B_Otaku のクルマ日記
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2010年1月
2010/1/28(Thu) |
2009年輸入車販売台数 |
2009年の輸入車販売台数が既に発表されている。
上位20社について下の表にまとめてみた。
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2009年輸入車販売台数 |
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|
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|
順位 |
メーカー名 |
累
計
台
数 |
|
本年 (c) |
シェア% |
前年 (d) |
c/d% |
|
1 |
VW |
37,928 |
21.24 |
45,522 |
83.3 |
|
2 |
BMW |
29,090 |
16.29 |
35,945 |
80.9 |
|
3 |
Mercedes-Benz |
28,740 |
16.10 |
37,002 |
77.7 |
|
4 |
Audi |
16,171 |
9.06 |
16,040 |
100.8 |
|
5 |
BMW MINI |
11,002 |
6.16 |
12,744 |
86.3 |
|
6 |
Toyota* |
10,079 |
5.65 |
15,142 |
66.6 |
|
7 |
Volvo |
6,358 |
3.56 |
7,657 |
83.0 |
|
8 |
Suzuki* |
5,399 |
3.02 |
1,835 |
294.2 |
|
9 |
Peugeot |
4,365 |
2.45 |
6,171 |
70.7 |
|
10 |
Fiat |
4,345 |
2.43 |
3,381 |
128.5 |
|
11 |
Porsche |
3,214 |
1.80 |
3,864 |
83.2
|
|
12 |
Ford |
3,049 |
1.71 |
3,818 |
79.9 |
|
13 |
Alfa Romeo |
2,283 |
1.28 |
2,205 |
103.5 |
|
14 |
Renault |
1,755 |
0.98 |
2,251 |
78.0 |
|
15 |
Honda* |
1,624 |
0.91 |
2,578 |
63.0 |
|
16 |
Citroen |
1,400 |
0.78 |
1,497 |
93.5 |
|
17 |
Dodge |
1,267 |
0.71 |
1,569 |
80.8 |
|
18 |
Jaguar |
1,257 |
0.70 |
2,143 |
58.7 |
|
19 |
Cadillac |
1,017 |
0.57 |
1,069 |
95.1 |
|
20 |
Jeep |
1,010 |
0.57 |
2,352 |
42.9 |
|
|
その他 |
7,174 |
4.02 |
14,446 |
49.7 |
|
|
合 計 |
178,527 |
100.00 |
219,231 |
81.4 |
|
|
*は国産メーカーの海外生産車 |
|
|
これを見ればベスト3のお馴染みブランドは2008年に対して約80%、すなわち20%の減少となっている。4位のアウディは前年と変わらない売り上げを見せる健闘ぶりだが、その理由を考えてみると特に思い当たる大ヒットの新製品もないから、これは地道な販売努力だろうか。
5位のMINIはMINIとそのバリエーションのみの単独車種なのに随分と売れているが、販売自体は14%減と世相には勝てなかったようだ。6位のトヨタは国産車の海外生産分が輸入車にカウントされているので除くと、次はボルボとなる。
実はボルボは2005年には13,734台を売り、アウディを抜いて4位の座を確保していた。しかし、フォード傘下になってからの品質の低下は著しく、2002年にV70に試乗したときは、動力性能、安定性、内装などのどれをとっても及第点は取れず、しかも価格はBMWやメルセデスに近いという、一体誰が買うんだい?といえるシロモノだった。その後、当時の車を買ったユーザー
の欠陥車問題でボルボが
逆切れして逆に訴訟を起こした事から訴訟合戦となったり、輸入元の
滅茶苦茶な意向に背く老舗のディーラーが潰されたりと、クルマの出来の悪さに
輸入元の経営陣(フォード本社よりの出向者)のタチの悪さが相乗効果となって、2006年:1,0885台、2007年:1,1097台
で大きく販売台数を下げ、問題が本格的にクルマ好きの間に浸透した2008年には上表のように7,657台と大きく売り上げを落としてしまった。
それにしても酷い話で、被害者が徹底的に戦ったから良かったものの、悪徳弁護士の悪事には空いた口が塞がらない。
ところが、最近は日本の国の将来を左右するような大事で、悪徳検事による違法な世論操作が行われているという大変な事態となっている。ネットでこの手の情報をシッカリ集めている人ならば既に当然の事実ではあるが、何も知らない所謂B層の人々はこの事態に全く気づいていない。このサイトはレベルの高い読者が多いようなので、これらの事実は当然ならがご承知とは思うが、念のためにリンクを貼っておく。
裏金問題
違法捜査
道路交通法にしたところで、非現実的な低い制限速度を制定して、時と相手を警察の判断で何時でも検挙できることを見ても、この国の官僚によるインチキな制度は歴然で、これを真に国民の為の国に変えるチャンスを絶対に潰さないためにも、折角達成した政権交代を潰すような事は絶対にあってはならない。
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2010/1/26(Tue) |
HONDA CR-Z |
話題のハイブリッドスポーツクーペである、ホンダCR−Zは既に報道されているように、発表・発売は2月25日で価格は「α」(アルファ)が249.8万円、「β」(ベータ)が226.8円で、CVTと
6MTは同価格。 βはベースグレードでアルミホイールや革巻きステアリング、スマートキーなどが付かないために、事実上の売れ筋はαとなるようだ。
ナビはオプション(28万円)の為に、αにナビを付けると278万円となり、ライトウェイトスポーツとしては決して安くはない。それでも、発売当初は例によってホンダファンが殺到してバックオーダーを抱えることは間違いない。


