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  • 朝鮮半島で米特殊部隊の輸送機や放射能偵察機が展開

    米国の最精鋭特殊部隊の輸送に使用される米空軍輸送機C146A「ウルフハウンド」1機が20日、京畿道烏山の米空軍基地からモンゴル方面に向かったという情報が確認されたという。C146Aは最大27人の乗員もしくは2.7トンの貨物を輸送できる機体だが、特殊部隊が朝鮮半島で一体どんな任務を果たしたのかは勿論定かでない。

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    加えて朝鮮半島上空では複数の米空軍戦略偵察機RC135W「リベット・ジョイント」が飛行していた事も確認されている。このRC135Wはミサイル発射前後に放出される電子信号や核実験による電磁気放射線の信号なども捕捉でき、放射能物質を収集する世界で唯一の特殊偵察機という事だから、これぁ何かありそうだ。

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    そういえば北朝鮮は21日に米国が米朝非核化協議の期限を無視したとし「核実験や大陸間弾道ミサイルの発射を中止する約束にもはや縛られる必要はない」と表明している。

    まあ陰謀論的に見れば、米国は北朝鮮が核開発を持つことで米国に対する脅威よりも北朝鮮が中国の核の傘に入る必要がなくなり、結果的に中国の朝鮮半島覇権を阻止できると考えれば「本音では核を持っても良いが、米国まで届くICBMはご法度だぞ」という事も想定できる。

    北朝鮮が中距離ミサイルと核を持てば、一番脅威を感じるのは北京が完全に北の核の射程に入ってしまう中国だ。そして北朝鮮の豊富な地下資源は中国の必要が無くなる。欧州の多くの国は北朝鮮と国交があり勿論大使館もある。米国は流石に正式な国交は無いが平壌と横田には既に空路が設定されている。

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    https://www.b-otaku.com/diary/DIARY-SF170815.htm

    そして韓国は‥‥既に中国に寄り添う傾向が見えてきたからこのまま潰してしまおう。日本には引き続き戦略物資の対韓輸出を止めさせておくかぁ、というところかな。

  • 米デュポンが工場建設、韓国企業の「脱日本」とホルホルするのは甘~い!

    デュポンといえば世界的な米国の化学メーカーだが、そのデュポンが韓国内に工場を建設、日本の規制品目だったフォトレジストの生産を始めるという。これを発表したのは韓国側だからまたハッタリかとも思ったがどうもそうでも無いらしい。

    これによって韓国は日本の規制に関係なく調達できることになり、韓国では「もう日本の輸出規制に怯える事もないニダ」とホルホルしているという。しかし何故デュポンが韓国に新工場まで建設してフォトレジストの生産を行うのだろうか。日本に虐められている韓国を救わねば‥‥なーんて事がある筈もなく、これは何か企みがあるに違いない。

    そうして考えれば、元々日本が強気で韓国へ対する輸出を事実上の制限を始めたのも妙に気にかかる。輸出管理厳格化の3品目を止めれば世界一のシェアと誇っていた韓国の半導体製造がストップするのだから、米国にも勿論大きな被害が発生する筈なのに。そして今回は妙に強気な阿部ちゃんも不可解だ。

    という事はこの件は米国が了承している、というよりも米国の指令で始めた事、と考えれば納得できる。米国は自らが作った韓国の半導体製造世界一の地位を剥奪し、さらに米国企業が少しでも原材料を押さえる事で韓国を支配する準備をするとか?いや韓国というよりも朝鮮半島というのが正しいだろう。なにしろ北朝鮮は資源の宝庫といわれていて、レアアースだのレアメタルなどの埋蔵量も世界一で、しかも全く手を付けていない。

    今のところ中国しか産出しない資源を北朝鮮から手に入れれば、中国の最大の強みは無くなってしまう。今すぐ中国を潰せない米国としては北朝鮮を自国の陣営に引き込む事で、中国に対して大いなる牽制ができる事になる。

    加えて韓国の経済状況は最悪にも関わらず、何故か外貨準備高は増えている?要するに韓国へ投資している外国企業が多いという事で、これまた北朝鮮との統一後に備えての足場を作っておく‥‥何て事があるのかもしれない。

  • 米中貿易協議「第1段階」、部分合意に署名

    その結果が注目されていた米中貿易協議は1日午前、ホワイトハウスで第1段階と呼ばれる部分合意の文章に著名した。

    この内容は中国に対する米国の制裁関税撤廃については一部に留まり、それ以外の品目については日程すら決定できず、結果的には習近平主席の敗北となり、立場的には厳しくなった。また米国からすると、中国が自国企業への過剰な助成金で製品の競争力を付ける事に対しては禁止はされなかった事が妥協点だった。

