B_Otaku のクルマ日記

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2012年6月1〜15日
   
2012/6/15(Fri)  BMW 6-Series Gran Coupe


BMWより発表された6-Series Gran Coupe は言ってみれば5シリーズの4ドアクーペ版であり、何のことは無いBMWのカリーナEDというところか。



アウターサイズは全長5,007×全幅1,894×全長1,392mm、ホイールべースは2,968mmと6シリーズクーペよりも113mm長い。



エンジンバリエーションはV8ターボ 450psの650i、直6ターボ 320psの640i、そして直6ターボディーゼル 313psの640dの種類。さらに、650iには4WDのxDriveも設定される。



640dの動力性能は0〜100km/hが5.4秒という性能で、燃費は5.5〜5.7L/100km(17.5〜18.2km/L)と、この図体と性能からは想像もつかない程の低燃費を達成している


冒頭でBMWのカリーナEDだと記したが、写真を見る限りでは4ドアクーペとは言え、ある程度の実用性も備えていそうだし、なによりもBMWのことだから充分なボディ剛性を達成しているのだろう。それにしてもメルセデスにしろBMWにしろ、スタイリッシュな4ドアクーペを復活させているが、この手のアホなコンセプトならば得意中の得意である我が日本のメーカーは、今こそこの手のクルマを出すチャンスと思うのだが。





 


   
2012/6/12(Tue)  Morgan 3 Wheeler


もう40年以上前になるが、当時は毎月むさぼるように読んでいた雑誌カーグラフィックのグラビアに何やら奇妙なクルマが紹介されていた。そのフ ロントエンドを見た時の衝撃は今でも覚えている。ラジエターよりも前に載ったVツインエンジンはプッシュロッドやロッカーアームが見えるメカメカしさで、両端の大径だが細いタイヤはモーターサイクルのようだし、さらに後輪はといえば中央に1つ、すわなち3輪車だった。
これこそがモーガン3ホイーラーであり、実はこのクルマについては、既に
2011年2月28日の日記で紹介しているし、その現代版が出るらしいことまでは触れているのだが、その後の 情報が途絶えていた。そこで調べてみたらば既に英国では発売されていて、日本でも予約を受け付けていた。

発表されたオフィシャルフォットの代表的な写真を以下に紹介するが、詳細はページ下のサムネイルからご覧頂きたい。



2L Vツインエンジンは80bhp/5,250rpm、140Nm/3,250rpmを発生し、マツダ製の5速ミッションと組み合わされる。





このMorgan 3 wheelerは正規輸入代理店のモーガンオートイワセで価格は515.5万円から,、今現在、予約を受け付けているようだ。
http://www.morganauto.co.jp/newcar.html



ところで、このMorgan 3 wheelerの英オートカーによる動画が発表されている。このクルマの凄まじくマニアックな走りが良く表されていてマニア必見だ。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=lFg25Oit3AI



 


   
2012/6/11(Mon)  Nostalsic Car Show 2012 <10> (Nissan R381)


1968年に行われた第5回日本グランプリは開幕前から大変な盛況ぶりで、国内の各カーメーカーが本気で挑戦して来たのは、これが宣伝になると判ったからだろうか。そんな中でもニッサンは、それまではポルシェ906(カレラ6)を国産化したような2Lミッドシップエンジンのプロトタイプスポーツに属するレーシングカーであるR380をプリンス時代に開発して、本家のカレラ6と激しい死闘を繰り広げていた。ところが、第5回ではより大排気量のマシンである、R381で出場することが発表されていた。実はこの回からは米国主流のグループ7といわれたオープンレーシングカーの出場も許可されたことから、より有利なグループ7マシンに移行したのは、優勝を狙うならば当然でも あった。



そのR381はオープンボディに加えてテールにある大きなウィングが目を引いた。





このウィングはサスペンションの荷重を検出して油圧で角度を調整して、コーナーで内側の車輪に荷重をかけることでコーリング性能を上げるという、アイディア賞ものの装置が組み込まれていた。



