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2020/7/19 (Sun) Nissan Ariya (2021)
このところ増々落ち目の日産が、唯一の強みである電気自動車 (EV) で勝負すべく、15日に発表したのが SUV のアリア (Ariya) で、実際の発売は 2021年の中盤とされている。
1年後の発売とはいえ、今回発表されたプロトタイプはほぼ量産仕様と同じという。
エクステリアは流行りのクーペタイプ SUV でサイズはマツダ CX-5 に近い中型 SUV となる。フロントグリルは最近の日産のもの、と言えば言えるが、一目で日産車と判る、というモノでも無い。
横一直線に走るリアコンビネーションランプのラインなど、これも最近のトレンドだが、言ってみればフロントと共に日産のアイデンティティは感じられない。
インテリアは EV らしくシンプルだがハイテク表示を多用しているようだ。と言っても決して最先端という物でも無い。
大型のリチウム電池を積む EV としてはリアラゲージエリアはフラットで、これは背の高い SUV が EV としてのレイアウトにアドバンテージがある事が判る場面で、その意味では SUV タイプの EV は今後の主流となるかもしれない。
価格は 500万円くらいと言われているから、内容に対しては安いのかもしれないが、一般の家庭では クルマに 500万円かけるのは稀だろう。
なお何時ものようにアリアの詳細は下記にて。
⇒ https://www.netcarshow.com/nissan/2021-ariya/
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2020/7/15 (Wed) 米国小型車販売台数 2020年前期【更新】
米国の小型車販売台数第2四半期 (4~6月) と前期 (1~6月) 分について、2月5日の日記ではMercedes-Benz USA と Jaguar Land Rover N.A. の発表が遅れていて、この2社が含まれていなかった。これがこの度追加データーとして発表された事から、これらを含めた表として更新する。
その結果を見ると、今回追加されたデーターで特にメルセデスベンツが健闘しているのが判る。ライバルの BMW と比べてもコロナ禍でも落ち込みが少ない。元々メルセデスベンツの方が数が出ていたのだが、落ち込みが少ない事もあってその差はより大きくなっている。
結局コロナウイルスの影響は第2四半期では約33%であり、その後の米国での感染拡大をみれば、今年後半は更に落ち込む可能性が大であり、これでは自動車業界自体が危機に陥ってしまう。
まあ今後も定期的に販売状況をチェックする必要がありそうだ。