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2010/1/19(Tue) |
パナメーラ vs 軽自動車 第6回 |
さて、今までパナメーラとルークスの各部を比べてきて、結局実用的にはルークスだって機能は充分に満たしているという事を再認識したと共に、高級感・付加価値なのでは10倍の価格であるパナメーラはそれなりの優位点があるという、言ってみれば当たり前のことを再確認したかたちとなった。
それでは、性能差はどうなのだろうか?クルマは走ってナンボだから、走行性能を比べないと片手落ちである。ということで、2車のスペックを比較してみる。この比較はそれぞれのターボモデルも加えた4車種としてみる。
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|
|
PORSCHE |
PORSCHE |
NISSAN |
NISSAN |
|
|
|
PANAMERA S |
PANAMERA
TURBO |
ROOX Higway STAR |
ROOX Higway STAR TURBO |
|
車両型式 |
|
970M48A |
← |
ML21S |
← |
|
寸法・重量・乗車定員 |
|
全長(m) |
|
4.970 |
← |
3.395 |
← |
|
全幅(m) |
|
1.930 |
← |
1.475 |
← |
|
全高(m) |
|
1.420 |
← |
1.735 |
← |
|
ホイールベース(m) |
|
2.920 |
← |
2.400 |
← |
|
駆動方式 |
|
FR |
4WD |
FF |
4WD |
|
最小回転半径(m) |
|
5.1 |
← |
4.5 |
← |
|
車両重量(kg) |
|
1,880 |
2,100 |
930 |
960 |
|
乗車定員(名) |
|
4 |
← |
← |
← |
|
エンジン・トランスミッション |
|
エンジン型式 |
|
M48 |
← |
K6A |
← |
|
エンジン種類 |
|
V8 DOHC |
V8 DOHC Turbo |
I3 DOHC |
I3 DOHC Turbo |
|
総排気量(cm3) |
|
4,806 |
← |
658 |
658 |
|
最高出力(ps/rpm) |
|
400/6,500 |
500/6,000 |
54/6,500 |
64/6,000 |
|
最大トルク(kg・m/rpm) |
51.0/5,000 |
71.4/4,500 |
6.4/3,500 |
9.7/3,000 |
|
トランスミッション |
|
7AT(PDK) |
← |
CVT |
← |
|
燃料消費率(km/L)
(10/15モード走行) |
|
9.1 |
7.7 |
21.5 |
20.0 |
|
パワーウェイトレシオ |
(kg/ps) |
4.7 |
4.2 |
17.2 |
15.0 |
|
サスペンション・タイヤ |
|
サスペンション方式 |
前 |
ダブルウィシュボーン |
← |
ストラット |
← |
|
|
後 |
マルチリンク |
← |
トレーリング・リンク |
← |
|
タイヤ寸法 |
前/後 |
F:245/50ZR18
R:275/405Z18 |
F:255/45ZR19
R:285/40ZR19 |
165/55R14 |
← |
|
ブレーキ方式 |
前/後 |
Vディスク/Vディスク |
← |
ディスク/ドラム |
Vディスク/ドラム |
|
価格 |
|
車両価格 |
|
1374.0万円 |
2016.0万円 |
146.5万円 |
171.5万円 |
|
備考 |
|
|
|
|
|
さてさて判っていたとはいえ、こうして表にしてみると、なんとまあマンガみたいな事になってしまった。特にコメントはしないので、皆さんご自身で判断くただくことにしよう。
ところで、この比較は余りにも極端だったので、NAの両モデルの平均価格はといえば
(1374+146.5)/2=760万円也
うわっ、これでも世間からいえば相当な高級車だ。ちなみに760万円クラスのクルマといえば
BMW530i 780万円
メルセデスベンツE300アバンギャルド 780万円
なぁ〜んと、憧れの高級パーソナルセダンが買えるではないか。
というわけで、6回にも渡って連載した割には大した結論は出なかった。
−−完−−
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2010/1/14(Thu) |
【速報】 BMW
535i GRAN TURISMO
3 |
前回につづき、室内を見てみよう。今回は詳細について。