エンジンはシボレー製 V8 5.5Lを搭載していたが、これは自製のV8レーシングエンジンの開発が間に合わなかったためと言われていた。



コクピットは当然ながらレーシング専用車らしく、無骨で実用本位のものだ。



当時はレーシングカーでもホイール径は小さかったし、タイヤのハイトも高かった。



このR381は見事に優勝と遂げたが、2位には何とグループ6でしかも2Lのポルシェ910(カレラ10)で、
残る2台のR381を完全に押さえてしまった。 なお、この年はニッサンのライバルであるトヨタがグループ7マシンのトヨタ7で出場したが、結果は8〜9位に終わった。それに対して前年までの主力モデルであり、2LというハンディがあるR308は3〜5位に並 び、結果をみれば2〜5位には2Lのマシンが並んでしまった。レースはパワーがあれば良いという物ではないことが証明された訳だ。
 


   
2012/6/10(Sun)  PORSHE Panamera GTS


何やら赤いクルマが・・・・。



最初、真正面から見たときは一瞬フェラーリか?と思うくらいだが、良く見れば4ドアだ。



後に回って良くみたらば、なんと、ポルシェ。それもパナメーラGTSだった。





外から見て目を引くのが、ディスクローターのハット部分がアルミ製だということだ。
このタイプは擦動部の鋳物とハット部のアルミという熱膨張係数のまるで違う材質を組み合わせて、どうやって熱歪を逃がすかという、難しい問題がある。そして、このタイプはアウディが随分前からS8などの上級モデルで実施していた。と、思ったら、今ではアウディとポルシェは同じフォルクスワーゲングループだった。
 


   
2012/6/9(Sat)  Nostalsic Car Show 2012 <9> (E Type)


ジャガーEタイプといえば、ロングノーズ、ショートデッキの代表的フロントエンジンスポーツカーであり、いかにも英国的センスの代名詞のようなクルマだ。

 

このスタイルはその後の国産高級スポーツカーであるトヨタ2000GTやフェアレディZに大いなる影響を与えていた。





こうして見るとバンパーは前後とも両サイドのみで、中間は通っていない。
ぶつけたらヤバそう。






こちらはオープンバージョンのロードスター。
ボディ全幅に対してトレッドが狭く、”ツラ位置”が大好きなヤンキー兄ちゃんが見たら卒倒しそうなくらいタイヤは奥に入っているが、それはそれでカッコ良い。



当時のスポーツカーといえばセンターロックのワイヤーホイールで、アルミホイールが無い時代ではスチールホイールに対して軽量ホイールといえばモーターサイクルのようなワイヤースポークしか無かった というわけだ。



これぞスポーツカー、というダッシュボードのデザイン。当時の国産スポーツカーも、この影響を受けていた。

 

精密そうな、いかにも良き時代の英国を思わせるメーター。



センタークラスター上部に並ぶメーターは、左から電流、燃料、油圧、水温となっている。この4つのメーターを付けるのは70年代の国産スポーツカーでも定番だったが、フェアレディZの3連メーターのように4つのメーターを2つの集合メーターにしていたりする場合が多かった。ジャガーのように、4つのメーターをずらりと並べたのは、 国産ではいすゞ117クーペが思い浮かぶ。



ジャガーといえば英国貴族のセンスと思われているが、創始者のウイリアム・ライオンズは自動車製造の見習い工から身を起こしたことでも判るように、ジャガーの世界は庶民がイメージする英国貴族の世界であり、ウッドやレザーなどの使い方も貴族社会のパロディー的なもので、本当の貴族が乗るのはスポーツカーはアストンマーチンやベントレーという事になる

とはいえ、ジャガーだって充分に高級で、カッコ良いが。
 


   
2012/6/7(Thu)  Nostalsic Car Show 2012 <8> (Murciélago)


現実路線のアベンシスに割り込まれて、後回しになってしまったスーパーカー特集だが、遅ればせながら続きとして、ランボルギーニ  ムルシエラゴ(Murciélago) LP670‐4SV を取り上げよう。ムルシエラゴの製造は2001年から2010年であり、既に製造は終了しているが、ミウラ→カウンタック→ディアブロと続いてきたランボルギーにのフラッグシップであるV12気筒搭載のミッドエンジンスポーツで、今現在はアヴェンタドール(Aventador)にその座を譲っている。



ルックスはこれぞスーパーカーというもので、これに比べればフェラーリなんて大人しいものだ。





V12気筒 6.5L 670psでトルクは67.7kg・mという、お化けのようなエンジンを1,565kgのボディに搭載しているから、パワーウェイトレシオは何と2.3kg/ps!



