朝鮮日報によると『韓国の国土交通部は19日、GTX(首都圏広域急行鉄道)-A路線を走る車両の実物大模型を展示し、外観と内装を公開すると発表した。』
さて、先ずはこのGTX(首都圏広域急行鉄道)-A路線とはどんなモノなのか。正直言って、韓国の鉄道路線何て全く興味は無いが、先ずは敵を知る事も大切と思い調べてみた。
今回のGTX-A路線とは坡州市雲井-ソウル駅-三成-東灘駅間の総延長83.1キロある路線、と言っても全くイメージは湧かないから、地図を作ってみた。

これによると首都ソウルを中心に北へ約30キロ、南へ約50キロに渡る路線で、日本で言えば東京を中心に北は柏、南は茅ヶ崎辺りに相当する。
このGTXの大きな特徴は大深度地下を走るという事だが、はて、韓国にそんな技術があるのかなぁ?
その地下を最高速度180km/hで走るというのだから、これは見ものだ。なんたって、高速鉄道ではトンネル内への風圧の上昇に耐えられず、トンネル手前で徐行運転を行うととか、その他信じられない事態が多数のお笑い鉄道だったくらいで、いやこれは楽しみだ。
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それで、今回の「実物大模型」の写真が公開されている。

座席はロングシートとなっているようだ。まあ、この程度の距離なら、日本の湘南新宿ラインに相当するから、基本的にロングシートでもOKではある。そしてドアは片開き3枚ドアを使用しているが、これは高速運行時の騒音を減らすため、と言っているようだが‥‥。
しかしこんな立ち席の多い車両を、地下で180km/h走行なんて、常識で考えて「本当かよ?」という疑問が湧くが、これは例によってお笑いネタになる事間違いなしだ。
開通は2023年を目標というが、あくまで目標であり、まあ、実際には‥‥永遠に開通しないとか、速度を80㎞/hくらいに制限して運行とか、考えてだけで今から楽しみだ。
何しろ鳴り物入りで世界初と大騒ぎした5G通信は4Gよりも遅かった、というお国柄だからねぇ(笑