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2018/2/5 (Mon) BMW 1 Series Sport vs M Sport <2>
ドアを開けて室内を見比べると先ず目に付くのはフロントシートだが、M Sport のシートは流石に如何にもサポートの良さそうな所謂スポーツシートを装備しているが、これに対して Sport は‥‥んっ? もしかして同じ か・た・ち ?。
何の事は無いシート形状は全く同じで表皮が違うのだった。M Sport はサイドと先端がアルカンターラで中央がM専用のファブリックであるのに対して、Sport では "普通の” ファブリックとなる。またステッチは M Sport がブルーで Sport はシルバーという違いがあるが、まあだから如何した?というくらいのものだ。
シートポジションの調整は両車共マニュアルでその形状も全く同じ、というかシートベースも共通のようだ。あっ、違いがあった。それはスカッフプレートのロゴが "M" と "BMW" という相違点だ。
ドアのインナートリムは M Sport では肘の当たる部分にシートのセンターと同じ専用ファブリックを使用し、またアームレストにはステッチも見えるが、 Sport ではファブリックもシートと同じで地味だしアームレストのステッチも無い。またドアのグリップの表面も仕上げが異なっている。
結局ここまでの処ではシート表皮が最大の相違点のようだ。
つづく
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今回は次回分との写真の割り振りから何時もより内容が少し少な目の為に、ちょいとオマケを付けておく。
安倍晋三首相が先月26日の参院本会議での質疑の際、沖縄県で相次ぐ米軍ヘリコプター不時着に関して、「地元の懸念を軽減する」という答弁を「地元の懸念を軽視する」と言い間違えて本会議場が大騒ぎとなったらしい。実は首相は24日にもプライマリーバランス(基礎的財政収支)を「改善させている」と読むべきところを「改竄させている」と間違えたそうだ。
軽減を軽視と、改善を改竄と読み間違えるような首相が長期政権達成って、今の日本はどうなっているんだ?? しかし、単に国語力な無いだけでは無く、実はフロイト学説の隠された(抑圧された)深層心理の吐露の例というのにピッタリで、そうかあ、本音を言っちゃったんだね。
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2018/2/4 (Sun) BMW 1 Series M Sport vs Sport
BMW のボトムラインである1シリーズにはデザインライン (要するにグレード展開) として Stile 、 Sport 、 M Sport の3つが選択出来る。なおデザインラインに属さない Standerd は日本では 118i のみに設定されている。この中でまあ Stile というのはコンフォート系だろうとは想像出来るが、M Sport と Sport ってどう違うのだろうか、という疑問も湧くだろう。価格的には 118i および 118d では M Sport は Sport よりも 20万円高い設定になっている。
そこで今回は1シリーズの M Sport と Sport を比較して見る。先ずは正面から比較すると、この手の差別化の定番であるバンパーとそこに組み込まれるアンダーグリルが異なっている。最近のクルマは BMW に限らずこのような差別化や MC で目先を変えるために、設計段階でグリルとバンパーを一体にした樹脂部品としている。これによりグリルまで含んだ MC でのフェイスリフトがこの部分の樹脂用の金型を新設するだけで可能となり、これはボディーの板金プレス部品の変更に比べれが遥かに低コストで見た目を大きく変える事が出来る。
なお下の写真で一見グリルが違うように見えるのは単に撮影条件の違いが原因となっているだけで、実際には同じものだ。
リアも同じくバンパー部分を別部品にしてデザインを変えて差別化している。
フロント両端のエアインテイクを比べると、形状は違うがエアの取り入れと補助ランプの取り付けという機能では変わりは無い。これがMモデルでは大きなエンジンを積んでいてより多くの吸気量を必要とする為に面積も大きいが、 M Sport と Sport ではエンジンは全く同じだから単なる見掛けだけの違いだ。
リアについてもバンパーは両車で別のモノを使っているが、これも単にデザインの違いだけだ。
