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2017/12/15(Fri) Toyota Mark X Normal vs GR Sport
最近、トヨタの GR スポーツや日産の NISMO など、普通のサルーンや SUV をベースにして主に内外装をスポーティーに装ったモデルが流行の兆しを見せているが、今回はその中からトヨタのマークXについてノーマルモデルと GR スポーツの比較を行う事にする。
マークXには2.5Lの 250 と3.5L の 350 という2種類のエンジンが用意されているが、そのどちらにも GR Sport は用意されている。一覧表で判るのはエンジンはまったくノーマルと同じであり、車両重量は両エンジンともそれぞれノーマルより 10㎏ 重いのは装備品の違いであろう。
価格的にはノーマルに対して 約 60万円高く、350RDS GR Sport に至っては 442.8万円という、メルセデスベンツの C180 と同等という恐ろしい価格となる。
今回比較するのはどちらも V6 2.5L 自然吸気で 203ps 243N-m という言ってみれば時代遅れのエンジンを積んだモデルで、価格はスタンダードと GR でそれぞれ 320.8万円と 380.9万円だから、これも決して安くは無い。
それでは早速両車のエクステリアを見比べると、まず斜め前方ではグリルが多少違うが一見した処では大きな違いは見当たらず、GR Sport という名前の割には意外に大人しい外観だ。
リア側から見ても、排気管やトランクリッド後端のエアスポイラーが多少違う物の、これも大きな差では無い。
と、何時ものようにここまではイントロという事で、次回からはより詳細な写真により比較する。
つづく
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2017/12/14(Thu) Lamborghini Urus (2019)
最近の SUV ブームで各社共次々にこの分野に進出しているが、今度はフェラーリと並んで超の付く高性能・高価格車メーカーであるランボルギーニからも新型 SUV が発表された。「ランボルギーニ、お前もか」何ていう雰囲気もあるが、実はランボルギーニは SUV 何て言葉が一般的になる以前にオフロード車を発売していたくらいで、その面ではポルシェよりも余程この世界では老舗だったりする。
それは1986年から1993年まで販売されていた LM で、あの有名なスーパーカーの代表のようなカウンタックの V12 450ps エンジンを搭載したオフロードカーだった。
と言う事でランボルギーニとしては四半世紀の空白を経て発売される新型 SUV が ウルス (Urus) で、そのスタイルは武骨な LM02 とは大いに異なって結構スタイリッシュなエクステリアだ。
エンジンはランボルギーニらしく V8 4.0L ツインターボで 650hp 850N-m!という強力なもので、現在入手可能な SUV では最速という。
インテリアは4つのバケットシートを備えるスーパースポーツらしいもので、下の写真を見ればこれが SUV 室内とは思えないものだ。
ダッシュボードも近代的なものだが、BMW 等が採用しているようなトップボードからディスプレイが飛び出しているような配置は採用していない。そう言えばポルシェのディスプレイも比較的低い位置にあるが、高級スポーツカーユーザーはトップのディスプレイがお気に召さないのだろうか。
このクルマの発売時期は来春ということで、価格は日本では約 2,600万円というから、ランボルギーニのイメージからすれば ”安い”!‥‥と一度は言ってみたかった。
なお何時ものように、詳細が知りたい読者は下記を参照願いたい。
⇒ https://www.netcarshow.com/lamborghini/2019-urus/
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2017/12/13(Wed) BMW New X3 (G01) <4>
ダッシュボードを見ると、5シリーズ (G30) に良く似ていて、これは今後の BMW のスタンダードとなるのだろう。ということは、3シリーズも次期モデルではこれに近い、すなわち5シリーズにも近くなるのだろうか?
センタークラスターは5シリーズに限りなく似ている。
オーディオとエアコンのパネルは、ボタンがシルバーとブラックの違いこそあるが、ユニット自体は5シリーズと共通のようだ。
フロアコンソール上のコマンドダイヤルや AT セレクター、そしてその右にあるモード切り替え等のスイッチ類はサブパネルも含めて、これまた5シリーズと共通となっている。
そしてルーフ先端のオーバーヘッドコンソールはといえば、何とこれも5シリーズと共通!
