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2023/2/19 (Sun) MURUTI SUZUKI EECO
インドのスズキ子会社、マルチ・スズキは昨年11月、ミニバン的な7人乗り小型車「イーコ(EECO)」を発売したが、これは従来もモデルよりも更にエンジン出力と環境性能を改良したもので、先代は2010年に発売した際に、僅か2ねんで10万台以上を売り上げていた。
スタイルは見ての通りで、実用一点張りだ。
アウターサイズは全長 3,675 x 全幅 1,475 x 全高 1,825 mmで、これは、以前日本でも以前発売(1999 ~ 2005)していたスズキ エブリィ プラスの全長 3,710 x 全幅 1,505 x 全高 1,900 mm に近い。
と思って、写真を比べてみると‥‥
ややっ、そっくりだ。
室内は当然質素だが、まあ実用上は問題は無いだろう。
ダッシュボードも如何にも設計が古いが、まあ20年前の基本設計と思えばこんなものだろう。
エンジンは K12N 4気筒 1,197cc 59.4 kW (82ps) / 6,000rpm、104.4Nm / 3,000rpm で、これは日本仕様の K12C 67kW(91PS)/6,000rpm 118Nm(12.0kg·m)/4,400rpm よりも性能的には劣っている。
イーコのインド国内価格は51万ルピー(約80万円)から81万3000ルピー(約128万円)で、これを聞いて「インドではスズキの7人乗りミニバンが80万円で買える」と、大騒ぎした奴もいるかもしれないが、20年前の小型商業車を殆どそのまま生産しているのだから、安いのは当然だろう。その分、安全性などは大いに疑問があるが、そんな事は二の次なのだろう。
しかし、スズキは上手い商売をしているものだ。
なお、詳細はマルチスズキのホームページにて
⇒ https://www.marutisuzukicommercial.com/eeco-tour-v#home