B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2014/1/14(Tue) |
Nissan Qashqai (2014) |
昨日までの日記で紹介したニッサンの新型エクストレイルの兄弟で、主に欧州販売用のキャッシュカイ(日本国内ではデュアリス)が予想通りにFMCを実施した。元々キャッシュカイは英国で生産されているので、今回も恐らく欧州向けは英国生産品だろう。考えて見れば半世紀以上前にはニッサンは英国のオースチンをノックダウン生産して乗用車の基本技術を習得した訳で、それが今では日本で設計されたクルマを英国で生産するという、全く逆の状況になってしまった。
エクステリアは、何やらXトレイルとやけに似ている。まあ、よく見れば違うのだが、ちょっと見ただけでは区別が付かない。先代の場合は明らかに違うクルマだったのだが‥‥。 そして、インテリアに至っては全く同じ、と言っても間違い無さそうだ。 ただし、エンジンについては日本国内のXトレイルとは全く異なり ・1.2 DIG-T 115PS 190Nm :新開発のターボエンジンで自然吸気1.6Lよりも強力な加速をもたらす。 の4種類だが、日本国内のXトレイルとは全く異なるエンジンのラインナップにで、小排気量ガソリンターボやディーゼルエンジンという世界の主流となっている方式で、これはいざとなれば日本国内モデルにも欧州式の最新エンジンを流用できるということだ。 なお、オリジナル記事を参照したい場合は http://www.netcarshow.com/nissan/2014-qashqai/
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2014/1/13(Mon) |
新型エクストレイル<4> |
引き続きインテリアを紹介する。 インパネはセンターの最上部にエアアウトレットがあり、最近流行りの上部にディスプレイを配置して運転中の視線移動を最小限にするという方式ではないのが残念だ。 オーディオ&ナビは全グレードでオプションとなり、ナビにはラインオプションとディーラーオプションがある。写真はメーカーオプションでNissanConnectナビゲーションシステムという多機能タイプで、価格は31.8万円也とそれなりに高価格だから、ディーラーオプションで十分と考えるユーザーも多いだろう。 エアコンは廉価版の20Sがマニュアルで、20Xには写真のフルオートエアコンが標準装着される。 写真のクルマはメーカーオプションの純正ナビを装着しているので、外部入力やUSB端子などが装着されている。 ステアリングホイールを中心として左にスタータースイッチ、右には各種の制御系のスイッチがある。 エアアウトレットの縁取りの半つや消しクロームやカーボン風のインテリアトリム、そして指で押すと凹む弾性樹脂を使用したダッシュパネルなど、結構金が掛かっている。 フロア上のATセレクターにはCVT用として当然ながらマニュアルモードなどは無い。一部のクルマでは無断変速をワザワザ7速に見立てるマニュアルモードなどがあるが、あんまりメリットは無さそうだから、これで十分。 そして、写真のクルマは4WD使用だったために、セレクターの手前に選択スイッチがある。普通の舗装路ではAUTOを選んでも事実上はFF走行となるから、このタイプの4WDは雪道用と思ったほうが良いだろう。ただし、ロックも出来るようだから、多少のオフロードも走れるかもしれないが、副変速機を持った本物のオフロード車ではないので、単なる付加機能程度に考えた方が良さそうだ。 メーターは文字や指針がクッキリと輝いていたり、カラー液晶ディスプレイで凝ったっ表示をしたりと、個人の好き好きは別として如何にも日本車らしい。 ということで、新型エクストレイルの内外装を見てきたが、先代に較べると大型化と高級化によりワンランク上のクルマという感じだ。それで実際の走りはといえば、近日簡易試乗記にてアップ予定にて、乞うご期待!