    中国が強気になれないのは、国内の金融危機やウイグルや香港の人権問題などで窮地に立っていることが原因であろう。特に欧米人は人権問題に対してシビアだから、中国を悪者にするのは比較的簡単であり、これにより交渉で有利に立つという戦略もあるだろう。そういう面では日本も同様で、カルロスゴーン問題で日本の司法の人権無視が世界に拡散されることで、日本の立場は中国同様に厳しくなる事も考えて対策しないと、結果的に各種交渉でボロ負けしてしまう。

    さて今回は第1段階という事で、今後第2段階に進む事になるが、ここでは今回米国の制裁関税が撤廃されなかった品目や、中国の過剰な産業助成金について議論される方向だ。ふ~む、”方向”ねえ。予定と書かないところが微妙だなぁ。

    なお今年中にトランプ訪中や習近平訪米もあるとの噂もある。

    これとは別に米国としては中国企業の米国での上場を規制するとも言われている。その方法は財務諸表の厳格化であり、ぶっちゃけ財務処理のいい加減な中国企業だから、これを厳格化すれば上場廃止が続出し、結果的に中国企業の米国株式市場からの追放ができる。

    もう一つは中国内での金融市場の開放要求であり、これにより米国が中国の金融を支配するという目論見で、これって要するに日本の郵政民営化と同じ事だ。日本の場合も郵政の膨大な郵便貯金を米国資本に盗られてしまったが、そのA級戦犯はといえば勿論‥‥世間では小鼠・ケケ中と言われている二人だが、未だに大手を振って世間を歩いているが‥‥。

    おっといけねぇ。話がヤハい方法に行ってしまったので、これにて失礼する!

  • マッハ27のロシア極超音速新兵器とは

    ロシアが開発したアバンガルドという極超音速滑空体によるミサイルは速度が何とマッハ27という。そしてこのミサイルの試射が昨年末に成功したと発表されている。

    アバンガルドは大陸間弾道ミサイル(ICBM)「RS28サルマト」で打ち上げ大気圏再突入後に滑空して隕石のような火の玉となって目標に向かって飛んで行くという。これは大変な事で、ロシアはこのミサイルを持ったことで米国も完全に視野に入れ、しかも米国を含む世界中の国がこのミサイルの迎撃が出来ない。

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    加えてロシアには他にも強力な新兵器があり、前線航空システム「PAK FA」、「アルマータ」プラットフォームに搭載された「T14」戦車、対空ミサイルシステム「S500」、衛星迎撃システム「ヌドリ」、通信電子制圧システム「ティラーダ2S」などがある。

    そしてこれらの最新兵器を完全に装備するのは2027年というから多少の猶予はあるが、米国はそれまでに対抗策を打ち出すことができるのだろうか。

    19世紀後半から20世紀中ごろまでの世界の覇権国家は英国だった。それが第2次世界大戦後に米国となり既に75年が経過した今、次の覇権国はロシアとなるのだろうか?
    では日本はどうするのか?
    そして中国は?

    何れにしても世界は新しい時代に向けて動き出した事は間違いなさそうだ。

  • 韓国vs米国 年始から大荒れ

    年明けからゴーン氏の脱出事件や米国によるイランの司令官殺害やら、その報復としてのイラクの米軍基地への攻撃やらと大事件が頻発しているが、そういえば文ちゃんの事を忘れていた。われらの敬愛する文ちゃんはどうなっていたのだろうか。

    と思って調べてみたらば、ハーイ年明けからやっていました。文ちゃんの新年の辞は北朝鮮との鉄道と道路の連結や開城工業団地、金剛山観光の再開など、北朝鮮制裁決議を無視するかのような内容だった。よっしゃー、それでこそ文ちゃんだねっ!

    これに対して米国のハリス駐韓大使は「文大統領が言及した一連の措置は米国との協議に基づきなされるべきだと考えている。我々は同盟として緊密に共同で取り組むべきだ」と不快感を表した。

    そして北朝鮮はといえば、文ちゃんを全く相手にしていないのは文ちゃんが焦ってより北へのラブコールを推し進める事で米韓の間に亀裂を作るという意味では思惑どうりという事だ。
    とは言え、強気だった北朝鮮もイランでのドローンによる司令官暗殺を目のあたりにすれば、北の将軍様も次は自分かとビビりながら、米への挑発を抑え気味しているとも言われ、まあ世界はまさに激動の自体に入ったようだ。

    とはいえやっぱり最近の文ちゃんネタはイマイチだなぁ。

  • イラン政府ミサイル誤射を認める

    イランの首都テヘラン近郊の空港近くで8日にウクライナ国際航空機が墜落した事故について、イラン政府は人為的ミスによる誤射で墜落したと認める声明を出した。https://www.afpbb.com/articles/-/3263094

