タグ: 中国

  • 中国企業 高関税に対応して米国へ生産移転か




    トランプ政権による強烈な中国叩きに対して、面子が全てのキンペイは必至で対抗するポーズを見せているが、実際に中国のメーカーにとってはその影響は膨大であり、何とかしないと自身が壊滅してしまう事から、面子なんて言っていられない状況だ。

    例えば中国東部のギフトビジネスのオーナーは現在、テキサス州ダラスに新しい工場を開こうとしている。

    また、実際に同社の電子部門では既にネバダ州に新工場を開設しているが、ここではサプライチェーン(商品や製品の原材料調達から、製造、在庫管理、配送、販売に至るまで、消費者の手元に届くまでの、一連の流れ)が小さく、労働力のニーズが小さいセンサーモジュールの組み立てをすうように設計されている。それでもコストは上昇するが、145%の関税に比べればマシだと述べている。

    更に深刻なのは石油精製企業で、従来、企業は米国から原材料を輸入し、加工後に完成品を米国に送り返していた。これにより、原材料が総コストの80%から90%を占める石油化学産業の精製にとって、10%の関税でさえ大きな影響を与える事になる。

    結局、キンペイの面子に付き合っていたらば企業の存続が危うくなってしまう。特に米国依存の強い企業が深刻であり、実務の責任者たちは何とか米国の関税の影響を最小限に留めようと必死になっている。

    結局、気が狂ったと思わせながら、平気で非現実的な税率を吹っ掛ける、トランプ氏の悪徳不動産屋商法が成功しているのだった。





  • 中国の中型旅客機は使い物になるのか




    中国はトランプ関税にブチ切れして、納入直前のボーイング737MAXの受領を拒否し、今後米国製の旅客機の購入をしないと豪語しているが、それではその穴をどのようにして埋めるのだろうか?

    ボーイング737MAXのライバルはエアーバス A320neoであり、この2機種の比較をすると

    項目 Boeing 737 MAX 8 Airbus A320neo
    初飛行 20171 20149
    全長 39.5 m 37.6 m
    全幅 35.9 m 35.8 m(シャークレット付き)
    最大離陸重量 (MTOW) 82,200 kg 79,000 kg
    航続距離 6,570 km 6,300 km
    標準座席数(2クラス) 162 150
    最大座席数(単一クラス) 210 194
    エンジン CFM International LEAP-1B CFM LEAP-1A または PW1100G
    巡航速度 0.79 マッハ 0.78 マッハ
    燃費(旧型機比) 1520%改善 1520%改善
    客室幅(内寸) 3.54 m 3.70 m
    発注数(2024年時点) 5,700 9,700

     

    という事は、中国は今後A320を導入するのだろうか?

    実は中国には自国で開発したCOMAC C919という中型ジェット旅客機がある。

    COMAC C919とは、中華人民共和国の中国商用飛機 (Comac) が開発した、168-190席のナローボディ機であり、中国ではC919をエアバスA320neoシリーズとボーイング737MAXの競合として位置づけている。

    仕様はA320 neoとほぼ同じ、というか例によってA320の中華コピーというべきモデルだ。

    成程、それなら何もボーイング買わなくてもいいんじゃねぇの、と思うが、実はC919の開発は大きく遅れているし、加えてエンジンについては将来は中国製を使用するとしているが、現状ではゼネラル・エレクトリック社とフランスのサフラン社の合弁会社であるCFM社のもので、要するに米国が中国への輸出を拒否すればエンジンが無い事になってしまう。

    加えて、アビオニクス(航空機用電子機器)やランディングギアなどの重要部品も欧米から輸入する必要があり、これまた輸出規制に引っかかって、どうにもならないという状況だろう。

    まあ、強がったろところで米国に勝てる筈もなく、その辺を判ったうえでトランプ政権は非現実的な規制を吹っ掛けているのだから、これはもう中国に勝ち目はないという事だ。





  • 中国 第6世代戦闘機J36を公開するも 開発中のJ50も公開




    昨年11月に中国広東州で開催された国際航空ショーで中国空軍の新型ステルス戦闘機「J35」が初公開飛行をおこなったが、それから僅か半年で今度は開発中の第6世代戦闘機「J50 ]の写真を公開した。