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2014/1/12(Sun) |
新型エクストレイル<3> |
今回からはインテリアを紹介する。 例によってドアを開けた時の眺めはインテリアカラーのブラックに対してウエストラインから上のルーフまでがアイボリーとなっていて、これが明るさをもたらしている。この配色は上級モデルのみかと思ったらば、廉価グレードの20Sも同じのようだ。 試乗車は3列シート仕様だったが、サードシートは2+2スポーツカーの後席と良い勝負で、子供がやっとというスペースしかない。それでも2列めシートを一杯に前に出せば、う〜ん、やっぱり狭いし2列目の足元もギリギリになっしまう。 試乗車はのシート表皮は人工皮革とクロスのコンビで防水処理が施してある。この表皮は全グレードで標準装備となっている。シート調整は全て手動で、パワーシートのオプション設定はないようだ。 セカンドシートのバックレスト上部のレバーを引くと前傾し、後席へのアクセスが可能になるが、ハッキリ言って乗りにくい。
シートと同様に人工皮革を使用してステッチも入っているアームレストなど、それなりに高級感を持たせる努力はしている。リアドア(写真下)の開閉用ノブは位置はサードシートをからの使用を考慮している‥‥とは言い難い。 パワーウィンドウスイッチやミラー等の操作スイッチの質感も、まあ悪くない。 つづく。 |
2014/1/10(Fri) |
新型エクストレイル<2> |
引き続きエクステリアの残りから。 ヘッドランプは全グレードでハロゲンが標準で、20XにはオプションでLEDヘッドランプが装着できる。テールランプは特に表記はないが今時のクルマだからLEDだろう。 リヤウィンドウには低排出ガスや燃費基準+10%達成などのステッカーが貼ってあり、リアゲート下端にはPURE DRIVEというエンブレムも付いている。えっ? 何がPUREかって? それはニッサンに聞いてもらおう。 試乗車は7人乗りのために、折りたたみ式のサードシートが付いていた。勿論サードシートをセットするとラゲージスペースは軽自動車並になってしまうが、畳めば結構広いスペースがある。 リアゲート下端にはまさかのスイッチがあり、押してみたらばゲードは電動で閉まった。開ける時はキーを使ってリモコン操作が出来る。この機構は20Xに標準装備されている。 エンジンは2L 直噴のMR20DDで、同じ2Lでも旧モデルのQR20DEとは別モノとなっている。なお、ディーゼルについては旧型を併売していて、新型にも搭載されるかは微妙だそうだ。そして、近い将来にハイブリッドモデルが追加されるという。 タイヤは全グレードで225/60R17が装着されるが、今の時代に60タイヤを見ると、随分ハイトが高く見える。その昔は60といえば扁平タイヤの部類だったのに! ブレーキはフロントに鋳物製の型押しとはいえ2ピストンタイプを使用している。またリアにもベンチレーテッドディスクを採用していて、この点ではリアがソリッドディスクのホンダCR-Vよりも優っている。 次回はインテリアに目を移す予定。 つづく。 |
2014/1/9(Thu) |
新型エクストレイル |
ニッサンのミドルクラスSUVであるエクストレイルが昨年末にフルモデルチェンジ(FMC)された。そこで、早速内容を紹介しよう。
エクストレイルはデュアリスと兄弟車であり、主に欧州で販売されるのがディアリス(欧州名キャッシュカイ)でエクストレイルは国内が主となっている。先代までのエクストレイルは四角四面のデザインで、丸っこいデュアリスと対照的だったが、今回の新型は旧デュアリスに少し近付いた気がする。ところで、そのデュアリスも当然ながら近いうちにFMCされるだろう。 ニッサンマークをU字型のフレームで囲うグリルのデザインは先代から継承されているが、ライトなどはより近代化されている。リアは先代がウエストラインからルーフまで伸びるテールランプ、言ってみればボルボ ワゴンのようなデザインだったが、今回はオーソドックスなモノとなった。 サイズは先代よりも一回り大きく、CR−Vとほぼ同サイズとなった。CR−Vは米国の販売台数では小型車全体で8位という売れ行きだが、エクストレイルも同様な国際サイズとなったことで、本気の海外(北米)販売でも考えているのだろうか。 それにしても、CR−Vとはサイズのみならずエンジンスペックも価格も殆ど同じとなっている。 当然ながら、次回につづく。 |