B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/9/20(Tue) |
2016前期 登録台数上位車 |
今年もあっという間に時は過ぎ、今は9月末だからチョイとタイミングは遅いが、今年上半期の国産車登録台数上位10車をまとめてみた。 それにしてもトヨタは増々強くなってきて、日産とホンダは辛うじて各2車種がランク入りという状態だ。 まあこれらの車種を見れば、このサイトの主力読者からすれば全く興味の湧かないクルマ達であることは間違い無さそうだが、そうは言っても自国の売れ筋車について全く知識がないというのもクルマ好きとして多少寂しいものもある。ということで、今回は上記トップ10 から、価格帯の近い4車種を写真で比較してみようという企画をたててみた。 4車共170万円前後の価格のグレードを選択したが、結果的に全てBセグメントハッチバックのコンパクトカーとなった。しかしエンジンバリエーションはハイブリッド2車種と3気筒スーパーチャジャーが1車種、そして自然吸気が1車種と4車4様であり、その点では各社の特徴と技術傾向が判る。 ということで次回に続くので、乞うご期待。
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2016/9/19(Mon) |
MAZDA Roadster vs ABARTH 124 Spider |
前回の日記で取り上げた新型フィアット124 スパイダーが実はマツダ ロードスターベースであることは述べたが、念のためにスペックを比較してみることにする。 ただし、日本で販売されるのは高性能版のアバルト 124 スパイダーのために、今回はこのアバルト版で比較する。と同時に初代124スポルトスパイダー、要するにオリジナルモデルについてもスペックを比較することにした。半世紀の時を隔てて‥‥さ〜て、その進化の度合は? マツダロードスターと新型 124スパイダーの比較ではホイールベースおよびトレッドは全く同一値である。そしてエンジンはフィアット製1.4Lターボでしかもアバルトブランドだからパワーは 30%、トルクは70% のアップとなっているが、車両重量は140kg も増加していて、その多くがエンジン、すなわちフロンドだろうから重量バランスは悪い方向に行っているし、1トンを切る軽量ボディが特徴のロードスターのバランスは果たして崩れていないのか? なんて余計な心配もしたくなる。 それで アバルト 124 スパイダーの価格は400万円ということで、果たして 250〜320万円のマツダ ロードスターに対して150〜80万円のエクストラコストを払うだけの価値があるのだろうか? という疑問もあるが、まあ世の中にはモノ好きも多いから多少は売れるのかもしれない。 それでオリジナルの124 スポルトスパイダーについてだが、一覧表を見て驚くのはサイズ的に全幅を除いては現代のマツダロードスターとほぼ同じだということと、何とスポルトスパイダーという割には2シーターではなく2+2、要するに狭いながらもリアにスペースを備えているのだった。考えてみればベースの124 はベルリーナ (4ドアセタン) であり、スパイダーの兄弟分のスポルトクーペは言ってみれば2ドアセダンだからそれを元にしたスパイダーもレイアウトとしては2ドアセダンなのかもしれない。 なお当時の国内価格は182万円であり、これは国産の高性能高級ロータリースポーツであるマツダ コスモ スポーツの148万円よりも高く、同じく国産としては伝説的な超高級スポーツカーであるトヨタ 200GT の238万円とは56万円差ということで、結局当時124スパイダーは殆ど売れなかったようだ。
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2016/9/18(Sun) |
Fiat 124 Spider (2017) |