    実は4月にも、同じく第6世代戦闘機で別の機種である「J36」の動画も公開している。

    中国は殆ど同時期に第6世代戦闘機を2機種開発している事になる。

    米国の軍事専門メディアによれば、この機種はJ50以外にもJ-XDSとも呼ばれ、昨年12月に初公開後、試験飛行を続けているという。

    内容は一切発表されていないが上の写真からは、戦闘機の前方胴体は断面がダイヤモンド型になっており、機首の下面には同じく中国のJ20や米国のF35戦闘機で見られるのと類似した電子光学照準システムあるいは赤外線探索・追跡システムと推定される構造物も見られる、という。

    加えて後方下部には、F22ラプターと似た2次元推力偏向方式の排気システムが装備されているものとみられ、こうした構成はステルス性能と機動性、安定性を全て考慮した設計と評価されている。

    このように中国は米国と第6世代戦闘機の開発で競っているというが、既に米国のF35をパクったJ35は事実上使い物にならないというか、F35と比べるのもおこがましい代物のようだから、増してや米国でも未だ開発中と言われる第6世代戦闘機「F47」対抗する機種の開発を中国が順調に行っている、なんていう発表を信じる方がどうかしている。

    なお、F47については、3週間ほど前にトランプ氏の動画が公開されている。

    まあ、何よりも面子を大切にするキンペイからすれば、「米国と戦闘機開発を争っているあるよ」と言いたいのだろうが、新型開発の前に雨水が侵入すると壊れるし、パワーを上げると黒煙をまき散らすジェットエンジンを何とかしろよ、と言いたいところだが(笑





  • 中国製 超高コスパのオシロスコープを買ってみた




    アナログシンセサイザーをイジクリ回すのにオシロスコープがあれば都合が良い、というか、これが無いと手探りになってしまう。そこで以前、数千円で買える簡易型のオシロスコープというものを入手したが、まあ波形は出るので一応役には立つが、オペレーションが煩雑でしかも取扱説明書が英文のみで、しかも字がやたら小さいなど、それなりの代物だった。

    そこで、少しはマシな設置型のオシロスコープでも買おうかと思い、最近の価格を調べてみた。オシロスコープの一流ブランドといえば「テクトロニクス」で、2年程前に調べた時は廉価版シリーズが何と5万円台だった。半世紀前に業務で使っていた頃は百万円くらいしたのだが、何と今や一桁以上も安くなっている。これもデジタル化のお陰だろう。

    そのテクトロのオシロは現在、円安の影響もあってか7万円台になっていた。そこで、もっと安いのは無いかと調べたら、噂の中華制が見つかって、その価格は2.4万円だった。

    OWON SDS1022 オシロスコープ 薄型 軽量 2チャンネル 100Ms/s 20MHz 帯域

    それで、ネット上で評判を調べたら、個人の使用ならば充分に役に立つらしい事が判った。
    う~ん、これで良いかな、と思って、ふと画像にある選択ボタンを見たらば、何やら上位機種が更に値引き販売されてていた。そこで、ボタンを押すと

    OWON SDS1104 オシロスコープ 薄型 軽量 4チャンネル 1Gs/s 100MHz 帯域

    おおっ、なっ、何と、4チャンネル・100MHz帯域で3.4万円ではないか。4チャンネルあれば当然使い易さは大いに向上するだろう。そこで、考えて末に、これをポチってしまった。

    品物は夜に注文して翌日午前中に配達されてきた。という事は、各センターに在庫を持っている、すなわち結構売れているという事だろう。よく見たらば過去1カ月に40個以上販売されたと記してあった。

    届いた梱包は想像よりも小さく軽かった。まあ、アナログ時代のオシロスコープが巨大で重かったからそう感じるのだろうが、時代の進化を感じるところだ。

    早速中身を出してみる。

    見た感じ、全体に何となくチャチいというか高級感は無いが、価格を考えれば文句は言えない。

    そして、早速アナログシンセサイザーの波形を測定してみた。

    これは便利だ。4チャンネル表示なんて、昔からすれば夢のようだ。

    しかも驚く程の多機能らしいが、別に波形をチェックするだけなら、それ程の機能は必要はないから、益々これで充分だ。

    ただし、PCとUSB接続してデーターをやり取り出るらしいが、こうなると取扱は英文のみで、しかも判り辛いし、オマケに上手く同期できなかったりする。

    この辺は特に急ぐ事もないので、そのうちゆっくりとチェレンジする事にしよう。他にも日本語の説明書と違う動作をする部分も散見されるが、別に大きな問題ではなく、そんなものだと割り切って使えば特に問題はない。

