B_Otaku のクルマ日記



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2017/7/5(Wed)  2017上期 米国小型車販売台数

時の経つのは速いもので、今年ももう半分が過ぎてしまった。そんな折その半年間、すなわち上半期の米国小型車販売台数が発表になったので、先ずは小型車のメーカー別でまとめてみた。

実はこの順位はいつもの通りで殆ど変っていない。そして全体の傾向としては昨年に比べて少し下降気味という事で、前年比でプラスだったのは日産、スバル、VW、ジャガーランドローバー、三菱、というところだった。

その中でも日産の好調な理由は高級車ブランドのインフィニティが21.8%以上増えている事が要因だったが、同じく国産高級ブランドの雄であるレクサスは-11.7%と下げ幅が大きい。

それ以外で大きく伸びたのはテスラーで、まあこれは今後も増加は止まらないだろう。

次回は上位のブランド (車名) 別をまとめる予定だ。

つづく





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2017/7/4(Tue)  中古BMW vs 新車スバル <4>

ダッシュボードはドアトリムと違い運転中も視界に入る確率の多い部分だから、どのメーカーもそれなりに金を掛けて見かけには留意しているが、さて今回の2車はといえば‥‥

BMW は水平のトリムを上手く使って雰囲気を盛り上げるが、F30 の場合はその水平トリムが車幅一杯ではない。そして “Sport“ ではアルミシルバーという明るいが高級感はイマイチの材質を使っている。対するスバルは助手席側に控えめなトリムを施していて、その材質は 320i 同様にシルバーだが、こちらは少し艶がある。

それで両車を比較すると、まあ好き好きの問題だが、レヴォーグはスバルらしく垢ぬけないのは太田のセンスではバイエルンに敵わないということか? あっ、でもスバルのデザインってもしかして恵比寿かぁ?

全体的なデザインは好みの問題もあるが、センタークラスターについては運転中に操作や確認の為に視線を向ける事になるから、ここはやっぱり視認性や視線移動が重要になる。そして320i は今更言うまでも無く最近の BMW のトレンドに従ってディスプレイを初めてとしてオーディオやエアコン関連のパネルも極力上方に集中配置している。

ではレヴォーグはといえば、最上部には小さめのインフォメーションディスプレイを配置して、ナビなどのメインディスプレイはエアアウトレットを挟んでその下となっている。まあ、これはポルシェでもこれに違い配置だから一概に否定は出来ないが、やはりここは BMW に分がありそうだ。ところでレヴォーグのオーディオシステムは各種インフォメーションと共にシステム化されていないのか、というと、23.8万円で一体型ビルトインナビが用意されている。

ところが、実を言うと写真右下のエアコンパネルは近日発売のD型 (写真右) で変更されるようで、しかしこんなもの普通はモデルライフを通じて変更なんてしないのだが‥‥なんて事は言いませんよ。なんたって変更の理由はエアコンユニットの高さを減らしてディスプレイのサイズもアップして視認性を高めたという事で、う~ん、地道に改良しているんだ。

センターコンソールを利用してその後端にリア用のエアアウトレットを付ける手法は今や当たり前となってるが、当然ながら 320i でもそうなるている。

ところが、レヴォーグではそれが無い! もしかしてD型では改良された‥‥かと思ってスバルの発表を色々調べてみたが、そのような事はどこにも書いてなかった。

う~ん。この辺になるとBMW らしさが出てきて、中古とはいえこっちを選ぼうかなぁ、何て思い始めた読者もいるかなぁ? あっ、ビーエムに有利な方向に誘導して何だか怪しいぞ、って、いやあ別に広告料をもらっているとかは無いけれど、忖度 (デンデンのお陰で最近覚えた) はあるかな。

つづく




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2017/7/3(Mon)  Peugeot Pick Up (2018)

プジョーといえばお洒落なコンパクトカーかなんかが思い浮かぶが、今回発表されたのは何とピックアップトラックだ。

ピックアップトラックといえば世界的にもトヨタ ハイラックスが有名だ。それでプジョーのピックアップも‥‥まあよく似ているが、このタイプは誰が設計してもこうなるのだろうか?

