでも政権は間違いなく倒れているくらいの大事を前代未聞の悪徳政権が強引に乗り切ろうとしているが、ハテ、そうはいかないだろう。一説によると米国では悪さし放題だったハザールマフィア、すなわちブッシュ、クリントンに代表される偽ユダヤ一派が次々に逮捕されていて、事実上の内戦状態とも言われている。残念ががらその真偽は判らないが、確かにそれらしき兆候もあるから真実である事を期待しよう。

となると、その子分で悪さし放題だった日本の政権関係者も来年は成敗されるのだろうか。一応強制捜査に入った東京地検特捜部がどこまで本気でスパ問題を追求するか? レイパー山口は逃げ切るのか。そして悪の根源であるデンデン夫妻は‥‥?

ということで、来年に期待して、みなさん良いお年を!






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2017/12/29 (Fri)  Fairlady Z NISMO <4>

ダッシュボードは何しろ10年前の発売だから、ハッキリ言ってデザインは古い!

今回のクルマは3ペダルのMT という、これまた最近では珍しいものだが、それがこの古臭いインテリアに妙にマッチする。

センタートップの3連メーターは初代Zからの伝統であり、アイデンティティでもある。ディスプレイ下端から手前に出ているダイヤルを中心とした入力デバイスは、これまた旧スカイラインと共通点も多いのは、10年前の日産のスタンダードだからだ。

6MT のシフトレバーやシフトノブも実にオーソドックスなデザインとなっている。パーキングブレーキは電気式の訳も無く勿論レバー方式。

初代Z からの伝統である3連メーターは左からデジタル時計、電圧計そして油温計であるが、時計はアナログ表示が欲しかった。また電圧や油圧なんて今時これを見て如何するのかと言いたいが、まあこれは伝統ということで雰囲気を楽しもむ為のものと割り切ろう。

10年前のセンスである入力パネルは全て日本語表示というのが珍しい。Zは愛国者向け‥‥とか?

オーディオおよびエアコンの操作パネルも何となく古臭い、もとい、レトロ調だ。

本格的スポーツカーらしくセンターは回転計となり、速度計は右に追いやられている。ただし速度計の外径は回転計と変わらず、その点では数値の視認性はマアマアだ。

ペダル配置はクラッチを目一杯左に寄せ、ブレーキは中心より右寄りの為に身体をよじる事も無く、右ハンドル MT 車のペダル配置としては中々良い。これは右のタイヤハウスが出ていない事が大きく効いていて、フロントアクスルが遥か前方にあるという旧式なロングノーズボディ-のお陰でもある。

まあ「今時フェアレディZ? なんて」と言われそうだが、そう言っても国産唯一の本格的高性能スポーツカーの生き残りだから、それはそれなりに意義がありそうだ。それで走りは如何かと言えば、既に試乗を済ませているので近日中に公開を予定している。

乞うご期待!




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2017/12/28(Thu)  Fairlady Z NISMO <3>

幅の広いドアを変形ドアノブ (写真右下) で開けると、あたかもリアにシートがありそうな雰囲気だが実は2シーターだ。往年のZは米国人の趣向から+2が売れ筋だったが、先代からはその分野は兄弟車のスカイラインクーペに譲って、こちらは2シーターのみとなっている。そして現れたシートは NISMO 専用の如何にもなレカロ製スポ-ツシートで、このシートは先日試乗したノート NISMO にもオプション設定されていたが、こちらは標準装備となっている。

シートのバックレストの後部と隔壁との隙間は殆ど無く荷物は置けないが、その後ろのリアラゲージルームとは一応空間的に繋がってはいる。ただしフロントから手を伸ばして物を置くのは結構しんどい。

シート表皮は特に明記されていないがサイドがレザーでセンターがアルカンターラのように見える。そのサイドのレザーは本革というよりも人工皮革のような気がするが定かでは無い。何故に材質を明記し無いのか不思議だが、NOTE でも同様だった。なおサイドのサポートの張り出しは NOTE ではもっと過激でまるでレーシングシートだったが、こちらはもう少し大人しい。

シート調整は全て手動で座面高さは前端と後端が其々別に調整できる為に二つのダイヤルが見える。 サイドシルプレートに NISMO のロゴは無く単に ″Z″ のみというシンプルさだ。ここは BMW の M のように専用のロゴを入れたいところだ。