写真のLP670-4SVは4WD、670psを表しているようで、販売時の価格は4,688万円だった。まあ、このクラスでは高い価格も魅力のうち、ということか。



それにしても、後方視界の悪そうなボディ構造だ。



前方をヒンジにして真上に上げるドアは、立体駐車場に入れたらドライバーが出られなくなりそうだ。



5,000万円級の価格が嘘のように、出来の悪いコクピット。



メーターも夢が無いデザインで、エクステリアのカッコ良さと目の飛び出るような価格からは想像出来ないくらいにチャチだ。





以前、友人がカウンタックをバラした事があるそうだが、出来の悪いアルミ細工のようなシャーシーや手作りのアルミフレームに人口皮革をボンドで貼り付けたような内装など、芸術品のようなフェラーリと比べたら町工場の 一品生産品のような、なんとも唖然とするものだったそうだ。それでも、1999年にアウディの参加となったことで、徐々に品質も改善されているというし、今後は同じフォルクスワーゲングループとしてポルシェとの部品共有なども実施されれば、もっと改善されるとは思うが、どうせ庶民、いや並みの金持ちでも縁が無いものだから、どうでも良いとも言えるが。

次回は同じスポーツカーといっても、ランボルギーニ ミウラとは対極にあった、ジャガーEタイプを紹介する。
 


   
2012/6/6(Wed)  TOYOTA AVENSIS WAGON <2>


引き続きアベンシスのインテリアを見てみる。



Xiのインパネは、MC前と殆ど同じ。これがLiとなると、センタークラスター中央からコンソールにかけて木目調のパネルが使用される。



ドアのイン ナートリムは写真のLiでは2トーンカラーによりコントラストを付けたり、ドアノブのクロームメッキやグリップをシルバー仕上げとし、そしてパワーウィンドウのスイッチパネルも木目調と、華やかになっているが、 これに対してベースグレードのXiは大分地味となる。言い換えれば中途半端な木目模様なんて返って気になる、というユーザーにはXiがお勧めだ。



エアコンは全車フルオートでコントロールパネルも共通となっている。表示はショボイ液晶で、まるで¥998の電卓のようだから、特にLiの場合は木目の雰囲気とは違和感がある。

 

両車の違いはベースプレートがシルバー(Xi)か木目調(Li)か、というくらいで機能的には変わらない。



メーターは当然ながらトヨタ得意の自光式だが、以前のケバいのに比べれば随分と大人しくなった。 写真下段はエンジンOFFの場合だが、以前は真っ暗けだったのが、最近は薄っすらと普通のアナログメーターが見える。要するに点灯して使うのが前提の普通のアナログメーターと思えば雰囲気が判るだろうか。

さて、このアベンシスワゴンの狙いはといえば、今は無きトヨタのミドルクラス・ステーションワゴンユーザーの買い換え用、というところだろう。以前はクラウン エステート、マークⅡブリットなどミドルクラスからEセグメントまでのワゴンが発売されていたが、今や全て販売が終了している。そして、これらのワゴンはそろそろ買い替え時期にきているが、完全に絶滅してしまったトヨタのワゴンラインナップを埋める救世主(という程でもないが)としての役割を担っての登場といういう訳だ。まあ、どうせ販売台数は大したことはないと思うが、これを好きなユーザーは確実にいるから、それなりの販売台数は確保できるだろう。
 


   
2012/6/4(Mon)  TOYOTA AVENSIS WAGON


トヨタの欧州向けDセグメント車で英国で生産されているアベンシスは現行モデルにFMCされた2009年からは日本への輸入が途絶えていた。それが、ワゴンのみ昨年の9月より国内販売が開始されて、このモデルは当日記でも7月末に写真で紹介したが、早くも4月中旬にマイナーチェンジされた。
今回の変更は上級モデルのLiが追加されて事が大きな特徴となっている。