しかしコンソール後端を利用したリア用エアアウトレットは流石に上位の5シリーズとは異なっている。
ここまで5シリーズとの共通部品が多いと、ダッシュボード右端のライトスイッチももしかして同じでは? と思うだろうか‥‥ハイ、同じです。ただし5シリーズではサブパネルの処理を高級にしたりと、見た目の差別化は図っている。
正面のメータークラスターの計器類も、これまた5シリーズと共通。
このメーターはリング自体は機構部品だが、メーター内はカラー液晶パネルとなっているから、モードによって全く異なるメーターデザインとなる。上のモードの場合、良く見ると回転計と速度計の指針のある付近の文字は大きく表示されている。これが下のモードでは0点から指針までの目盛が太く表示されるから、フル加速時では指針と共に太い目盛も広がって行く。
BMW は最近まで千数百万円の M モデルでさえもショボいウレタンパッドのペダルを使っていたが、最新の5シリーズでは方針を変えたのか、お洒落なスポーツパッドになっていた。X3 も写真の M Sport では5シリーズよりは地味だが、"光モノ” の入ったペダルとなっている。
新型 X3 の開発コードは G01 であり、これは5シリーズの G30 よりも開発開始が早かったとも推定できる。実際今回の結果では X3 は3シリーズの系統にも関わらず、インテリアでは5シリーズと共通点が多く、その分 X3 のランクが上がったかのようにさえ感じる。ここで疑問となるは、次期3シリーズでは X3 に準じて5シリーズとの共通が多いものになるのか、それとも X3 のような SUV (Xシリーズ) ではセダンよりワンランク上の扱いとなるのか? まあそのうち判ってくるだろうが、現行3シリーズ (F30) は2012年の発売だから、そろそろ次期モデルの噂やコンセプトカーが出てきても良い頃だ。
さて、この新型 X3 の走りはと言えば、勿論既に試乗は済ませてあるので近日中に試乗記として纏める予定だ。
乞うご期待!
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2017/12/12 (Tue) フリーメイソン ゴールド コイン
フリーメイソンといえば秘密結社という何やら空想っぽい雰囲気もあるが、それと共にイルミナティーと同義語とも言える訳で、まあその辺は色々な説もあるが、イルミナティーとは世界を支配する特権階級が一般大衆を奴隷として支配するための組織、とでも言うのだろうか。厳密にはイルミナティーの下部組織というか実動部隊がフリーメイソンという解釈もできそうだ。
そのフリーメイソンのゴールドコインというチョッと危ないものが販売されている。一見金貨のようだが実はメッキのフェイクで、価格も数百円だから冗談で買うのも面白そうだ‥‥ということで買ってみましたフリーメイソン ゴールドコイン。
まあダメ元で買ってみたのだけれど、届いたモノは結構重量感もあるし見た目の綺麗 (写真左下) でプラスチックのケースに入っていて、価格以上の価値は充分にあるとは思うが、使い道がないから価値が無い、とも言える。
表の図柄は例のピラミッドに目玉がついたお馴染みのモノで米1ドル札にもついている。これは「プロビデンスの目」というもので、神の全能の目を意味していて、要するに神がピラミッドの上から民衆を監視している、という事だが、その神の代理人はイルミナティーだから、要するにイルミナティーは常に大衆を監視しているという事を貨幣で宣言しているのだ!
因みに1ドル札の裏側のデザインは下のようになっていて、このコインの表のデザインは1ドル札の左側と同じだ。
それでこの図柄は単に目だけではなく下の図のようにピラミッドに沿って線を引くとユダヤ教のシンボルである六芒星が現れ‥‥
その頂点が指し示すアルファベットは MASON =メイソンだ!
