B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2015/8/10/(Mon) |
Toyota Fortuner (2016) |
TOYOTA が欧米で販売している SUV のラインナップとしては RAV4, Kluger, FJ Cruiser, LandCruiser Prado そして LandCruiser 200 Series の5車種だが、FJ Cruiserや LandCruiser はSUV というよりも不正地走行用のクロスカントリー車と言ったほうが正しいだろう。そのTOYOTA が Fortuner の新型車を発表した。Fortuner って? と思う読者も多いだろうが、実はこの車名は新興国向けとして以前から使われていたもので、向け先によっては Highlux とも呼ばれていた。と、ここでピンとくるだろうが、日本でも以前は人気のあったハイラックス4WD の系統であり、最近流行りの乗用車ベースの SUV と異なり、ボンネットトラック用のラダーフレームの上にワゴン(バン)ボティーを載せ、パワートレインは不正地用の4WD を組み込んだものであり、その意味では新興国に合っている。 今回の Fortuner も主な向け先は東南アジア、中近東や豪州であり日本では発売されない。
スタイルは最近のクルマらしく結構曲面等を使用していて、一昔前の新興国向けのような実用一点張りという訳でもないし、Fortuner よりも更にヘビーデューティーなランクル70 のような四角四面でも無い。 それでも2つの写真を見るとどちらもタイヤが大きく上下にストロークして地面をしっかりグリップしているのが解るだろう。オフロード用では足の長さ (サスストローク) が高い走破性を発揮するが、逆にこの手のサスは高速走行は決して良くないし、市街地の走行安定性でさえチョイと劣るかもしれないが、このクルマの仕向け先ではそれが必要となるわけだ。 エンジンは新開発の 2.8L 直噴ターボディーゼルで最高出力は 130kW(177ps) / 3,400rpm、最大トルクは 450 N-m / 1,600 - 2,400 rpm を発生する。 このクルマは残念ながら日本では販売されない。日本の SUV ユーザーは単なるファッション的に乗る場合が殆どで、ヘビーデューティーなオフロードカーを求めるような本格的なマニアは極少数であり、更にそういうユーザーはもっと本格的なオフロード車、すなわち昨年限定発売されたランクル 70等に向かうのだろう。 なお、例によってオリジナルデーターを参照する場合は
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2015/8/9(Sun) | Volkswagen Passat <5> |
フロアーコンソール上の AT セレクターは直線式のパターンを持つメカ式でそのパターンも所謂ティプトロタイプだが、VW の特徴としてDレンジの更に手前にはSレンジがある。ただし今回のモデルはSのポジションは無く、レバーを引く毎にSとDを繰り返すタイプだった。 AT セレクターの周りにはスイッチが並ぶのだろうが、殆どがブランクパネルとなっている。グレードによる差はパネルの仕上げ (色)くらいなものだ。 ブランクだらけのスイッチで唯一使っているのはアイドリングストップのキャンセルスイッチと、Highline ではモード切り替えスイッチのみとなっている。オプションによってはこのスイッチが一杯になるのだろうか? 同じようなデザインを採用している PORSCHE の場合は殆どのスイッチを使っているが‥‥まあVWと PORSCHE と比較するのも酷ではあるが‥‥。 そしてエンジンのスタートスイッチはVWに共通の AT セレクターの右上隣にある小さいボタンだが、その表示は見辛いし大きさは小さいしと一見してこれがスタートバタンとは思えないから VW を知らないドライバーは最初は戸惑うだろう。 メータークラスター内のメーター類は配置とメーターユニット共に GOLF と全く同じものを使っている。 そしてステアリングホイールも GOLF と共通となっているから、ドライバーが運転中に目に入るものは多少車幅が広い以外は GOLF と同じとなる。これは国産車を例にすればマークXとカローラのメーター&ステアリングホイールが共通となっているいようなもので、実際そんなことは許されないが、VW ならOKというのは日本人とドイツ人の感覚の相違だろう。言い換えればパサートの日本国内販売は厳しい物があることになる。 ステアリングホールのスポークにはスイッチ類がゴチャゴチャと付いているが、これは Highline の場合で Comfortline はといえば‥‥少なくとも展示車には Highline と同じものが付いていた。というか、これまた GOLF と同じだ。 アクセルペダルの位置は結構左に寄っているが、運転していての違和感は感じなかった。 リアからの眺めはフロントのトリム類がブラックかシルバーかだけの違いであり、更にコンソール後端のリア用アウトレット下端のスイッチパネルに至ってはどちらもブラック仕上げとなっている。 このクルマも既に試乗済であるけれど、試乗記とするか簡易試乗記とするかで思案中だ。正直言って内容的には簡易試乗記でもいいかな、という気持ちだが、一応はVWブランドとしては上級のカテゴリーな訳で、ここが思案のしどころだ。 どちらに転ぶか判らないが、乞うご期待!
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2015/8/7(Fri) |
Infiniti Q30 (2016) |
ニッサンが主に北米で展開している高級車ブランドの Infiniti から近日発売される Q30 は9月に開催されるフランクフルトモーターショーで初公開されるというが、それに先立ち公式写真が公開された。 とはいっても、現段階では下の写真1枚のみだ。
しかし、2年前に Q30 Concept (2013) として既に公開されているモデル (写真下) を見ると、今回のクルマに可成り近い事が解る。全体のボディーラインも殆ど同じだし、特徴的なサイドのプレスラインも極めて似通っている。 それでリアについては比較すべき写真が無いので何とも言えないが、フロント同様にリアもほぼ量産前提の可能性は’充分にある。 インテリアについては此のままという事も無さそうだが、妙な紫の照明やトリムを外してシートも一般的なものにすれば、メーターやセンタークラスターなどはこれで行けそうな気もする。 実はこの Q30 は何とメルセデスベンツのプラットフォーム (Aクラス) を使用している。エンジンについてもメルセデスの2.0L ターボを搭載するという。日本での販売はどうなるか不明だが、スカイラインではエンジンが既にメルセデス Cクラス用を使用していたが、今度はいよいよプラットフォームまで共用するということで、まあ何とも複雑な気持ちではある。 詳細は下記のリンクにて。 |
2015/8/6(Thu) | Volkswagen Passat <4> |
インパネは上部のエアアウトレットが車両全幅に渡って水平に伸びているようなデザインが特徴的だ。ディスプレイは最近のクルマとしては少し低い位置にあるから視線移動は大きい。 Highlline と Comfortline はトリムの仕上げがウッドをシルバーの違いくらいで基本的には同じものだ。 時計、オーディオ一体ナビ、オートエアコン等もHighlline と Comfortline では共通なのが解る。 センターコンソールはセンタークラスターの高い位置から斜めに降りてくる形状など、そのコンセプトは PORSCHE と共通したものがあるが、考えて見れば PORSCHE はフォルクスワーゲングループだった。 ルーフ中央先端のオーバーヘッドコンソールは実用本位の樹脂丸出しだが、滅多に見る事も無いのでこれで充分だ。 グローブボックスの位置や容量は標準的なもので内部にはETC のユニットが組み込まれているのは PORSCHE と同じ方式だ。 オートエアコンは当然ながら左右独立で温度調整が出来るが、まあこれも当たり前だ。なお写真は Highline だがパネルの材質以外は Comfortline も同じものが使用されている。 。まだ、続く。 |