    結局、第一印象は価格以上の価値どころか、驚くばかりのコストパフォーマンスであるのは間違いなかった。

    やっぱり中国おそるべし。

    これだから、危険を判っていても手を切れない日本人が多いのも納得できるというものだ。





  • 日米合同演習で対中国戦のシミュレーションを行っていた




    昨年2月、日米がシミュレーション形式の合同軍事演習「キーン・エッジ2024」で、中国の台湾侵攻を想定したウォーゲームを実施していたと、4月6日に産経新聞が報じた。その内容は、航空自衛隊所属の戦闘機が台湾海峡を渡ってくる中国の強襲上陸艦隊を対艦ミサイルで攻撃し、中国軍が日本列島西端の与那国島に上陸するという、実践を想定した作戦指揮訓練をだという事だ。

    日米は、2027年に中国の台湾侵攻が行われる可能性に備えて、綿密に準備を進めているといわれている。

    産経新聞は、ウォーゲームの一部だけを紹介し、それによると、中国軍の台湾侵攻により米軍はすぐさま日本の統合作戦司令部に、台湾海峡を渡る中国軍強襲上陸艦隊への攻撃を要請し、これに対して日本は航空自衛隊が保有するF35AとF15Jなどが出撃し、中国軍の上陸艦隊の輸送艦を攻撃した。

    演習当時自衛隊内部では「上陸艦隊より中国の空母をまず攻撃すべきではないか」という意見が出たが討論の末、その時点で中国軍が運用している空母は攻撃対象として優先順位は低い、という判断を下したという。

    まあ妥当な判断だ。しかし、一般庶民の我々でさえ中国の空母なんてポンコツで使い物にならないのを知っているのに、自衛隊には一部だとは思うが、それを知らない幹部がいるのだろうか?

    ところで、何故に1年も経ってから今頃、この合同演習の内容が報道されたのだろうか?

    昨年の演習時には、日本の防衛省と自衛隊は、「特定の国や地域を狙った演習ではない」と公式に否定していたが、今になって中国が台湾に侵攻したら日米の連合軍が直ちに対応するぞぉ~っ!と警告した事になる。

    これもトランプ革命による、中国崩壊作戦のひとつだろう。





  • トヨタの最先端EVは中国との共同開発




    23日、世界最大級の自動車展示会「上海モーターショー」が中国・上海市で開幕した。

    中国市場は世界一となる年3,000万台市場であり、EVやPHVなどの新エネルギー車が販売全体の4割を占めている。また、雨後の竹の子のよう他業種からの参入もつづいている。

    このショーでトヨタは新型EV「bZ7」などを公開。現地法人の幹部は発表会で「スマホと同じ使い勝手をクルマの中でも実現する」とアピールした。

    bZ7は中国生産モデルとして、広州汽車集団有限公司(GAC)、広汽トヨタ自動車有限会社(GTMC)、およびトヨタ知能電動車研究開発センター(中国)有限会社(IEM by TOYOTA)が共同で開発を行った、全長5mを超える大型セダンタイプのBEVだ。

    トヨタは全個体電池の実用化を2027年頃としているが、この bZ7が発売される2026年には間に合わない。噂ではbZ7は極めて短い充電時間を達成しているとうから、これは正極材にリン酸鉄リチウム(LFP)を使用し、航続距離の向上と充電時間の短縮を目指した次世代電池といわれるバッテリーを搭載するのだろう。

    それにしてもトヨタはこれ程までに中国ビジネスに足を突っ込んでしまって大丈夫なのだろうか? 世界の流れは、米国のトランプ政権に追従して中国を世界経済から排除する方向なのに、益々中国との関係を深めるトヨタは、一体この先どうなるのだろうか?





  • 飲食店で容姿をバカにされたトランスジェンダー女性が男性をボコボコに




    中国南部・湖南省にある中国火鍋チェーン大手の海底撈国際控股(ハイディラオ)で、トランスジェンダー女性Aさんが男性を暴行する動画がこのほどSNS上に掲載された。


    動画ではAさんが男性を床にたたきつけ、ハイヒールで男性の頭を殴る様子が写っているという。

    Aさんは湖南省出身で現在、4万4000人のフォロワーを抱えるファッション・美容系インフルエンサーで、昨年11月に性転換手術を受けたトランスジェンダー女性で、日ごろから武術やスポーツに親しんできたという。

    事件の発端はAさんによると、男性は湖南省の人々のことを『貧しくてブサイク』とバカにし、Aさんに対して携帯電話で私の頭をたたき、食べ物やゴミを投げるなどしてきた、と主張しているという。