フィアット124 は1966年に発売されたフィアット製の小型車で、そのバリエーションとして翌1967年に発売されたのが2シーターオープンスポーツカーの初代 124 スポルトスパイダーだった。 初期型のエンジンは1.5L DOHC 90ps で、DOHC の高性能エンジン (当時としては) に4輪ディスクブレーキ、5速ミッションを備える本格なスポーツカーで、ピニンファリーナのフェラーリを彷彿させるようなデザインと共に結構な人気車種となったようで、当時日本にも少量輸入されていた。 このオリジナル 124 スポルトスパイダーは124 ベルリーナ (4ドアセダン) が1974に生産中止された後も継続生産されて、途中でブランドが変わったりなどはあったものの、結局20年のロングセラーとなった。 その 124 スパイダーが現在に蘇って新規に発売された。 エクステリアはオリジナルを彷彿させるもので 124 スパイダーと言われても違和感はない。 インテリアはイタリアンらしく‥‥という訳でもなく、何となくどこかで見たような気もする。 実は何を隠そう、このクルマのベースはマツダ ロードスターであり、日本国内向けは広島の工場で生産され直接国内ディーラーに出荷されるという、立派な ”国産車” だった。だからインテリアなんて丸っきり同じで、確かにどこかで見た覚えがあったのは当然だった。 ただしエンジンはマツダ製の 1.5L 131ps では無く、フィアット製の 1.4L ターボ 140hp エンジンで、これはイタリアから輸送されて広島で搭載される。それで日本では今のところ高性能版のアバルト 124 スパイダー (1.4L ターボ 170ps) のみ販売され、価格は 6MT が388.8万円、6AT が399.6万円となる。それで何れも右ハンドルとなっているのはやっぱり ”国産車” だからだろうか? しかしマツダ ロードスターならば最上位モデルのRS でも319.7万円であり、アバルト124 より80万円安く買えるし、ベースモデルの S ならば249.5万円だからその差は約140万円にものぼる。まあ売れるかどうかと言えば厳しいだろう。とはいえ今まで ”500” とそのバリエーションのみしか売るものが無かったアバルトディーラーとしては少しは売るアイテムが増えた事での業績アップ‥‥はどうかな?
なおこの新生フィアット 124について更に詳細を知りたい場合には |
2016/9/16(Fri) |
NISSAN New SERENA <4> |
大き目のディスプレイを上部に配置したセンタークラスターは最近の定番だが、速度計は何やらディスプレイ化されているが、トヨタのようなセンターメーターではなくドライバー正面に位置しているのでむしろ違和感は少ない。 ディスプレイの下にはエアコンのユニットがあるがオーディオは見当たらない。実はセレナは全てオーディオレスで写真のクルマは純正のオーディオ一体ナビ (32万円) が付いていた。 エアコンユニットを拡大すると当然ながらオートエアコンだが、温度調整は左右独立ではないようだ。 エアコンの下にはAT セレクターが配置されている。要するにミニバンによくあるインパネシフトというヤツだ。パターンは一般的な直線式だがDレンジから横に倒してマニュアルモードというのは無い。まあ CVT の SUV でマニュアルモードというのも無意味だからこれでOK。 写真のクルマは上級モデルのためにダッシュボードはパッドになっていて白いステッチまで入っているが、押して見ると僅かに柔らかい程度で何やらフェイクっぽいが、その割にはステッチが本物っぽいなど、日産のフェイク技術も進歩したものだ。 写真右下は下位モデルのダッシュボード右端で、パッドではなく硬質プラスチックにレザーのような革のシボ目をつけただけのモノで見た目も安っぽい。 メーター類は横長のフル液晶ディスプレイだが、メルセデスEクラスのフル液晶と比べると‥‥いや、これを比べるのは反則だった。なお、液晶ディスプレイだけあって表示が切り替えられ、写真下の下部は回転計を表示したところだ。 以上新型セレナの内外装を見てきたが、ミドルクラスミニバンとはいえ今や350万円もする訳で、これはクルマの適正価格と言われる年収の3分の1からすれば年収一千万円となり、う〜ん皆そんなにもらっているのかなぁ? あっ、皆様の公共放送職員なら平均でもその1.5倍くらいらしい。まあ年収150万円のフリーターから携帯のワンセグを理由に聴取料を取り立てて自分らはその十倍の年収を取っている。因みに1審とはいえワンセグでの聴取料取りたては違法との判決が出ているが、裁判なんて無視とは、サッスガ隠れキムチの "犬あっち行け" ! |