ドアトリムも NISMO 専用と謳っているようにアームレスト付近が違うようだ。

これも実は材質を特に明記されていないがアルカンターラのように見える。またレッドステッチが雰囲気を盛り上げている。普通は手を抜かれやすいドアトリムだが、流石に150万円アップとなるとこういうところまで金を兼ねている。

次回も引き続き残るインテリアについて見て行く事にする。

つづく




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2017/12/27 (Wed) 護衛艦を空母に改修

護衛艦いずもを航空母艦に改造すると発表されたが、いずもって元々航空母艦じゃ無かったの? ということでこれは特別編でお送りする。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む





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2017/12/26 (Tue)  Fairlady Z NISMO <2>

フロントビューは NISMO パーツの為に標準よりもアグレッシブに見え、特にアンダースポイラーのレッド塗装が効いている。しかし NISMO マークは小さくて良く見ないと見落としそうだ。

こうして見るとフェアレディーZ は全幅に対してキャビンが大きく絞られていて、如何にもスポーツカーというデザインである事が判る。この手のクルマは現在少なくなりつつあるから貴重な存在だ。太いマフラーと共に後ろに付いたクルマはその迫力に煽るのを止める‥‥か、どうかは判らないが。いくらなんでもフェアレディーZ なら後ろから見ても直ぐに判るだろう、と言いたい御仁もおられるだろうが DQN って意外にもクルマの知識に乏しい場合が多いようだ。

全幅は標準モデルよりも 25㎜ 広い 1,870㎜ で、その広い理由は若しかしたらフェンダーの形状が違うのか?

と期待したが、実はリアフェンダーのホイールアーチに沿って樹脂部品の突起を付けただけだった。何故にこうするかと言えば、本来は245幅タイヤを納める部分に285幅タイヤ付けた為にボディーからはみ出して車検に通らないために、この ”出っ張り” で全幅を変えるという、まあ輸入車でもやっているショボい対応策だった。

これが BMW の Mモデルだとフェンダー自体を別の部品として強烈なブリスターでブリブリ言わせるのだが、まあ標準モデルよりもホンの百数十万円高いだけの NISMO ではそこまでは無理、とうことか。因みに BMW の場合は M3 (1,068万円) は 340i M Sport (832万円) よりも 236万円高い。

サイドビューは結構ウエストラインが高く、これによりそれと繋がっているボンネットも高いと言う事だ。これはフロントエンジンにする限りは仕方ない事だ。と、言っては見たが、シボレー コルヴェットってフロントエンジンだったような。あれってボンネット低いよね。

まあぶっちゃけ、現行フェアレディーZ は スカイラインクーペの2シーターバージョンであり、その割には如何にもスポーツカー風のボディを乗っけてる事で安い価格で供給するというものだから、これは我慢するしか無い。という程には、この NISMO バージョンは安くは無いが。

前述のように前後ともバンパーは専用品で下端にはレッドに輝くスポイラーが付いている。

リアラゲージルームは面積はソコソコあるが高さは殆どないから薄いものしか入らない。まあこの手のクルマとしては場所があるだけマシということろか。

エンジンは標準とは違いチューンナップ版の NISMO 専用品だから見た目も赤いトップカバーで如何にも NISMO しているが、何となくイタリアのアルファロメオやアバルトっぽい。

なお、これでもかのゴッついストラットタワ-バーは NISMO 専用品で、他にも専用サスペンションには YAMAHA 製のパフォーマンスダンパーも装着されていて、このクルマが格好だけでなく走りにも手を入れている事が判る。

タイヤは標準のフロント 225/50R18, リア 245/45R18 に対して NISMO 版ではフロント 245/40R19, リア 285/35R19 というタイヤ交換時には恐ろしい請求が来そうなサイズとなる。そしてホイールは勿論細~いスポークの如何にも軽量そうなレイズ製のアルミ鍛造品が標準となる。

ブレーキキャリパーは標準モデルの上級グレードでも採用しているフロント4ピストン、リア2ピストンのアルミ対向ピストンタイプで、違いと言えば赤い塗装くらいだ。この上位高性能モデルのキャリパーを赤く塗るのはポルシェが始めたものだが最近ではどこでも定番のようで、鋳物の片押しでも赤く塗るのが結構あって、あの VW GOLF GTI もその一つだ。この鋳物キャリパーを赤く塗るというのを最初に見たのはヒュンダイクーペだったが、その韓国人のセコい発想を天下の VW までがパクったのは情けないもので、やっぱり最近の VW はどうかしている?

次回からはインテリアに目を向ける事にする。

つづく


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