BMW 3 シリーズは既に昨年 F30 から G20 へと FMC されているが、これをベースとする 4 シリーズ クーペが今回 FMC されて F32 から G22 となった。

開発コードを見ても判るように 4 シリーズクーペ (G22) は 3シリーズ セダン (G20) をベースとしている。そこで今回はベースとなる G20 とクーペの旧型となる F22 の双方と比較してみる。

フロントから見た G22 の大きな特徴は、縦に長くバンパー下端迄つながっているキドニーグリルで、これは戦前の BMW を彷彿されるものだ。グリル以外ではベッドライトもセダンとは全く異なっている。そして旧モデルとは勿論全く異なるデザインとなっている。

次にリアデザインはどう変っただろうか？

フロント同様で、セダンと比べるとコンビネーションランプ形状は異なり、バンパー部分も違う。では旧 4 シリーズとはどうかと言えば、勿論共通点は無いが、元々フロントのように目立つグリルの無いリアは一見しての判断は難しい。

エクステリア、取り分けフロントグリルは 3 シリーズと全く異なる新 4 シリーズだが、インテリはどうだろうか？

実は室内についてはセダンと共通だった。インテリアが違う割には特にダッシュボードやコンソールは共通だった。

エンジンについては少し遅れて登場の新型 直列 6 気筒ディーゼルが注目に値する。