尹大統領の弾劾によって大統領選挙が6月3日に行われる韓国だが、野党・共に民主党の李在明代表が野党候補となるのは確実のようだ。
李在明代表は2021年の予備選挙では容易に過半数の得票を得てⅠ位になると予想されていたが、大庄洞不正疑惑が表面化し、李洛淵(イ・ナクヨン)候補に逆転されそうになってしまった。そこで今回、李代表は100%の勝利が保障されるように、自らが絶対に勝てるように予備選挙ルールの変更を行った。
現在の共に民主党は、李代表に対してあからさまな忠誠心を示す勢力が党を支配している事から、李在明グループ以外は総選挙の候補者から排除される状況のようで、要するに李在明独裁状態ということだ。
では李在明は大統領になれるのか?
韓国での共に民主党の支持率は35%程度といわれ、という事は65%は保守系支持という事になる。ところが、その保守系政党が分裂していて統一候補を出せない状況になっているという。もしも一本化すれば簡単に勝利できるのに、まあ、困ったものだ。
と言ってはみても、日本だって言えた義理は無いというくらいに、今の自民党は最悪状況になっている。現実に総裁選では高市氏が絶対に有利の状況から、決選投票で裏切る議員が続出し、まさかの石破総理が誕生してしまった。
韓国の大統領選で李代表が勝利したらば、まあ確実に対日関係は最悪になるだろう。それに対する石破政権の対応は‥‥いやまあ、考えるだけで恐ろしくなる。