    これだけでは、Aさんが湖南省出身だからブサイクだと言われたのか、トランスジェンダー女性であるAさんがブサイクというのが主なのか、良く判らない。

    そしてこの事件の顛末はと言えば、結局Aさんと暴行を受けた男性は和解し、事件が発生した海底撈側に正式に謝罪し、今回の事件によって発生した被害を補償する計画であることを表明している。

    事件としては大したものではないが、SNSとかトランスジェンダー女性とか、話題としては面白いから結構拡散したのだろう。





  • 中国が中韓暫定水域内に「人工島」を建設




    中国は中東などで使用後に廃船となった石油ボーリング船を短期間で改造し、西海暫定措置水域(PMZ)に「養殖場支援施設」と名付けて海上固定式の構造物を無断で設置した事が20日までに判明した。

    PMZは漁業用以外の施設の設置、支援、開発などの活動が禁じられいる事から、中国は『漁業関連施設』という口実で事実上の『ミニ人工島』を建設したと見られている。

    相変わらず無茶苦茶だが、これぞ中共方式という感じだ。

    これに対して、韓国政府はこの状況を把握しているとし、実際に先月26日に韓国の海洋調査船が汚染物質排出を調査するために近づいたところ、中国はゴムボートなどを使って妨害した事から、韓国海洋警察も急きょ艦艇を派遣し、現場で中国海洋警察と2時間以上にわたり対峙したという。

    この構造物設置の挑発に対して、野党である共に民主党は何の反応も示していない。韓国は6月3日に尹前大統領弾劾のよる大統領選挙が行われるが、ここで共に民主党の候補(ほぼ李在目)が勝利したならば、中国属国路線まっしぐらで、EEZなんて簡単に乗っ取られそうだ。





  • 中国が中韓暫定水域内に「人工島」を建設




    中国は中東などで使用後に廃船となった石油ボーリング船を短期間で改造し、西海暫定措置水域(PMZ)に「養殖場支援施設」と名付けて海上固定式の構造物を無断で設置した事が20日までに判明した。

    PMZは漁業用以外の施設の設置、支援、開発などの活動が禁じられいる事から、中国は『漁業関連施設』という口実で事実上の『ミニ人工島』を建設したと見られている。

    相変わらず無茶苦茶だが、これぞ中共方式という感じだ。

    これに対して、韓国政府はこの状況を把握しているとし、実際に先月26日に韓国の海洋調査船が汚染物質排出を調査するために近づいたところ、中国はゴムボートなどを使って妨害した事から、韓国海洋警察も急きょ艦艇を派遣し、現場で中国海洋警察と2時間以上にわたり対峙したという。

    この構造物設置の挑発に対して、野党である共に民主党は何の反応も示していない。韓国は6月3日に尹前大統領弾劾のよる大統領選挙が行われるが、ここで共に民主党の候補(ほぼ李在目)が勝利したならば、中国属国路線まっしぐらで、EEZなんて簡単に乗っ取られそうだ。





  • 中国シャオミのEVがテスラを逆転?




    テスラを逆転するEVといえば中国のBYDと言われていたが、そのBYDは米国を主とした反中国政策により苦しい展開なっているが、そのBYDに代わって同じ中国のシャオミがテスラにとって代わるEVメーカーだ、という話が出ている。

    シャオミは元々、スマートフォンのメーカーとして2011年に初代スマホを発表し、その後は次々と新型を発表している。グローバル市場ではアップル、サムスンに次ぐ第3位となっている。

    そのスマホメーカーであるシャオミは2024年3月にEVである「SU7」を発売し、発売後僅27分で5万台、24時間で9万台の予約が入り話題となった。

    そのSU7 については当ブログでの何度か取り上げている
    中国製EVシャオミ 突然コントロールを失って事故
    シャオミのEV サーキット走行でブレーキ効かずクラッシュ
    中国のモーターショーで展示中のSUVが暴走
    何と、全てが暴走事故に関する内容ばかりだ。

    こんなクルマを平気で売っているなんて流石は中国。しかし、これが世界的にテスラを追い越すとうはあまりにも大法螺過ぎる。

    因みに、この暴走欠陥車が世界を席巻するような、中国EVヨイショの記事を書いているのは、
    例えば
    「テスラ超えEV」その名はシャオミ 「毎日新聞」
    中国スマホ大手シャオミ、EV参入…「ポルシェやテスラに匹敵する夢のクルマを作りたい」「読売新聞」

    BYDの日本進出がほぼ失敗確実の現在、それでも今度はシャオミを持ち上げる日本のマスコミの懲りない姿には全く恐れ入る。