    この事故は8日、ウクライナ国際航空のボーイング737‐800がテヘランの空港からウクライナの首都キエフに向かって離陸した直後に墜落し、イラン人・カナダ人・ウクライナ人らの乗客・乗員170人以上全員が死亡したものだ。イラン政府は機体の故障などを主張していたが、誤魔化しきれなくなり一転して撃墜を認める事となったようだ。

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    原因は離陸直後に旋回したウクライナ機をミサイルと誤認して、操作担当者が上官に許可を得ようとしたが連絡がとれず許可無しでミサイルを発射したという、もう軍隊組織として全く機能していない事がバレたわけで、こんな連中にミサイルを弄らすのは危険極まりないなぁ。

    今回の誤射を起こしたのはイラン革命防衛隊に所属する航空部隊で、実はイランには旧帝政時代から続く国軍とホメイニ革命後に創設された革命防衛隊という2つの軍隊組織がある。革命防衛隊の主な役割は国家安全保障であり、国内の治安維持と国境警備を担当し弾道ミサイル部隊も保有している。

    イラン側はこれまで撃墜を強く否定してきたが短期間で撤回したのは、ブラックボックスを解析すれば事実が明らかになり、早めに誤射を認めた方が痛手が少ないと判断したのだろう。それでもイランが国際的に厳しい立場に追い込まれることは間違い無く、米国にしてみればイランのオウンゴールでの失墜により、無理して攻撃する必要もなくなった、と見るべきだろう。

    あれっ、そういえば、トランプ大統領が突然対イラン攻撃を否定して全面攻撃を回避する事を公表したのは‥‥8日だった。中東と米国の時差は約20時間もあるから、この事故が起こった時米国は前日(7日)だった事になり、トランプ大統領はイランの自爆を知って早急な攻撃は必要ないと思った‥‥とは考えられないだろうか?

    まあ何れにしてもイラン革命防衛隊の大チョンボは米国vsイランの全面戦争の危機からすればうまい具合に避けられたという事になるだろう。いや目出度し、目出度し。

  • 米国のイラン司令官殺害はドローン空爆だった

    正月早々から中東ではイランの革命防衛隊の幹部が米軍の空爆で殺害されたという大ニュース(【速報】米軍 イラン革命防衛隊幹部を空爆で殺害参照)が飛び込んできたが、その空爆とはドローン攻撃だった。ドローンと言えば昨年サウジアラビアの石油施設が攻撃され、製油施設の半数が使用不能になったという事だったが、敵も味方もドローンが主流の時代となっているようだ。
    サウジアラビアの石油施設を攻撃したドローンとは?

    ところで、この傾向に一番ビビっているのは‥‥北の将軍様だという。米軍の無人攻撃機MQ-9リーパーの航続距離は5,900㎞もあるから、日本海上から飛ばしたドローンで簡単に北朝鮮まで行って攻撃できる。

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    実は韓国軍も2017年1月に北朝鮮指導部を殺害する「斬首部隊」を創設しドローンなどを装備する予定だったが、5月の大統領選挙で文ちゃんが勝ったからそんな事を許す筈もなく、計画は頓挫しているようだ。

    それで安心した将軍様だが、イランの情報を知ってパニック状態だとか。そのために今年は新年の辞を出さなかったし、例年では1月1日に錦繍山太陽宮殿参拝をするが、今回は日程を公開していないなど、相当にビビッているようだ。まあ当分は公開行事に姿を現さずに潜伏するだろう。これが本当の豚ずらかなっ。

  • 【速報】米軍 イラン革命防衛隊幹部を空爆で殺害

    日本ではノー天気に正月の2日間も学生の駅伝競走を中継して盛り上がっているうちに、何とイランでは革命防衛隊の幹部ソレイマニ司令官らが米軍の空爆で殺害された、という緊急ユースが発生している。

    ソレイマニ司令官はイラン国内では英雄視されていて、イランとしては「それ、今に(ソレイマニ)見ていろ」と言ったかどうかは知らないが、両国間の緊張が高まるのは間違いない。なお親イランのイスラム教シーア派武装派組織のムハンディス副司令官も殺害されたという。

    そして米国防総省では「大統領の指示で、米軍はソレイマニを殺害することで、海外の米国人を守るための断固たる防衛措置をとった」との声明を行っている。

    これによりロンドン市場での北海産原油の先物価格が一気に4%値上げがりした。今後中東のイラン地域での原油供給量が大きく影響を受けるのではという懸念が強まった。

    いやはや、新年早々から中東でのきな臭い出来事とは。

    今年は何やら大きな紛争があるだろうとは言われていたが、先ずは中東で口火を切ったか。他にも中国と北朝鮮が目一杯危ない様相を呈しているが、まさかハルマゲドンは起こらないよねぇ。東京オリンピックが中止なんて言う噂もあるが、根も葉もないことと思っていたが、まさか世界大戦突入での五輪中止とか??