B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


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2015/7/20(Mon)
BMW X1 (2016)
BMW の SUV である X シリーズのボトムクラスである X1は 2009年 (日本では2010年) に初代 (E84) が発売されたから今年で6年が経過したが、このタイミングでモデルチェンされた2代目 (F48) が発表された。

アイターサイズは初代 (E84) に比べると全長:−46o、 全幅:+22o、全高:+67o、ホイールベース:−90o、の全長4,439mm x 全幅1,821mm x 全高1,612mmであり、結局長さは短く幅は広くとなっている。

スタイルは E84 のイメージが継承されているが全高は大きく異るから、見た目はよりSUV らしくなった。

インテリアでは最近の BMW の手法に従ってインパネトップパネルから飛び出したディスプレイや低目のセンタークラスター、その中にあるオーディオやエアコン等のパネルは 2 Series Gran Touer と同じモノだが、アチラは何故かオーディオパネルの位置が低い。

1Series は3Series と同様の電子式ATセレクターを装備しているが、X1 は新型になってもメカ式の直線パターンを使用している。2 Series の Activu Tuirer や Gran Turer では X1同様にメカ式だから、次期モデルでは1Series もメカ式に逆戻り、なんて事も有りえる。

注目は何れも3気筒の sDrive 18i (136hp) と sDrive16d (116hp) で、日本で発売されるかどうかは判らないが、これが大いなる買い得価格で販売されるとか‥‥まあ何とも言えないが。

ニューX1 は欧州では今年の秋頃から発売というから、日本向けも秋のモーターショーでお披露目されて来年くらいに発売、というところだろうか。それで一番の興味は日本での販売価格だが、さ〜て、どうなるのだろうか? 前述の3気筒モデルがあっと驚く戦略的価格で勝負してきて、ディーラーの駐車場には国産中級車がひしめき合う‥‥なんてことになるかな?

なお、例によってオリジナルデーターを参照する場合は
http://www.netcarshow.com/bmw/2016-x1/






2015/7/19 (Sun)
Posche GT3 RS <2>

フロントバンパー内のエアインテイクの形状は標準の 911 とは異なるようだ。フロントトランクリッド先端の縦方向に細いエアインテイクは Cayman GT4 と同一だろうか。

 

フロントのエアインテークを拡大すると、GT4 同様に細かいメッシュでガードされているなど、同じGT シリーズとしての共通性が見えるが、価格は倍以上も違うからメッシュガートのようなあまりコストの掛からない部分は共通にしている、というのは考え過ぎだろうか?

と、文章で解りにくいので Cayman GT4 の写真も比較用に貼っておく。はぁ? 解りにくいのはオマエの文章力が無いからだって? いや〜、流石にネット弁慶のお兄さん。口だけは減らないねぇ。

リアには巨大なウィングが付いているが、これは GT4 よりも明らかに大きく位置も高い。
またリアバンパーの形状はノーマルの 911系とは異なっている。

 

リアに ”GT3RS" というエンブレムがあるのは当然だが、何故か GT4 にはある ”PORSCHE" のロゴマークがついていない。

サイドビューはノーマルの 911 系と大きく変るところは無く、サイドアンダースポイラー等も無い。

そうは言っても、フロントフェンダーには大げさなエアアウトレット、そしてリアサイドクォーターパネルのエアインテークなど、GT3 RS 特有の部分もある。

タイヤはフロントが 265/35ZR20、リアが 325/30ZR21 というとてつもないサイズを標準としている。

ブレーキは当然のように PCCB (ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ) が付いていた。

GT3 RS は先代も入手難の代表みたいなもので、例えお金があっても日本向の正規輸入品を手に入れるのは至難の業であり、まあその希少価値がまた魅力なのだろう。ノーマルの911ならば、サラリーマンでも一世一代の買い物として長期計画で資金を貯めて新車で購入という例も聞くが、GT3 それも RS となるとオプション込みの総額は3千万円近いから話は別だ。おっと、その前に品物が無いのだった。

Cayman GT4 、911 GT3 RS というマニア垂涎のモデルを2つ紹介したが、コレで終わりかというとまーだまだ。最後に〆は別に用意してあるのでお楽しみに。

乞うご期待!
(とは言え期待されすぎても困るが)




2015/7/17(Fri)
Posche GT3 RS

軽自動車特集なんかで数日分を潰したお詫びとして前回は Cayman GT4 を紹介したが、今回はその続きとして Posche GT3 RS を取り上げてみた。GT3 RS については今更言うまでもなく911シリーズの最高峰であり、同じような GT シリーズとして Cayman GT4 の価格は一千万円強であるのに対して、こちらは何と二千数百万円だから2倍以上ということになる。

911 の主なラインナップを下表にまとめたが、ベースの911 Carrera だってカーマニアとしては一生のうち一度はオーナーになりたいという憧れのクルマだが、上を見ると限がないという言葉を地で行ったようなものだ。ところで、今や6MT を選択できるのはCarreara とCarrera S、そして今回のGT3 RS しか無くなってしまった。まあ GT3 にしても恐らく次回はパドルスイッチと2ペダルとなっているだろう。ということは、MTを買うタイミングは‥‥今でしょう!

