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2017/7/25(Tue) Honda Civic Sedan (2016)
今回は米国販売上位の日本車6車種のうち残る1車種となったシビックを取り上げる。まあ6車種しかないのに1車種だけ無視したら、ホンダファンの怒りを買いそうだから‥‥なんていう事はない。いやこれは事実で、何故かホンダファンからは抗議は元より、つまらない間違いの指摘などのメールも来た事が無い。これって、このサイトをホンダファンが見ていないだけかとも思ったが、そうでも無さそうで、これはそれぞれのメーカーでファンの性格が違うのだろうか?
と、まあ前置きはこのくらいにして米国で販売されているシビックセダンは 2015年に発表されたものだから実際の発売からは1年半程で結構新しいモデルだ。
エクスエリアについては米国向けという事もあり、ごく最近 FMC されたアコード程では無いが、結構バタ臭いデザインだ、って、米国で販売上位を争うクルマだから当然だ。
リアのコンビネーションランプ、要するにテールランプの形状も ″C″ 型のえぐいやつだが、それでもアコードよりは大人しい。ということはえぐい事ではアコードの方がより徹底している訳で、シビックも次回はこうなるのか、それとも購買層の違いからシビックは多少大人し目にしているのか‥‥?
となると気になるのが欧州向けのモデルだが、下の写真のようにボディの基本は同じに見えるが、リアがハッチバックとなっている。フロントフェイスはバンパーの樹脂部分は変更してスポーティーな雰囲気にしている。
ダッシュボードも特にぶっ飛んだデザインなどでは無く、オーソドックスなものだが、これも今時にしてはディスプレイの位置が低い。なお EU 向けも全く同じダッシュボードとなっている。
北米向けのパワートレインは2種類で、一つは 2.0L 159ps という新開発とはいえ NA エンジンだが、他方は 1.5L ターボ 174ps という最新のダウンサイジングエンジンが用意された。
EU 向けのエンジンは3気筒 1.0L ターボ 129ps 180N-m と4気筒 1.5L ターボ 182ps 220N-m で後者は北米向けとほぼ共通だろう。これによりホンダも最新ダウンサイジングターボをラインナップしたという事で、これでその気になれば国内で何時でも展開できる事になった。そうなると、今のところガソリンエンジンは自然吸気で展開中のマツダはどうするのだろうか?
そしてトヨタはといえば、既に4気筒では 2.0L 245ps 350N-m (Lexus IS、Croun) と 1.2L 116ps 185N-m (C-HR)、3気筒 1.0L 98ps 140N-m (TANK) と揃って来たが、今回のシビック用と同じ3気筒 1.0L 同士で比べればスペックではホンダの圧勝だ。尤もこれトヨタとはいえダイハツ製だが。
なお、シビックの詳細については下記を参照願いたい。
北米向け ⇒ https://www.netcarshow.com/honda/2016-civic_sedan/
EU 向け ⇒ https://www.netcarshow.com/honda/2017-civic_eu-version//
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2017/7/24(Mon) SUV同士の事故
高速道路での SUV 同士の事故で双方の損傷に大きなさが出たという件について、事故ということで特別編でお届けする。
いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。
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2017/7/23(Sun) Toyota Camry (2018)
米国販売上位の日本車については前回までに日産 アルティマおよびセントラ、ホンダ アコード、そしてトヨタ カローラについて最新モデルを取り上げたが、今回は全米第1位のカムリを選んでみた。実はカムリについては丁度 FMC のタイミングで、北米向けでは 2018モデルとして発表されたところだ。なお国内販売は今月初旬から既に始まっていて、トヨタのウェブサイトでは大々的に特集していてまさに "旬" という感じだ。
新型のスタイルは何となくライバルのアコードと雰囲気が似ているところをみると、こういうデザインが米国ではトレンドなのだろう。そして日本向けとの違いはといえば、フロントではアンダーグリルが違うために一見した時のイメージは多少異なるが、ボディのプレスなどは同じのようだ。
リアについては日本向けと大きな違いは無いように見える。
ダッシュボード付近ではセンタークラスターが "Y" 字を模っているのがユニークだが、ディスプレイの位置は最新の欧州車に比べて低く、これは国内向けも同じである。
パワートレインは3種類が用意されていて 直4 2.5L 206hp 、V6 3.5L 301hp 、そして 2.5Lに電気モーターを加えたハイブリッドで、何れも自然吸気という事は北米では欧州のようにダウンサイジングの流行は無いのだろうか? トヨタが小排気量ターボ化で出遅れているのは、そんな事をしないでも米国乗用車販売でトップを維持できるから、という事実も見えてくる。
なお国内向けはハイブリッドのみが販売され、その価格は 329.4~419.6万円と決して安いクルマでは無い。販売は従来のカローラ店に加えて、今回新たにトヨペット店とネッツ店でも扱うようになったという事で、少なくともトヨペット店を加えたのは少しは売る気になったからだろうか? ネッツ店に関しては‥‥まあ、あそこで400万円のセダンを買うユーザーがいるとは思えないが‥‥おっといけねえ、これは偏見だった。
他にも当然ながら先端装備などが搭載されているようで、その詳細は下記にて参照できる。
⇒ https://www.netcarshow.com/toyota/2018-camry/
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2017/7/21(Fri) Honda Accord (2018)
本年秋にデリバリーされる新型アコードが発表された。
アコードといえば米国の販売台数上位の常連であり、先日の2017年上半期の販売台数の結果でも第4位と奮闘していたが、一時期はトップの座を確保していた事もあるから、厳しい見方をすれば4位じゃあ物足りない、という事も言えるのだが、それでは3位はといえば同じホンダのシビックで、2位のカローラはカテゴリ-が違うから、やはり追撃すべきはトップのカムリという事になる。なお同じく米国中型 FF 車の日産 アルティマは5位で、これには勝っているが‥‥。
さて新型アコードだが、通算では10代目に当たる FMC で内容的にも大いに進化しているようだが、先ずはエクステリアを見ると‥‥なんとまあえぐいデザインだと思ったら、これって燃料電池車 (FCV) のクラリティーの影響を受けていた。まあクラリティーは先進の FCV だが、トップ争いを行う量産車でこのデザインは勇気がいると思うが、流石にホンダの先進性は伊達じゃあない。
リアは一見するとそれ程ぶっ飛んではいないが、よく見ればリアコンビネーションランプが "C” 形を描くようなユニークな形状で、これはクラリティーとも違う。
ダッシュボードは特にセンタークラスターの最上部にディスプレイが飛び出していて視認性を上げる最近のトレンドに従っている。コンソール上には AT セレクターらしきレバーが見当たらないが、コンソールの写真を拡大してみたらば押しボタン式になっているようだ。
エンジンは2種類で、一つは 2.0L 直噴ターボ 252hp に 10速AT(!) を組み合わせたもので、このエンジンはシビック タイプR用と同じ為に更にパワーアップが可能という。そしてもう一つは1.5Lターボで 192hp にミッションはCVT または 6MTが用意される。そしてもう一つ、2.0Lターボに2つの電気モーターを使用したハイブリッドモデルもラインナップされている。
他にもボディーや先端装備など多くの新機構が搭載されているようで、その詳細は下記にて参照できる。
⇒ https://www.netcarshow.com/honda/2018-accord/
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