B_Otaku のクルマ日記



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2017/8/25(Fri)  Mazda CX-3 <3>

ボンネットフードを開けて持ち上げると、これが結構重量を感じるから要するにダンパーは無くて手動でロッドを立てるタイプなのは、まあこのクラスでは仕方のないところだ。このクルマは FWD だから 2.0L 自然吸気 ガソリンエンジンは 車両の右側にオフセットして搭載されているのは、左側にミッションやデフを配置するからだし、前後位置ではサスタワーよりも前方にオフセットされているのも FWD では定番だ。

エンジンのトップカバーには "SKYACTIV TECHNOLOGY" のロゴとマツダにマークが輝いている。自社のマークを堂々と付けられるようになったマツダは、30年前からすれば夢のようだ。

ボンネットフードの裏側には当然ながら防音と断熱の為のインシュレーターが付いている。しかし前部のパッキンが右側 1/4 くらいの部分に付いていないのは如何なる理由だろうか。

ストラットタワー付近を拡大すると特に驚く程には堅牢な作りではないが、見るからにチャチという訳でも無い。勿論最近のクルマらしく鉄板の重ね部分にはシール材が塗られているが、以前の国産車は隙間丸出しで水が入って長い間には腐食する、なんていうレベルだったが‥‥。ところで、韓国車の作りはどうなのだろうか?

ホイール&タイヤは全グレードで 18 x 7J アルミホイールに 215/50R18 タイヤを標準とするが 、ベースグレードでは 16 x 6 1/2J アルミホイールに 215/60R16 タイヤがオプション設定されていて、この場合は-4万円と言わばレスオプション的な設定となっている。

ブレーキは極々普通の鋳物製片押しシングルピストンキャリパーだが、リアはパーキングドラムらしきモノが見えないところを見ると、キャリパー自身にパーキング機構を組み込んだ (通称P付き) タイプのようだ。何故かマツダはP付きが多いが、世間一般では極々少数派でもある。

ドアのヒンジ部分を拡大すると、これは国産車ではお馴染みの板金プレスのタイプで、まあこれが悪いとは言わないが、BMW のようなスチールの引き抜き材 (鍛造品) に比べると見るからにチャチい。

とは言ってみたが、国産車としては欧州テイストのマツダとはいえ所詮は大衆ブランドだから、プレミアムブランドの BMW 等と比較するのは間違いだった。なお国産車でも少なくともレクサス LS は BMW と同等のヒンジを使用していた。

次回はインテリアへと進む 。

つづく




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2017/8/24(Thu)  盛りは逮捕、掛はどうした?

盛りと掛の後者の方はその後どうなっているのか?という事でこのネタは特別編でお届けする。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む





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2017/8/22(Tue)  Mazda CX-3 <2>

先ずは何時ものとおりに三面の写真から始める事にする。なお写真のクルマは中間グレードの 20S PROACTVE で駆動方式は 2WD (FWD) 、価格は228.4万円也というものだ。

フロントは五角形のグリルとマツダのマークで誰が見ても最近のマツダ車だ。以前からすれば随分評価の上がった事もあり、マツダ車であることが恥ずかしくなくなった今日この頃、アイデンティティがあるのは良い事だ。

リアスタイルは立派な2本出しのクローム仕上げのマフラーカッターが見えるなど小型 SUV としての安っぽさを感じられないどころか、結構マッチョな雰囲気もある。

サイドビューを見るとウエストラインが曲線を描いていて、更にBピラー以降からキックアップしているなど中々頑張っている。しかもドアのアウターパネルにはキャラクターラインの部類が無くで、綺麗な曲面で構成されている。

ヘッドランプもリアコンビネーションランプも全グレードで LED 方式を標準としている。エンブレムには "SKYACTIV TECHNOLOGY" と表記されているが、ガソリンエンジン車 (20) であるとこを表すモノは見当たらない。

リアゲートを開けると床面位置が妙に高い事に気づく。ハイブリッドでもないのに‥‥?

その高い床面を持ち上げると、何とその下には結構なスペースが表れた。という事は、床板を取っ払えば深いラゲージスペースとして使えるという事だ。

ゲート下端をみると、この手のクルマではお馴染みのゲートの電動クローズスイッチが‥‥いや、これは流石に無い。

次回はエンジン、ブレーキへと進む 。

つづく




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2017/8/21(Mon)  Mazda CX-3

最近の SUV ブームは世界的なようだが、勿論日本でも販売上位に入っているモノも出てきている。とりわけ手頃なサイズと価格のコンパクトタイプは人気があって、昨年発売されたトヨタのブランニューモデルである C-HR は本年上半期の販売でも第3位という健闘ぶりだ。まあ正直言って C-HR がそんなに良いクルマかといえば疑問もあるが、少し前ならトップを獲った事もあるアクア (第4位) に勝ったのだからブームというのは恐ろしいものだ。

その小型 SUV の一つに 2015年2月に登場したマツダ CX-3 があり、CX-5 の出来の良さからして充分に期待できるのだが、何とエンジンバリエーションが 1.5L ディーゼル ターボのみで、最近のディーゼルの進化を考慮に入れても大排気量程メリットの多い、言いかえればメリットの少ない小排気量ディーゼルエンジンのみを設定しているというのが理解できない。更には価格的にもガソリンの自然吸気エンジンに比べて高価となるディーゼルターボだから買い得感にも乏しかった。

それが今年6月の MC で2.0L 自然吸気ガソリンエンジンを搭載したモデルが発売になった。これによりエントリーグレードがディーゼルと比べて一気に30万円も安くなったことで、俄然注目度が上がる事となった。

ということで、今回はこの CX-3 を写真で紹介する事にした。先ずはその主要諸元を下の表にまとめるが、比較としては前述の売り上げトップ3であるトヨタ C-HR と同クラスとしてホンダ ヴェゼルを選んでみた。と、この組み合わせを見たスバおたさんは「なんだこれゃ、XV が無いじゃないか」と怒るだろうが、ヴェゼルは今年上半期売り上げで第17位となっていて、これは小型 SUV としては C-HR に次ぐ2位である事が採用の理由だ。因みに XV は‥‥発表されている 30位の圏外で判らず。

性能的には自然吸気とはいえ CX-3 は2.0L と上表では一番排気量が多く、パワーでもトップとなっている。それで価格は、まあこれは装備の違いも考慮が必要だが、とにかくエントリーモデルとして販売されているクルマ同士を比較しても C-HR より買い得となっている。まあその面ではヴェゼルの安さが光っているが、性能的には CX-3 と比較するにはハイブリッドモデルがライバルであり、そうなると価格的には寧ろ高くなるくらいだ。

それで今回は何時ものように初回はイントロとして前後各1枚の写真を掲げておく。

フロントは例のマツダルックで、その面ではマツダもようやくエクステリアにアイデンティティを確立した事になり、これは国産車では寧ろ稀な例だ。

リアも中々マッチョだが、基本的にはまさに CX-5 の弟分という雰囲気がする。

次回からは何時ものようにより詳細な写真を紹介する。

つづく


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