エクステリアはフロントグリルとリアのテールライトが大きく変更となったくらいだ。






2つのグレードの外観上の大きな違いはタイヤとホイールで、
ベースグレードのXiは6.6J×16ホイールに205/65R16タイヤ、上級モデルのLiでは7J×17ホイールに215/55R17タイヤの組み合わせとなる。



3ZR−FAE 4気筒 2L エンジンは152ps/6,200rpm 20.0kg・m/4,000rpmを発生する。
エンジンの変更は無く、またグレードによる差もない。



Xiのインテリアは布シートと加飾の少ないトリム類など地味な印象となる。内装色はブラックのみ。
Liはシート表皮やトリム類により高級な素材を使っている。内装色はグレージュのみ。内装色に選択肢がないのは販売数量が少ないからだろう。



Xiのシート表皮はヨーロッパ調の織り目の粗い平織りのファブリックシート。
Liはセンターがアルカンターラで両サイドが本皮となる。



このところ、日記では毎日のようにフェラーリやランボルギーにを紹介し、試乗記はといえば新型ポルシェ カレラSという、もう殆どハイパーインフレ状態になってしまったので、 スーパーカー特集の連載途中ではあるが、今回は現実的なクルマの紹介をやってみた。えっ? これでも全然現実的じゃあ無いって? 失礼しました。

おっと、いけねえ。肝心なことを言うのを忘れていた。
次回もアベンシス特集はつづく。
 


   
2012/6/3(Sun)  Nostalsic Car Show 2012 <7> (Lamborghini MURA)


今から45年前の1967年、当時はまだガキだったにも関わらず、一丁前の気持ちで高級自動車雑誌であったカーグラフィックを買っていたB_Otaku だったが、欧州のスポーツカーの写真やスペックに溜息をつきながら眺めていた誌面に発見したのがランボルギーニ ミウラだった。



徹底して低く、広くで、これが約半世紀前のクルマかと思うと、当時の衝撃の大きさが想像できる。
そのスペックは当時人気のルマンなどの耐久レースシリーズに出場しているプロトタイプスポーツカー(グループ6)のようで、公道を走る市販車の常識を飛びぬけていた。



リアミッドシップに横置きされた4L V12エンジンは370ps/7,700rpm 39.0kgm/5,500rpmという、当時としてはとてつもない大パワーだった。
下の写真は2009年の同ショーで撮影したもの。芸術的なV12は、眺めているだけでも飽きない。





しjかし、まあ、何処から見ても絵になる。



こちらは色違い。フェラーリといえばイタリアンレッドだが、ランボルギーにの場合は どうもレッドが似合わないような気がする。



サイドにはフェラーリのピンファリーナと同様で、ボディーメーカーであるベルトーネのエンブレムが貼ってある。日本もこれを見習ったらどうだろうか。例えば、フェアレディZだったら・・・・・”日産車体”とか??






ずらり並んだランボルギーニ。右からディイアブロ、ガヤルド、ムルシェラゴ。
そこで、ミウラを加えた4車種のスペックを一覧表に纏めておく。
 
   
Lamborghini Lamborghini Lamborghini Lamborghini
      MURA P400S Diablo SV Gallardo Murcielago
LP670‐4SV
 

生産時期

  1968-1973 1998-2000 2003- 2001-2010

寸法重量乗車定員

全長(m)

4.360 4.470 4.300 4.705

全幅(m)

1.760 2.040 1.900 2.058

全高(m)

1.080 1.150 1.165 1.135

ホイールベース(m)

2.500 2.650 2.560 2.665

駆動方式

MR 4WD(Nud.Eng.)
 