それではコインの裏側はといえば、これは1ドル札裏面の右側と同じ図柄となっている。これを見ると中央部の鷹の頭上にある星 (13個) を線で結ぶと、これまたダビデの星 (六芒星) となり、図柄の中には13個の星と13個の矢、さらに13個のオリーブの葉と13個の実が描かれている。
このコインはアマゾンで販売されているが直売では無く、出品(出店)サービスのマーケットプレイスより多数の業者により出展されているもので、カスタマーレビューを見ると随分いい加減な業者もあるようで、購入に際しては注意が必要だ。因みに今回の購入では "365.com" という業者から購入したが、勿論商品に問題は無かった。
さてイルミナティーといえば興味をそそるのは 911 も予言していたというイルミナティーカードだが、これについてはもう少し調べてから試しに購入するなりして、この日記で状況を公開しようと思っている。この手の好きな読者には興味があると思う。まあ、中にはイルミナティーとか陰謀論なんて単なるうわ言と思っている読者もいるだろうが、少なくとも真実も混じっているのは確かだ。
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2017/12/11(Mon) BMW New X3 (G01) <3>
今現在新型 X3 では販売されている唯一のモデルである xDrive 20d は B47D20A 4気筒 2.0L 190ps 400N-m ターボディーゼルエンジンを搭載している。X3 も当然ながら直6 3.0L モデルが発売されるであろうからエンジンルームはその為のスペースがあり、4気筒ではスカスカとなる。まあ、これは1シリーズでも同様だから X3 なら当然だが。
ボンネットカバーの裏側にはインシュレーターや防音材の部類は一切無くて鉄板のままであり、写真ではエンジンのトップカバーが鏡のように映っている。
写真のクルマのタイヤは前後とも 245/50R19 と M Sport では珍しく前後同一サイズとなっている。なお標準モデルでは 225/60R18 とワンサイズ小さくなるが、ラグジュアリー系のxラインではサイズ自体は M Sport と同じでホイールのデザインが違っている。なお先代 X3 (F25) でも実は 35i にならないと前後でサイズが違うタイヤにはなっていなかった。要するに X3 は 4気筒モデルでは M Sport でも前後で同一サイズのタイヤとなっているのだった。
ブレーキは BMW らしく車両重量が約1.9トンもある SUV でもシングルピストンの片押しキャリパーを使用している (ただしシリンダーはアルミのようだが) 。BMW 等が使用している欧州系のブレーキパッドはハイμ (高摩擦係数) の材質 (ロースチール) の為にキャリパー自体を小さく出来る傾向があが、その見返りはホイールが汚れるしローターが摩耗する事だ。まあ普通の国産車で車検時にローター交換なんてなったら、それこそユーザーから欠陥車扱いされるのは間違いない。ただし国産車でもレクサスだけは BMW と同じ欧州メーカーのパッドを使用しているが、そこはレクサスだけあってオーナーの質が違う!と持ち上げておこう。
室内の雰囲気は極普通の BMW 車と言うか、最近の標準的な雰囲気だ。
M Sport と言えばクロスとレザーのコンビ (BMW 名称はクロス・レザー・コンビネーション) であり新型 X3 も勿論それに従っているが、写真のシートは M Sport にオプション (Xline では標準) のヴァーネスカ・レザーが装着されていた。
シルプレートはお馴染みの M ロゴの付いた M Sport 専用のモノが付いている。
ドアのインナートリムは結構高級そうだが、このクルマはオプションのレザーシート装着車だからドアのトリムもレザー系となっている筈で、これがベースグレードだと‥‥ハテ、どんなものだろうか?
という事でカタログ写真も右下に掲載して見たが、ちょっと写真が小さくて判り辛いとはいえ、やっぱり大分ショボくなる。因みに X3 xDrive 20d Standerd の価格は M Sport よりも 48万円安い 662万円也。
次回も引き続き残るインテリアについて見て行く事にする。
つづく
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