メーターパネルは新7シリーズと共通のようだ。

オーディオとエアコンのコントロールパネル、更に上部のエアーの噴出し口も新7シリーズと共通のデザインとなっている。

そしてATセレクターとiDRIVEのコントローラや周辺のスイッチ類までも新7シリーズと共通だった。

リアのエアコン吹き出し口はフロントセンターコンソールの終端から出てくるが、他社の高級モデルのようにBピラーからも出てくる事は無い。また後席からのエアコンやオーディオのコントロールも出来ない
(ただし、オプションはあるようだが)。

ガラスサンルーフは前後方向に極めて長い。
5シリーズグランツリスモは基本が7シリーズであり、日本でのラインナップは今回紹介した535i(878万円)の他にはV8 4.4ℓツインターボ(407ps)の550iが1,114万円で設定されている。
詳細は以下の一覧表を参照願おう。
|
|
|
BMW |
BMW |
BMW |
BMW |
|
|
|
535i
GRAN TURISMO |
550i
GRAN TURISMO |
740i |
530i |
|
車両型式 |
|
SN30 |
SN44 |
KA30 |
NU30 |
|
寸法・重量・乗車定員 |
|
全長(m) |
|
5.000 |
← |
5.070 |
4.945 |
|
全幅(m) |
|
1.900 |
← |
1.900 |
1,845 |
|
全高(m) |
|
1.565 |
← |
1,490 |
1,510 |
|
ホイールベース(m) |
|
3.070 |
← |
← |
2.900 |
|
駆動方式 |
|
FR |
← |
← |
← |
|
最小回転半径(m) |
|
5.5 |
← |
← |
5.7 |
|
車両重量(kg) |
|
2,020 |
2,150 |
2,020 |
1,650 |
|
乗車定員(名) |
|
5 |
← |
← |
← |
|
エンジン・トランスミッション |
|
エンジン型式 |
|
N55B30A |
N63B44A |
N54B30A |
N52B30A |
|
エンジン種類 |
|
I6 DOHC Turbo |
V8 DOHC Turbo |
I6 DOHC Turbo |
I6 DOHC |
|
総排気量(cm3) |
|
2,979 |
2,996 |
2,979 |
2,966 |
|
最高出力(ps/rpm) |
|
306/5,800 |
407/5,500 |
326/5,800 |
272/6,650 |
|
最大トルク(kg・m/rpm) |
40.8/5,000 |
61.2/4,500 |
45.9/4,500 |
30.6/2,750 |
|
トランスミッション |
|
8AT |
← |
6AT |
← |
|
燃料消費率(km/L)
(10/15モード走行) |
|
9.4 |
7.4 |
7.8 |
9.4 |
|
パワーウェイトレシオ |
(kg/ps) |
6.6 |
5.3 |
6.2 |
6.1 |
|
サスペンション・タイヤ |
|
サスペンション方式 |
前 |
ダブルウィシュボーン |
← |
← |
ストラット |
|
|
後 |
インテグラル・アーム |
← |
← |
← |
|
タイヤ寸法 |
前/後 |
245/50R18 |
F:245/45R19
R:275/40R19 |
245/50R18 |
225/50R17 |
|
ブレーキ方式 |
前/後 |
Vディスク/Vディスク |
← |
← |
← |
|
価格 |
|
車両価格 |
|
878.0万円 |
1114.0万円 |
1064.7万円 |
780.0万円 |
|
備考 |
|
|
|
|
2010年FMC予定 |
こうしてみれば、5シリーズGTが7リシーズとホイールベースが同一で車幅もほぼ同じ。サスペンション形式も同一ということは、プラットフォームを共有しているという
話は成る程と思わせる。
それにしても、このGTシリーズの位置づけというのは一体何なのだろう。5シリーズ(E60)のモデル末期に全く違う系統の5シリーズをサルーンに先がけて発売するというのも、意味がよく判らない。何より、日本で売れるかといえば、真っ当な5シリーズセダンの代わりに代替するユーザーがいるとは思えない。それに価格も高い。欧米では5ドアハッチバックというのは、其れなりに人気があるとも言われているが、さて実際はどうなのだろうか?
グランツリスモは5シリーズとはいえ殆ど7シリーズ並みのスペックだが、今年中には発売される新5シリーズセダンはどうなるのだろうか?現行(E60)に対して大型化と高級化が進むのだろうか?今年は当分話題に事欠かないようでもある。
−−完−−
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2010/1/5(Tue) |
パナメーラ vs 軽自動車 第3回 |