車両のエクスエリアで M Sport もしくは Sport である事を表示しているのは唯一フェンダー (両側) サイドにあるエンブレムのみだ。
スポーツ度という面では排気管の外観は大きな影響を持つが、両車の排気管を比較すると写真の具合でメッキの色が違うようにも見えるが、大きな違いは見当たらない。
エクステリア上で最大の相違はホイールのデザインで、またタイヤサイズも 118i (および 118d) では M Sport は Fr:225/45R17 Re:245/40R17 で、Sport では 205/55R16 と大きく異なっている。
次回はインテリアを比較する。
つづく
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2018/2/2 (Fri) Jaguar E-Pace (2018)
最近の SUV ブームにより多くのメーカーがこの分野に新規に進出しており、当然ながら高級車メーカーのジャガーも SUV を製造・販売している。ジャガーの SUV はサルーンの XF をベースとした F-Pace で、このクルマは既に日本でも 2016年に予約が開始されて、現在販売されている。その F-Pace の弟分が今回発表された E-Pace で、最近のジャガーの車種名として F (E セグメント) 、E (Cセグメント) という仕来りがあるうようで、サルーンで言えば XF と XE の関係に相当する。
スタイルは兄貴分の F-Pace と同一デザインで、これはサルーンの XF とも同一のイメージで統一されている。
ダッシュボードのデザインは兄貴分の F-Pace やサルーンの EX 、FX と共通のモノで、これは現行ジャガーの標準のようだ。
最近のクルマらしくメーター類はカラー液晶化されているようだし、センタークラスターには横長のディスプレイが組み込まれているが、位置は低めとなっている。
エンジンは発売直後には何れも2.0L のディーゼルターボ (180ps) またはガソリンターボ (249ps) と ZF 製の 9速AT を介して4輪を駆動する (AWD) 。
Jaguar としてもこのクルマには相当な期待があるのだろうか、E-Pace は 200枚以上のオフィシャルフォットが公開されているので、その全てを見るには下記にて。
⇒ https://www.netcarshow.com/jaguar/2018-e-pace/
今や SUV をラインナップしていないメーカーを探すのが難しいような今日この頃。さーて、この世界的な SUV ブームは何時まで続くのだろうか。
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2018/2/1 (Thu) Toyota Corolla Fielder <5>
コンソールは AT セレクター周辺のみピアノブラックのプレートがあるが、それ以外はプラスチッキーな質感となる。その AT セレクターはジグザグゲートのオーソドックスなタイプだが、マニュアルモードが無く‥‥あれっ、写真のクルマって確かハイブリッドだった筈で、それなのにゲート式っていう事はトヨタのハイブリッドとしてはアクア等と同じで一番安いタイプということだ。
なおパーキングブレーキはオーソドックスな (というか時代遅れな) レバー式で、これもカローラらしい。
ヘッドアップコンソールは、というかそういうのは無く、単にルーフにルームライトが付いているだけ。そしてコンソール後端には定番のリア用エアアウトレットがある‥‥わけが無い。
それでもステアリングホイールは白いステッチの本革 (たぶん) 巻きが付いているのはスペシャルモデルだからだろうか。
エンジンのスタートボタン、もとい、ハイブリッドのパワースイッチはセンタークラスタ-の右に次いでメジャーなダッシュボード右端にある。
ペダルはまあ、カローラらしいショボいヤツでアクセルペダルも吊り下げ式となっている。
と言う事で、さて2度目の MC とはいえカローラはカローラだったような。そして写真のモデルの価格が 253.7万円と考えると、それだけ出せばもっと良いのがあるんじゃねぇ、なんてことになる。まあクルマは走って何ぼだが、その走りという面では初期型が発売された直後に 1.5 と 1.8 に試乗したが、1.8L の動力性能は予想外に良かった。しかしそれは6年程前の時点であり、今では他車も随分と良くなっているから、今現在では大した事は無いんじゃないか? とも思ったので、ここで現行の 1.8L にチョイ乗りしてみた。さて、222.1万円のフィールダー 1.8S はお買い得か? 結果は近日中に簡易試乗記としアップする予定だ。
乞うご期待