最近のプレミアムブランドのトレンドは SUV であり、あのポルシェでさえ今や 911 やケイマンなどの本格的スポーツカーよりもカイエン、マカンという SUV の方が圧倒的に生産台数が多く、今やポルシェは SUV メーカーだと陰口を叩かれているくらいだ。

BMW 5シリーズといえばメルセデスベンツＥクラスと共に代表的Ｅセグメント車、すなわちハイオーナーカーというか、個人所有としては最上のクラスだから、５シリーズ情報はクルマ好きには外せない。

その５シリーズ (G30) モデルライフ折り返し点でのマイナーチェンジを実施した。

それでエクステリアでの違いは、フロントについてはお約束とも言うべきバンパーとそれに組み込まれるアンダーグリルが変更されている。しかしそれ以外に大きな相違点は見当たらない。

リアではこれもバンパーの下端形状が変更されているが、トランクリッドなどの形状に変更は無いようだ。

ではインテリはの変更はどうだろうか。

これも当然ながらダッシュボードの変更などは無いが、明らかに違うのはフルLED方式のメータークラスターが最新のものになった事だ。G30 は新世代の G 系としては発売時期が早かった事から CG 表示にも拘わらずメーターデザインがアナログ時代からのものを踏襲していたが、今回の変更で３シリーズなどと共通になった。

なお、コンソール上の ATセレクターやコマンドダイヤルには変更は無いようだ。

結局今回の MC では目に見える変更点はバンパーと室内のメーターくらいだった。ただしエンジンについてはそれぞれ改良されパワーアップが行われている事と、ハイブリッドの 530e では大幅な変更が実施されている。