写真でも判るようにパナメーラが低く広いのに対して、ルークスは狭く高い。実際の数字では
パナメーラ: 全幅1,930×全高1,420mm
ルークス: 全幅1,475×全高1,735mm
となり、数字上でもこれだけ極端に縦横比が違うとは驚きだった。
クルマというのは人も運ぶが、荷物を運ぶというのも重要な機能だ。そこで両車のラッゲージスペースを比べてみると

水平方向は流石にパナメーラの方が広そうだが、圧倒的は差は感じられない。それどろこか、ルークスはリアシートを畳めば圧倒的なスペースを確保できるし、何より高さ方向のスペースにおいてはパナメーラは全く太刀打ちできない。
ということで、ラッゲージスペースについては150万円のルークスが千数百万円のパナメーラに圧勝という結果となってしまった。
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2010/1/2(Sat) |
パナメーラ vs 軽自動車 第2回 |
昨年末に予告したように、今回からパナメーラvs軽自動車という企画を不定期に連載していく予定だ。
比較の対象としてはパナメーラSと日産ルークスハイウェイスターを取上げてみる。パナメーラについては現在は”S”がベースグレードな
事と、試乗記用に撮影した写真も豊富にあることから、このグレードを選んだ。
そして軽自動車の代表としては日産ルークス ハイウェースターで、これはスズキ パレットSWのOEM版だ。
では日産ブランドを選んだ理由はといえば、業販が多いスズキディーラーよりも高級車も扱っていて試乗車の準備も万全な日産ディーラーの方が実車の調査がやり易い事と、単純に懇意にしているスズキディーラーが無いことも理由だ。
実は価格差がより大きいほうがインパクトがあるかと思って、最初は新型アルトを比較対照とすることも考えたが、幾らなんでも最上級ブレード以外にはシートの上下調整すら出来ない車種ではマトモな比較は難しいとの結論から、軽としては高価だが基本装備が充実しているパレットSW相当のルークス・ハイウェイスターを選んだ。
なお、このシリーズの比較写真等では全て左側がパナメーラ、右側がルークスとする。

因みに、価格はパナメーラSが1,374万円(オプション仕様によっては軽く1500万円)、ルークスハイウェイスターが146.5万円だから、
なんと一桁違うことになる。

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2010年2月←
→2009年12月 |
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