B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/8/30(Tue) |
E Class vs E Segment Sedan |
現在公開途中のメルセデスベンツEクラス試乗記を纏めていてふと思ったのは、やはりパーソナルユースの実用車の究極は E セグメントセダンであり、その意味では頂点に立つ EクラスとそのライバルのBMW5シリーズ、更には世界に羽ばたく国産のプレミアムブランドであるトヨタのレクサス GS と日産のインフィニティ Q70 (国内ではフーガ) が思いたつ。あっ、まあ、この2ブランドは事実上北米専用に近いから未だ世界に羽ばたいてはいないのだが、兎に角この2社のEセグメントセダンがどこまで本家に追いついたのかというのを知りたくなった。 ということで、欧州2車種、国産2車種のEセグメント RWD セダンを比較してみることにした。ここで RWD と断わったのは FWD もしくはそれをベースとした AWD 車のオーナーとかファンからクレームが付かない為だ (うーん、サイト運営も楽じゃあ無いぞ) 。なおこの4車のスペックは Mercedes-Benz (W213) E200試乗記 を参照願いたい。 それでは早速エクステリアの比較を始めよう。 このクラスのクルマは流石に見た目も堂々としているし、価格的にも高価だから予算に余裕があり、仕上げも素材も当然良い。 次にサイドから比較すると‥‥ 全長は最短の GS が 4,880oで最長のフーガが4,980o とその差は100o あるが、まあ4車共事実上はほぼ同じと思って良いだろう。ホイールベースは5シリーズが 2,970o と最長であり、その分はフロントオーバーハングを目一杯削っている。Eクラスは先代までは明らかに5シリーズとは違うプロポーションだったが今回の新型からはホイールベースを延長したこともあり、サイドのプロポーションは限りなく5シリーズに近くなった。 国産2車はドイツ勢に比べるとホイールベースが短く、取り分け GS は2,850o だから5シリーズに比べると 120o も短い。実はこの GS のホイールベースは先代Eクラスに近く、言ってみれば時流に乗り遅れているという傾向もある。またフーガについては全長の割には未だホイールベースは短めだが、その分はリアオーバーハングが長いという特徴がある。 全高に付いてはフーガが他社よりも30 〜 45 o も高いことで、実は見た目にも一番大きく感じる。 フロントのアイデンティティという意味ではドイツ勢2車は今更言うまでもなく強力で、最近ではクルマを運転しないオバちゃんだって見れば直ぐに判るくらいだ。対する国産勢はレクサスでは最近スピンドルグリルに拘り始めたことから、クルマに詳しい層には理解されるかもしれないが、一般的には認知に至ってはいない。そして日産はといえば未だアイデンティティは確立されておらず、米国でのインフィニティブランド車でも精々グリル中央のマークくらいで、インフィニティのグリルって?と聞かれても、ハテ、と考えてしまう。 なお、写真のフーガは前期型なのでフロントグリル中央には日産マークがついているが、後期型ではインフィニティマークに変更されている。これって、日本でのインフィニティブランド展開は未だ出来ていないのでこれをインフィニティと言うことは出来ないが、せめてマークくらいはシカトして付けておこう、ということだろうか。しかし場合によっては、レクサス店が出来る前にセルシオやアリストに ”L” マークを付けていた DQN と同類に見えてしまうのが痛い。 リアについてはドイツ2車でもフロント並みのアイデンティティとは言えないが、E クラスは今回から以前に戻って W124 時代にEクラスの代名詞だったトランクリッドを逆台形にして残った三角の部分にテールライトを置くという方式に戻された。5シリーズについても最近の BMW に共通の雰囲気となっているが、Eクラス程の特徴は無いように思う。 そして国産2車のリアビューはといえば、まあ当然特に特徴はないが、こうして見るとGS のトランクリッドは幅方向に目一杯広くて充分な開口部を確保しているのは、もしかして日本人のビジネスマン必須のゴルフバック搭載機能だろうか。 つづく
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2016/8/29(Fri) |
Mercedes-Benz GLC Coupe (2017) |
メルセデス GLC は SUV を表す ”GL” とD セグメントを表す ”C” だからDセグメント SUV であり、これは昨年6月に発表されたものだ。そしてその先代はといえば GLK と呼ばれていたが、メルセデスは昨年から車名の体系を一新した事でこのような名称となった。 そして今回発表されたのはその GLC のクーペバージョンで、これは BMW でいえば X4 に相当する。 エクステリアはその名のとおりで、SUV である GLC のルーフを低くして更にBピラー以降を車両後端に向かって下降させるクーペラインとしたものだ。 この手のユーザーが言うには、SUV のセダンやミニバンには無い ”違うもの感” には憧れるが、あのカッコの悪さが我慢出来ない。しかしクーペの SUV ならスタイル的にも充分に納得できるのだそうだ。 まあ、ハッキリ言って高いエクストラコストを払ってまでも欲しいのかねぇ、なんて心の中では思っているが、そこは人それぞれであり大きなお世話というところだから、口に出しては言わない事にする。 インテリアについてはダッシュボート&センタークラスターをみるとやはり GLC と同じだった。
因みにベースとなっている GLC は日本でも今年の2月から販売されていて、エンジンバリエーションは4気筒2.0Lターボの GLC 250 4マチック (4WD) のみで、価格は装備によって 628 〜 745万円だから、今回のクーペバージョンは更に高いだろう。 例によってより以上の詳細を知りたい場合には下記にて↓
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2016/8/28(Sun) |
一日艦長 |
アイドルやタレントが一日警察署長というのをよくやるが、それと同じで自衛艦の一日艦長というのもあるらしい。と思ったらいや何かが違うようだ。この話題は特別編とする。 いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。 |
2016/8/26(Fri) |
BMW 2002 Hommage Pebble Beach Concept (2016) |
BMW 2002 Turbo といえば 1973年に発表された高性能セダンで、BMW がツーリングカー選手権でポルシェとの激闘を勝ち抜くためにターボチャージャーを搭載したモノで、これは世界初の量産型ターボエンジンだった。 このモデルは名前のようにコンセプトカーであり、BMWが2016年にカリフォルニアペブルビーチで行われたコンクールデレガンスに出展したもので、上記の 2002 Turbo を現代に再現したものだ。 成る程、これだけを見ていればBMWのコンパクトクーペをベースにした現代版 2002 ターボだといわれれば納得できるものがある。 とは言ったものの、オリジナルの 2002 Turbo はといえば‥‥ あやっ、今回のコンセプトカーとは全然似てないじゃあないか! って、まあそれは時代がそれだけ進化したというとだろう。それにオリジナルは2ドアセダンという出で立ちだから、これを現代の2ドアクーペベースで再現するのには無理もあるのは当然だろう。
それでも、若しもこのコンセプトカーを限定販売したらば‥‥結構物好きが買うんじゃあないだろうか。 例によってより以上の詳細を知りたい場合には下記にて↓ |