昨日投開票された韓国大統領選挙は、予想通り極左といわれる李在明氏が当選した。
韓国では保守と革新の支持率はほぼ半分づつだが、にも関わらず候補者を1本化できなかった保守系は、どう考えても勝ち目のない選挙だった。しかも左派陣営は、選挙戦では極端な発言は控え、無党派層への支持拡大を図ったほか、保守層の切り崩しにも力を入れ、伝統的に保守層が強い南部の大邱や慶尚道もたびたび訪問するという念の入れようだった。
それぁ、勝って当たり前だ。
同氏は既に投票日前から当選を確信していたのか、今までの言動を翻して「日本と仲良くしたい」と発言し、当選後も日本および米国との関係を最重要視するのではないか、とみられている。
今回の結果に対して米国のルビオ国務長官は「日米韓3か国の協力をさらに深めていく」との談話を出している。
韓国の国会は共に民主党が多数を占めていることから、政権とのねじれは解消された事になり、政権運営は盤石となる。李在明氏といえば、現在刑事被告として係争中だが、被告が大統領に当選した場合に刑事裁判の手続きを停止することになる法改正を目指しているから、どうやら逃げ切りに成功する可能性は高い。
そして、北朝鮮対策はどうなるのだろうか?
李在明氏は極度の反日と左翼思想、そして親北であった事から、北との統合を目指しているともいわれていたが、最近の方針転換で親日・親米の発言をしている事から、本当に現実路線により崩壊寸前の韓国経済立て直しに取り組むかもしれないが、これは何とも言えない。
ただし、下手に親日に転換して日本に援助を求められたら、日本のアホな政権や役人は、のど元過ぎれば熱さを忘れるで、バカな支援をしてしまうのだろうなぁ。