B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2013/9/15(Sun) |
詐欺広告 |
あるサイトにアクセルしたら下の画像のように「スペイウェアを検出しました!」という警告が出た。 更に下端にはディスクの空き容量低下の警告まである。スパイウェアの警告は赤い枠が点滅していて、こんな派手なのが3つも出ると怪しすぎて返ってインチキ表示であることがバレるのにねぇ! この手の警告がどのサイトを開いても出るようなら、自分のパソコンにヤバいアドウェアを仕込まれた場合だが、自身のブラウザはマルウェアをチェックしたが感染していなかったし、このサイトでのみ表示されることから相手サイト側の問題だろう。要するにこれは単なるバナー広告で、詐欺ソフトの宣伝という訳だ。 「あっ、おまえ、エロサイトを見てたな!」なんて言われそうだが、これが出たのはマトモなサイトだから、相手サイトが乗っ取られたのか、それともそれとは知らずに怪しいアフィリエイトと契約しているのか? この詐欺商法については下記のリンク先に詳しい情報 「【スパイウェアが発見されました】詐欺広告がYouTubeやブラウザに出現した場合の削除方法」という記事があるので、詳細はそちらにて確認願うとして、前述のようにこれは単なる広告で、クリック先ではあたかもパソコンがウィルス感染しているがごとく偽のチェックプログラムで騙し、これまたインチキな駆除ソフトを売りつけるというもので、この手は以前からあったものだ。 【スパイウェアが発見されました】詐欺広告がYouTubeやブラウザに出現した場合の削除方法 まあ、b-otaku.com の読者は一般的にレベルが高いから、こんなペテンに引っかかることも無いだろうが、何も解らないのにやたらとフリーソフトをインストールしたり、知ったかぶってレジストリを弄ったり、というタイプのユーザーが結構いるらしい。
|
2013/9/13(Fri) |
HONDA New FIT |
国内の乗用車市場で最も売れているクルマの一つであるフィットがFMCされた。そこで、先ずは概要把握ということで、スペック一覧表を検証してみる。 フィットのエンジンラインナップは従来どおりの1.3Lと1.5Lガソリンエンジンに加えて、今回の目玉ともいうべきハイブリッドモデルがある。フィット ハイブリッドについては先代にもラインナップされていたが、モーターは14psという非力なもので、とてもトヨタ車に対抗できるシロモノではなかった。しかし、今度のハイブリッドは先代とは全く異なるもので、一覧表でフィトハイブリッドのライバルと思えるトヨタ アクアも比較対象としたが、驚くべき事にスリーサイズとホイールベースはほぼ等しく、エンジン排気量も同じで、唯一電気モーターに関してはアクアの方がパワーでは勝っているがトルクではそれ程変わらない。そしてハイブリッドの命である燃費はフィットがアクアより僅かではあるが勝っている。先代フィットは言ってみれば先行調査というかスタディモデルとも言うべきモノだったが、今回の新型は対アクアに関してはトヨタ得意の後出しジャンケンをホンダにやられた、というところか。 そして、もう一つ大事な要素である価格についても、フィットは極僅かではなるがアクアよりも安い設定となっている。 本題に入って、先ずはエクステリアを見ると、基本的に先代よりのキープコンセプトだが、先代のアウターサイズ(全長3,900 x 全幅1,695 x 全高1,525 o WB2,500o)に対して新型は全長が+5o、全幅は5ナンバーサイズの限界なので同じ、ホイールベースは+30oと全長方向に僅かに大きくなっている。 各バリエーションのフロント部分を見ると相違は少なく、最近流行りのバンパーのエアインテイクで差別化をすることもなく、スポーツグレードのRSでもせいぜいプロジェクタータイプのフォグランプが付いているくらいの違いしか無い。なお、これも最近の傾向であるハイブリッドモデルのフロントエンブレムがブルーという手法も使ってはいないが、ハイブリッドのグリルは多少異なってはいる。 次にリアーを見てみれば‥‥ これもハイブリッドとガソリンの大きな違いはなく、リアウィンドウ下端の水平なトリムが光物になるくらいだ。 そして我々クルマ好きにとっては最も興味のあるRSについては、赤い”RS”のエンブレム以外はそれらしきものは無く、バンパーンの下から辛うじて覗くショボい排気管を見ると、もう少し何とかならないのかよ、と言いたくなってしまう。RSというからにはハッタリでもいいから太いクロームメッキのマフラーカッター、できれば2本出しくらいはサービスしろよ!なんて感じだ。 次回も引き続きエクステリアを紹介する。 つづく。
|
2013/9/12(Wed) |
PORSCHE New PANAMERA<5> |
