B_Otaku のクルマ日記



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2017/6/22(Thu)  中古BMW vs 新車スバル

BMW が良いのは判ってはいるが資金が足りない。それで国産車としては一番欧州車に近いスバル車を買う‥‥というのは結構あるパターンだと思う。また逆に以前は BMW に乗っていたが子息の教育費の増大やら住宅ローンやらと諸事情によりクルマ予算削減が必要になった時に買い替え対象としてスバル車を選ぶというのも良く聞く話だ。

そこで思い立ったのは BMW のアプルーブドカーならもしかしてスバルの新車の予算で買えるのではないだろうか? それなら早速調べてみようという事で先ずは新車購入予定のスバル車を決める事にする。予算的には当然年収の3分の1という事で、アラフォーのホワイトカラーを例にすれば年収700万円に女房殿のパート収入が 100万円として、世帯年収は 800万円。ということはクルマの予算は 270万円くらいとなる。

おっと、この年収の仮定には色々賛否両論もあるだろうが、2極化で風前の灯火とも言われている中産階級だが、それでも大企業のホワイトカラーなら今でも中産階級として残っているわけで、そのクラスをターゲットとしている本サイトのビジネスモデル(という程でも無いが)にも合致していると (勝手に) 思っている。

それではスバル車で 270万円前後と言えばレヴォーグ 1.6GT アイサイト 277.6万円がぴったりだ。 次にBMWは当然ながら3シリーズのアプルーブドカーから探してみると
 BMW320i Sport 1~2万km 2015年9月 280万円 保証2年付き
というのは複数見つかった。2015年9月登録という事はMCされた後期モデルが販売される直前だから、言ってみれば在庫整理で叩き売ったか、自社登録して試乗車として使用していたようなクルマだろう。

なおレヴォーグということは3シリーズもワゴンであるツーリングとも思ったが、やはりセダンよりも中古車人気では上な事と、元々弾数が少ない事もあり同じ予算では 2014年 3~5万キロというモノになってしまう。余談だが、3シリーズセダンとツーリングの新車価格の差は 320i スポーツなら其々532万円と554万円だからその差は22万円であり、新車購入の場合はリセールを考えればツーリングの方が得だという事になる。

そこで今回から何回かに分けてMC前の 320i スポーツと現行のレヴォーグ 1.6GTの写真比較をやってみる事にする。なお今回はスペック一覧表は使用せずに本文中で各項目のスペック比較を行ってみる。

今回の比較には3シリーズは前期型320i スポーツを、レヴォーグには1.6GT と使用することで、280万円の中古と新車に相当する車種に合わせてみた。

先ずはエクステリアを比較すると、BMW は今更言うまでもなくキドニーグリルでひと目で BMW と判るが、さてスバルはといえば‥‥まあ、ねぇ。

ところで3シリーズはサルーンなのに何故にワゴンのレヴォーグと比較するのかといえば、レヴォーグ相当の1.6L セダンが無かったからだ。要するにセダンはWRX という車名にしてスポーツモデルのみであり、1.6 が無いのだった。

なおこれら2車其々の詳細については下記の試乗記を参照願いたい。
 ⇒ BMW 320i Sport 試乗記 (2012/7)
 ⇒ SUBARU LEVORG 1.6 GT 簡易試乗記 (2014/11)

そして何時ものように次回からはもう少し詳細に内外装を比較する。

つづく




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2017/6/21(Wed)  Suzuki Baleno (2016)

前回の日記で国産小型ダウンサイジングエンジンを調べたら、スズキの3気筒 1.0L ターボエンジンを搭載した車種があり、これがバレーノだった。ところが、正直言ってバレーノって何だ? という情況で、まあ読者も多くはバレーノを知らなかっただろう。えっ? スズキのクルマ何てワゴンRとかいう名前以外は全く知らない、って‥‥まあ、それぁ~、一千万円以上のクルマしか興味が無いのだから、スズキを知らなくても当たり前で、いや、そこまでいかなくても長年Eクラスを乗り継いできたようなオーナーにはスズキもホンダも眼中に無いかも知れないなぁ。

それでバレーノの概要はといえば、アウターサイズは全長 3,995 x 全幅 1,745 x 全高 1,470㎜ ホイールベース 2,520㎜ で、これは同じスズキのスイフトが全長 3,840 x 全幅 1,695 x 全高 1,500㎜ ホイールベース 2,450㎜ に比べ僅かに大きい。

まあサイズ云々の前にデザインもスイフトとはマルで異なっていて、本当にこれが同じメーカーのクルマかぁ? っていう感じだ。

実はこのバレーノの生産はインドの現地法人マジャール スズキで、これを日本に輸入して販売されている "輸入車” だった。という事はインドが一番の消費国という事になる。なおインドでの生産品質は日本と変わらないという事だ。

インテリアはこのクラスのクルマとしては標準的なもので、特にチャチとか言うことは無い。

エンジンはインド国内向けには 1.2L ガソリンと 1.3L ディーゼルエンジンが使用されるが、日本では 1.2L (141.5~154.4万円) に加えて3気筒 1.0L ターボ (ブースタージェンット) を搭載した 1.0 XT (161.8万円) も販売されている。

実は前回の日記の一覧表では漏れていたが昨年末にスイフトにも同じ 1.0L ターボエンジンを搭載した RST (170.4~180.0万円) が追加発売されていた。という事は価格的にはバレーノよりもスイフトが10万円程高い事になる。

てな訳で、さてバレーノとスイフトの日本での住み分けはどうなっているのだろうか?

なお詳細は下記にて。
⇒ https://www.netcarshow.com/suzuki/2016-baleno/


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