リアゲートには "PEUGEOT" のロゴがプレスで浮き出ているが、これって途上国で良く見る "TOYOTA" ロゴのハイラックスと同じ手法だ。上のハイラックスの写真には "TOYOTA" ロゴのプレスは無いが、今でも途上国向けには付いているだろう。さる途上国では民衆が小型トラックの事を TOYOTA と呼ぶくらいだ。

このプジョーピックアップの主な販売先はアフリカということで、実はプジョーは以前には404や504にピックアップのバリエーションがあって、2005年まではアフリカのナイジェリアで生産していたくらいだから、10年以上前に途絶えた分野を再開した、と思えば決してミスマッチではない。

それにしても幾らアフリカ向けのトラックとはいえ、もうちょっとプジョーのアイデンティティがあっても良さそうなものだが。因みに以前の 404 や 504はしっかりとプジョー顔をしていた。

いつものように詳細は下記にて。
⇒ https://www.netcarshow.com/peugeot/2018-pick_up/

【追伸】
 昨日の東京都議会議員選挙は想像していたものの、自民党があれほどボロ負けするとは思わなかったが、まあ自業自得であり、有権者は馬鹿では無かったし、この勢いでは流石に不正選管ムサシも出撃が難しかったのだろうか。今回の敗因を一部では THIS と呼ぶらしい。すなわち T: 豊田、H:萩生田、 I:稲田、 S:下村だとか。しかし最大の敗因は投票日前日の演説会で首相が反対派に対して言った「あんな人達に負けない」といいう一言だろう。それで結果は、あんな人達にボロ負けしたという訳だ。

ところで、小池知事って日●会議の幹部だし、未だ自民党員なんだけど‥‥。




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2017/7/2(Sun)  中古BMW vs 新車スバル <3>

エクステリアについては 320i のアイデンティティには全く歯が立たなかったレヴォーグだが、さてインテリは如何だろうか?

先ずはドアを開けてシートに着目すると、レヴォーグだって 320i と比べてもそんなに見劣りはしない、というかエクステリア程の差は無い。それでも良く見ればサポートの形状などは一見すると 320i の方が機能的には見える。ただし今回の 320i は Sport というグレード (デザインライン) であり、これはスポーツの文字はあるものの M Sport 程スポーツじゃあない、というグレードである。

そしてレヴォーグは 1.6GT という言ってみればレヴォーグの中でもエントリーグレードであり、これが 2.0GT ならばもう少しサポートの良さそうなシートになる。

次にシート表皮を比較すると、320i Sport では赤いステッチのファブリックで、レヴォーグ 1.6GT は同じくファブリックにシルバーのステッチとなる。スバルのシートといえば10年ほど前まではダメな代表で、一般にシートでは欧州車に大いに差を付けられていた国産車の中でも最悪で、表皮は滑り易いヘンテコな素材だし、それ以上に形状もクッションも言う事なしの出来の悪さで、10分で腰が痛くなるし15毎にずれた体の位置を直す必要がある、という代物だった。それが今では見違えるように改善されているが、とは言え遥か昔から椅子の生活をしていた欧州には敵うはずも無く、今回の趣旨である同じ価格での中古 BMW と新車スバル比較で、BMW を選ぶ大きな理由の一つはシートの良さにある。

最近のクルマの多くに採用さてているのがドアを開けて真下に視線を移すと目に入るスカッフプレートなどと呼ばれるもので、これにはメーカーやグレードのロゴが付いているが、レヴォーグのエントリーグレードである 1.6GT にはこの類のモノは何も付いていない。

ドアのインナートリムは運転中にドライバーの視界に入らないことから、どうしても手抜きとなる傾向があり、特に低価格車ほど極端になる。しかし今回の2車はDセグメントに相当するからそれなりのモノが付いている。

こうして比べてみると、この部分についてはレヴォーグも決して悪くないのは、スバルの真面目さが出ている場面でもある。更に言えばレヴォーグの場合、2.0GT では肘が触れる部分にはレザーにブルーのステッチが入ったパッドを使用しているなど、320i Sport に迫るものがある。

という事で、今回の比較部分ではレヴォーグだって決して悪くは無く、これなら見栄張ってビーエムの中古何て買わなくてもスバルの新車の方が良いんじゃねえかぁ、何て意見も出てきても不思議はない。

次回も引き続きインテリアを見ることにする。

つづく


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