ポルシェといえば911、その911の定員は一応4人となってはいるが、あのリアシートでは大の大人が乗るのは相当にきついし、チョッと大柄だったらリアに乗り込む事すら不可能なくらいの空間だし、ボクスター/ケイマンはといえば、リアパッセンジャーシートがあるべき場所にはフラット6エンジンが居座っているから、そもそもリアシートなるものが存在しない。そんなポルシェとしては前代未聞のリアシート重視のモデルexecutiveが今回のMCを機にパナメーラのラインナップに追加された訳で、果たしてどんなものなのか、という興味もあるだろうから、今回は珍しくリアパッセンジャーエリアについて多少詳しく紹介する。 先ずはサイドスカットルを見ると、"executive"というロゴが付いたフロント顔負けの立派なプレートが目に入る。そしてリアシートのドア側先端辺りには電動シートの調整スイッチらしきものが見える。リアが電動って? という疑問が湧くが、何しろ"executive"というくらいだから、リアシートのバックレストや座面高さが調整出来ても不思議はないのだが‥‥。それでも、国産のショーファードリブンカーのようにオットマンやマッサージ機能が無いのは流石に欧州車だけのことはある。それにしても、日本のVIPというは下品というか、低レベルというか、まあ最近の日本の実業家というのは隠れキムチだらけというから、下品で当然かもしれないし、そんな輩からすれば、パナメーラなんて全く興味が持てないだろう。 リアコンソールも流石に立派で、フロントよりもスイッチが多いんじゃないか? なんて思うくらいだ。 そこで拡大してみると、シートの調整が大部分で、特に上部のエアアウトレットの真ん中にはベンチレーションシートの調整スイッチなどある。また当然ながらBピラーにはエアアウトレットも付いている。 それではGTSの後席はどうかといえば‥‥。 後席用センターコンソールには殆どスイッチ類が無いなど、用途の違いがハッキリ感じられる。それでもBピラーのエアアウトレットはちゃあんと付いている。この写真を見て気が付いたのはリアサイドウェインドウ用のデフロスターらしきものも見えることで、勿論executiveにも付いているだろう。 今回は3つのグレードについて結構詳しく紹介したので、5回に分けて写真も50枚を超えてしまったが、ポルシェマニアの中にはパナメーラなんてポルシェじゃあない! そんなモノには全く興味はない、と言いたいだろうが、まあ今回は我慢してもらうことにした。 |
2013/9/10(Tue) |
PORSCHE New PANAMERA<4> |
今回はインテリアの続きとしてインパネの比較から。
基本的にはインパネは共通であり、色とか材質で差別化しているという定番の手法となっている。まあ、それ以外にやりようが無いが‥‥。 素のパナメーラもGTSと比べて大きく変るところは無いが、インテリアのトリムやフィニッシュが多少コストダウンされている。といっても、ベースモデルとはいえ限りなく1千万円に近い価格だから、決して安いクルマでは無いし内装だって充分に高級だが、比較相手が2千万円に届こうというモデルなのであくまで相対的に‥‥ということだ。 クラリオンのオーディオ一体型ナビを純正品として使用しているのは前記型(というよりも全ての現行国内販売ポルシェ)と変わらず、当然センタークラスターの変更もない。 エンジンの始動方式も前記型と変わらず、インテリジェントキーを差し込んで捻るというアナログ感覚に拘っている。 センターコンソール上のPDKのセレクターやその左右にズラリ並ぶスイッチ類も前記型と変わらず、下の2グレードを比較するとオプションや標準装備品の違いにより、多少スイッチのアサインが異なるがユニット自体は同じものだ。 PDKのマニュアルシフト用ステアリングスイッチは建前上は今でも写真右下の変態スイッチだが、事実上は写真左下のパドルスイッチを選ぶユーザーが殆どだ。ただし、executiveのようにショーファードリブンならば、マニュアル操作はまず使わないだろうし、むしろステアリング操作スイッチが付くことから、変態スイッチも捨てがたいのかもしれない。 メータークラスターにはお馴染みの5連メーターが並び、ベースグレード以外は中央の大径メーターだけ少しグレーになっている。前期型で中央メーターは白に近いグレーだったのだが、今回は随分と黒く見える。なお、速度計のフルスケールはGTSが330q/hで、他は300q/hとなり、回転計のレッドゾーンもGTSが7,000rpmで他は6,500rpmという違いはある。 ペダルはGTSのみシルバーで、他はゴムの滑り止めの付いたタイプとなっている。 ということでインテリアを紹介して、いつもならここで終わりなのだが、今回はLWBのニューグレードも出たことだし、普段はあまり気にしないリアパッセンジャースペースについても、executiveを中心に紹介する。 つづく。 |
2013/9/9(Mon) |
PORSCHE New PANAMERA<3> |
今回はインテリアを見ることにする。 ベースグレードは前期型と大きな違いは無さそうだ。 グレード毎にシート表皮を比較したが、実はポルシェの場合は基本が原則としてオーダーメードだから、下の写真が標準装備品であるという確証は無い。それでもGTSのアルカンターラとか、executiveの中央部シート表皮がもの凄く小さいベンチレーションホールらしいとか、ヒントとなるものは結構見つかる。 ドアトリムは基本的に前期型から変わりは無い。 アームレストの操作スイッチ類も前期型から踏襲しているが、ドア開閉ノブの内部にあるロックスイッチは今回初めて見るような気がする。 ショーファードリブンが大部分であろうexecutiveのリアドアはインナートリムもフロント顔負けで、やはり後席優先となっているのが判るが、ポルシェといえばリアーシートなんてオマケ程度か、場合によってはリアシートが無い!場合も多々あるくらいだが、それがショーファードリブンのモデルを出すなんて世も末だ、と嘆いているポルシェファンの姿が目に浮かぶ。 リアのドアトリムには立派なスピーカーが埋め込まれていて、良く見ればBOSEのエンブレムが付いている。ポルシェは以前から上級オーディオにBOSEを純正装着している。 そしてフロントの眺めは、正に高級サルーンらしい豪華さで、これまた全くポルシェっぽくない。 つづく。 |