トレッド(m)

1.412 1.540 1.622 1.635
    1.412 1.640 1.592 1.695

車両重量(kg)

  1,040 1,530 1,430 1,565

乗車定員(

  2

エンジン・トランスミッション

エンジン種類

  V12 DOHC V10 DOHC V12 DOHC

総排気量(cm3)

3,929 5,707 4,960 6,496
 

最高出力(ps/rpm)

370/7,700 530/7,100 520/8,000 670/8,000

最大トルク(kg・m/rpm)

39.0/5,500 61.7/5,500 52.0/4,250 67.3/6,500

トランスミッション

5MT 6MT(6AT) 6Seq
 

パワーウェイトレシオ(kg/ps)

2.8 2.9 2.8 2.3

サスペンション・タイヤ

サスペンション方式

ダブルウィシュボーン

ダブルウィシュボーン

タイヤ寸法

205HR15 235/35ZR18 235/35ZR19 245/35ZR18
    205HR15 335/30ZR18 295/30ZR19 335/30ZR18

ブレーキ方式

前/後 Vディスク/Vディスク

価格

車両価格(発売当時)

−万円 2,250万円 2,145(2,250)万円 4,688万円

備考

P400(350ps):
1967-1969
GT(575ps) :
3,750万円
LP570-4:
2,913万円
LP640:
3,751万円

ランボルギーにはフェラーリ以上にスーパーカーらしさ、というかハッタリというか、スペック勝負という感じがする。実際に速いのかどうかといえば、さて?

次回は、上記のスペックでも一際怪しい、もとい一際高性能な、これぞランボルギーにというMurcielago LP670‐4SV を写真で紹介する。
 


   
2012/6/2(Sat)  Nostalsic Car Show 2012 <6> (DINO 206GT)


DINOは1968年からフェラーリが生産したミッドシップスポーツだが、V12ではないことからフェラーリとは呼ばれない。



フェラーリとしては初の量産型ミッドシップエンジン車だが、スタイルは当時の12気等フェラーリに共通するフロントエンドや、1,115mmという極端に低い全高など、今でもファンが多い。





エンジンはV6 2L 180ps/7,400rpm 17.9kg・m/5,600rpmで、製造はフィアットで、このエンジンを積んだフロントエンジン2+2クーペのフィアット ディーノや2座オープンのディーノスパイダーにも搭載された。



ここで、今まで紹介したディーノを含むフェラーリについてのスペックを一覧表にしておく。
   
Ferrari Ferrari Ferrari Dino
      F50 F430 Spider F355 206GT
 

生産時期

  1995-1997 2005-2009 1994-1999 1967-1969

寸法重量乗車定員

全長(m)

4.480 4.512 4.250 4.150

全幅(m)

1.986 1.923 1.900 1.700

全高(m)

1.120 1.214 1.170 1.115

ホイールベース(m)

2.580 2.600 2.450 2.280

駆動方式

MR
 

トレッド(m)

1.620 1.669 1.515 1.425
    1.602 1.616 1.610 1.400

車両重量(kg)

  1,230 1,420 1,440/1,470 900

乗車定員(

  2

エンジン・トランスミッション

エンジン種類

  V12 DOHC V8 DOHC V6 DOHC

総排気量(cm3)

4,696 4,308 3,495 1,987
 

最高出力(ps/rpm)

520/8,500 490/8,500 380/8,200 180/7,400

最大トルク(kg・m/rpm)

48.0/6,500 47.4/5,250 36.7/5,800 17.9/5,600

トランスミッション

6MT 6MT/6セミAT 5MT
 

パワーウェイトレシオ(kg/ps)

2.4 2.9 3.8/3.9 5.0

サスペンション・タイヤ

サスペンション方式

ダブルウィシュボーン

ダブルウィシュボーン

タイヤ寸法

235/35ZR18 225/35ZR19 225/40ZR18 185VR14
    355/30ZR19 285/35ZR19 265/40ZR18 185VR14

ブレーキ方式

前/後 Vディスク/Vディスク

価格

車両価格(発売当時)

−万円 2,514-2,671万円 1,550-1,735万円 −万円

備考

 

 クーペ:2,329
   -2,468万円

  日本未発売

フェラーリと共にスーパーカーといえば脳裏に浮かぶのはランボルギーニ。
次回からはランボルギーに紹介する。
 



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