VW Golf TSI Trendline (1.2T) 前編

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新型ゴルフ(Y)については、既に売れ筋のTSI コンフォートライン(1.4シングルチャージャー、以下1.4T)とGTIについて 試乗記を発表済だが、今回は新たに1.2ℓターボエンジンを積んだエントリーモデルのTSI トレンドライン(以下1.2T)が追加発売となった。ゴルフYの内外装については、これら先行の試乗記にて詳細を解説しているので、今回は1.4Tとの違いを主として 纏めてみる。


エクステリアで最初に目に付くのが1.2Tにはフォグランプとコーナーリングランプ
が省略されていることだ。


そして1.4Tのアルミホイールに対して1.2Tはスチールホイールにキャップという 大きな相違点がある。最近ではアルミホイールを履く車が多いなかでの鉄っちんホイールというのは人によっては考えてしまうところだし、アルミホイールなんて何のために必要なんだ 、というタイプの人には買い得でもある。


インテリアは基本的には同一だが、細かい点がいくつか異なる。


まずは1.4Tのオートエアコンに対して1.2Tはマニュアルエアコンとなる。


ダッシュボードのトリムも異なる。


ATセレクトレバーは1.4Tがレザー貼りなのに対して、1.2Tはウレタン製。
またパーキングブレーキレバーも同様にレザーとウレタンの違いがある。


ステアリングホイールもレザーとウレタンの違いがある。
さらには1.4Tの方が多少光り物で高級感を増している。


そしてシート表皮はどちらもファブリックが使用されているが、1.4Tの方が質が高い。
また、サイドサポートも1.4Tの方がシッカリとしている。

さて、以上の相違点の価格差をザッと見積もってみると、フォグランプ:2万円、アルミホイール&大径タイヤ:6万円、オートエアコン:2万円、レザーステアリング&ATセレクター&パーキングブレーキレバー:3万円、シート:2万円と仮定すると、これだけで合計は15万円くらいとなる。 両車の価格差は21万円だから、エンジンの違いを考えれば1.4Tの装備差は充分に元が取れる。

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