サムスン電子の京畿華城事業場で先月31日に停電が発生して一部DRAMとNANDフラッシュ生産ラインの稼動が中断した。停電は約1分程というが、生産ラインの復旧作業には2~3日ほどかかるという。
サムスンの生産ラインでの停電といえば、昨年3月にも半導体工場での停電が発生して、生産ラインが20分停止し、総額500憶ウォンの損出を計上している。この時は非常用電源装置が稼働したが20分しか電力を供給できず、その後20分は電力供給が完全に中断したが、今回は約1分の中断であり、なぜに非常用電源が作動していないのだろう。
実は今回の事故は工場内の変電所送電ケーブルが原因というから、非常用電源が作動してもケーブルが不具合なら送電はできないよなぁ。まあ何れにしても半年ほど前に停電事故で大きな損出を出しているにもかかわらず、また同じような事故を起こすというのだから、相変わらずのお笑い設備ということだ。
サムスンは一応世界の3大チップメーカーといわれているが、Intel、TMSCに比べて製造設備への投資が不足しているという。それでも結構巨額の投資をしている訳だが、その資金を融資しているのは日本のみずほ銀行であり、もしもサムスンが倒産したらみずほも持たないだろう。またみずほが手を引いてもサムスンは崩壊するわけで、文ちゃんはサムスンは韓国の誇りとはほざいているが、その誇りを支えているのは日本の銀行という事だ。
他にもみずほ銀行は韓国に対する融資が莫大であり、韓国の崩壊とともにみずほ自身も倒産の危機が叫ばれている。同じ大手でも三菱UFJやリソナと違い危ない銀行として大口預金は避けるべき、と言われているのもなる程頷ける。