GT3 RS は歴代モデルと同様で幅広のターボボディを流用したワイド仕様となっている。またエンジンは自然吸気の 4.0 L であり、ターボ化が常識の時代としては貴重な高回転型エンジンだ。これも近い将来は2.0 L ターボで500ps なんてことになるのだろう。

それでは以下にGT3 RS を写真で紹介するが、このクルマに対しては既に購入者が決まっているために車内の撮影が出来なかった。従ってエクステリアのみであることを予め了承願いたい。って言ったって了承できない、と言われてもどうしようも無いが‥‥。

例によってこの迫力は独特のものだが、リアフェンダーの張り出しの大きさが並みのクルマでは無いことを暗示している。

リアのウィングは Cayman GT4 と比べて高さが高くで目立ち度も満点だ。

エクステリアの詳細は次回紹介する予定としている。

つづく。




2015/7/16(Thu)
Volvo XC90 (2015)
このところ高級車の分野での SUV の盛況というのは、PORSCHE でさえもが Cayenne に加えて 更に下位モデルである Macan までラインナップに加えたことを見ても未だ衰えることを知らないような勢いであり、各車新型車の発表に余念が無いようだ。

そんな状況の中、(一応) 高級車メーカーのボルボからもフルサイズSUV XC90 のフルモデルチェンジが発表された。ボルボは元来大して高級なブランドでは無かったが、日本ではその戦略が上手くいっていたこともあり、所謂ベンツ・ビーエムのチョッと下ではあるが大衆向けのクルマとは一線を画しているという認識が、一部の中産階級の間で持たれていた。

しかし世界的には販売実績が芳しくなかったことから結局はフォードグループに身売りし、フォードは他にアストンマーチン、ジャガーとランドローバーも傘下に入れることで、これらをフォードPAG (プレミア・オートモーティブ・グループ)としてまとめていた。この時フォードはボルボをジャガーと同様の高級車として扱ったということは、日本での高級車扱いを参考にしたのか、何て思いたくなるくらいに、それ以前の世界の認識とは異なっていたと思う。

しかし、その後のフォードの経営不振とともにPAG 各社は売りに出されたが、ボルボは最後まで買い手が付かなかった。実際、フォードグループとなってからのボルボは更に凋落の一途を辿り、起死回生の小型プレミアムカーは実はマツダ アクセラのボディ違いだったとか、メインのV70 は時代遅れで故障も多く、これではユーザーが離れていくのは当然だった。

しかしその後、中国の大手自動車メーカーである吉利汽車が所属する浙江吉利控股集団の傘下となり、これが金は出すが口は出さないという有り難いスポンサーとなり、その後のボルボの新型車はフォード時代とは打って変わって充分に評価に値する内容となったが、やはり以前のイメージが抜けないことから日本での販売も決して順調ではないだろう。とはいえ中国メーカーの傘下という事は日本の人口に匹敵するくらい数の富裕層がいる中国という世界一の市場を相手にできることで、恐らく充分な販売台数は確保できるだろう。

スタイルは最近のクルマとしては随分と角ばっている印象で、一時期曲線を使い出したボルボだが、昔の四角四面のイメージに戻ったのだろうか。リアのデザインはDピラーに沿ってルーフ近くまで伸びるボルボのアイデンティティでもあるテールランプが継承されている。

アウターサイズは今回の発表資料には明記されていないが、既に米国のボルボサイトではスペックが発表されていて、これによると全長 194.8 in (4,948 o )x 全幅 84.3 in (2,141 o ) x 全高 69.9 in (1,775 o )、ホイールベース 117.5 in (2,985 o ) という馬鹿でかさで、取り分け全幅 2,141 o というのは日本では取り回で大きな問題となるだろうし、欧州向けとしてもデカすぎるから、要するに米国とか中国向けということだろう。

ボルボのインテリアといえば北欧家具を彷彿させる高級感や、最近では独特の北欧テイストと共にモダーンなデザインなど、マツダ ベースの時代でさえ内装はマツダとは大違いで、この辺が唯一の魅力だったが、 XC90 のインテリア写真を見ると意外に "普通" という感じだ。

エンジンは直4 2.0 L でスーパーチャージャーとターボチャージャーのツインチャージャーにより、米国サイトでは316hp (320ps) / 5,700rpm 295 lb-ft (400N-m) / 4,500rpm と記されている。

XC-90 の米国価格は$48,900〜54,500 で、これはAWD 300HP とスペック的に近いBMW xDrive35i の$56,200 より1万ドルくらい安い設定で、この辺がボルボの立ち位置というところか。なお来年には日本でも発売されるという噂で、BMW xDrive35i の国内価格 (798万円) から考えても一般的なモデルの価格は 700万円前後と推定できる。因みに国内で継続販売されている旧 XC-90 は678 ~ 729 万円だから、新型もこれと同等だろう。

なお、例によってオリジナルデーターを参照する場合は
http://www.netcarshow.com/volvo/2015-xc90/

また米国のボルボサイトで XC90 について参照するのは
http://www.volvocars.com/us/cars/new-models/all-new-xc90/specifications




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