今回は先ず新旧1シリーズのスペック比較から
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BMW 新1シリーズ (F20) |
BMW 先代1シリーズ (E87) |
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116i |
120i |
116i |
120i |
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車両型式 |
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DBA-1A16 |
DBA-1A16 |
LBA-UE16 |
LBA-UD20 |
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寸法・重量・乗車定員 |
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全長(m) |
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4.335 |
← |
4.240 |
← |
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全幅(m) |
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1,765 |
← |
1.750 |
← |
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全高(m) |
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1,440 |
← |
1.400 |
← |
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ホイールベース(m) |
2.690 |
← |
2.660 |
← |
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駆動方式 |
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FR |
← |
← |
← |
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最小回転半径(m) |
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5.1 |
← |
← |
← |
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車両重量(kg) |
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1,400 |
1,420 |
1,390 |
1,410 |
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乗車定員(名) |
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5 |
← |
← |
← |
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エンジン・トランスミッション |
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エンジン型式 |
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N13B16A |
← |
N43B16A |
N43B20A |
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エンジン種類 |
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I6 DOHC Turbo |
← |
I4 DOHC |
← |
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総排気量(cm3) |
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1,598 |
← |
1,599 |
1,995 |
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最高出力(ps/rpm) |
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136/4,400-6,450 |
170/4,800-6,450 |
122/6,000 |
170/6,700 |
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最大トルク(N・m/rpm) |
22.4/1,350-4,300 |
25.5/1,500-4,500 |
16.3/4,250 |
21.4/4,250 |
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トランスミッション |
8AT |
← |
6AT |
← |
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燃料消費率(km/L)
(10・15/JC08モード) |
17.6/16.6 |
17.2/16.6 |
14.2/ NA |
14.4/ NA |
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パワーウェイトレシオ(kg/ps) |
10.3 |
8.4 |
11.4 |
8.3 |
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サスペンション・タイヤ |
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サスペンション方式 |
前 |
ストラット |
← |
← |
← |
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後 |
5リンク |
← |
← |
← |
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タイヤ寸法 |
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205/55R16 |
← |
195/55R16 |
205/55R16 |
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ブレーキ |
前/後 |
Vディスク/ディスク |
← |
← |
← |
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価格 |
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日本国内価格 |
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308.0万円 |
367.0万円 |
299.0万円 |
364.0万円 |
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備考 |
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Style, Sport:
318万円 |
Style, Sport:
387万円 |
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新型の場合、116iと120iはエンジンチューニングのみの違い、というか恐らくコントローラの中の制御データーのみの違いだろう。その証拠にエンジン型式はどちらも13B16A、いやそれどころか
車両型式も両車共にDBA-1A16で同じだった。それなのに価格差は59万円もある。制御違いで59万円もボッタクるのか?と、思ったら、両車は標準装備が異なっていた。
そこで、オプション価格を調べてみたらば
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装 備 |
116i |
120i |
オプション
価格(円) |
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サーボトロニック(車速感応式パワーステアリング) |
□ |
■ |
35,000 |
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電動フロントシート(運転席メモリー機能付き) |
□ |
■ |
161,000 |
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マルチファンクションステアリング |
□ |
■ |
25,000 |
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コンフォートアクセス |
□ |
■ |
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ETC車載システム(ルームミラー内臓タイプ) |
□ |
■ |
135,000 |
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ライトパッケージ(ドアハンドル照明、リーディングライト他) |
□ |
■ |
パッケージ |
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ストレージ・パッケージ(インパネ下部収納スペース他) |
□ |
■ |
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■標準装備 □オプション |
オプション合計 |
356,000 |
ということは価格差59万円の内、35.6万円はパワーとは関係無い便利装備だから、残りは23.4万円で、これがチューニング代?
まあ、その中には足回りの変更とかもあるのかもしれないから、安易にボッタクりとも言えないが・・・。
直4 1.6L ツイン・スクロールターボのN13B16Aエンジンが入ったボンネット内は、前後方向に余裕があるから、近い将来には直6
ターボエンジンが載ることも有り得る。
エクステリアやエンジンを見たところで、今度はいよいよドアを開けて室内を見ることにしよう。
Styleはサイドサポートが穏やかなコンフォートタイプのシート形状が標準となる。
Sportの場合は、サイドサポートのしっかりしたスポーツシートが標準となる。
Styleの標準シートの表皮はサイドがレザーでセンターがファブリックのコンビシート。
Sportはファブリック表皮に赤いステッチが入っている。
なお、双方とも電動調整でメモリーも付いている。なお、側面の調整スイッチの数がSprotの方が多いのはサイドサポートの電動調整スイッチがあるためで、サイドサポートがきついスポーツシートには有用な装備だ。
ドアのインナートリムもStyleとSportでは異なり、クロスはシート座面に準じた材質で、ドアグリップの表面処理は室内のトリムと同様となる。
Styleの標準トリムはホワイト・アクリル・ガラス・トリムというもので、要するに樹脂の表面にガラス光沢の白い表面処理をしたものだ。これに対してSportの場合はハイグロス・ブラック・トリムという、要するに黒い表面処理をしたものだ。
次回も引き続きインテリアを紹介をする。
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