AI時代は初級プログラム業務は無くなるというが、IT系専門学校に未来はあるか


AI時代は初級プログラマーの仕事が無くなるといわれているが、それらの人材を育ててきたIT系専門学校はどうなるのだろうか。

結論から言えば、IT系専門学校は消滅はしないが、「二極化」する。

つまり、価値が急上昇する学校と、存在意義を失う学校に分かれる事になる。

① 最も打撃を受けるタイプのIT専門学校
まず、厳しい状況になるのは以下のタイプだ。
「コーディング作業者養成型」
典型的な教育内容:
• Javaの文法
• HTML / CSS
• PHP基礎
• CRUDアプリ作成
• 指示通りのプログラム作成
これらは現在、AIが最も得意な領域となっている。

例えば現在でも、AIは:
• Webアプリを数分で生成
• バグ修正を自動実行
• テストコード生成
が可能。

つまり、「言われた通りにコードを書く人」の需要は大きく減る事になる。

これらの人材は専門学校の従来の主力養成対象だった。

② なぜ専門学校の存在意義が揺らぐのか
最大の理由は、
AIが初級プログラマーの代替物」だからであり
企業側から見れば
従来:
• 初級プログラマーを採用
• 年収300〜400万円

現在:
• 上級エンジニア+AI
• 同じ仕事をより高速・低コストで実行
となる、これは構造的変化だ。

③ しかし、すべてのIT専門学校が不要になるわけではない
むしろ、以下の分野では需要が増えると考えられる。

生き残る分野①:インフラ系
• サーバー構築
• ネットワーク構築
• クラウド運用
• セキュリティ

理由:AIはコードは書けるが
• 物理機器管理
• ネットワーク設計
• システム運用
は完全には代替できない。
実際、企業で不足しているのは:プログラマーよりインフラ技術者だ。

生き残る分野②:AIを使う技術者の養成
今後の主流は:「プログラムを書く人」ではなく「AIに書かせる人」になる。

必要な能力は
• 仕様設計
• AIへの指示
• 出力の検証
• システム統合
これは新しい職種だ。

生き残る分野は現場に近いIT
• 工場の制御システム
• ロボット制御
• 組込みシステム
これは日本で特に強い分野であり、AIだけでは完結できない。

④ 実は専門学校は有利な側面もある
大学は制度改革が遅いが、専門学校はカリキュラム変更が速い

結局、生き残る専門学校は:
• AI活用教育
• クラウド教育
• セキュリティ教育
これに急速に移行していくだろう

⑤ 今後、消える専門学校の特徴
以下の特徴がある学校は危険:
• 古い言語中心(COBOLなど)
• 暗記中心
• AI教育なし
• 就職先が下請けSES中心
こうしたモデルは縮小する。

⑥ 伸びる専門学校の特徴
• AWS(Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービス)
• AI活用
• セキュリティ
• ネットワーク
• 組込み
を教える学校。

⑦ より本質的な変化
実は、消えるのは「専門学校」ではなく 「初級IT労働市場
これは極めて重要で
従来、初級 → 中級 → 上級と成長したが、今後は
• 初級の多くはAIが担当
• 人間は最初から「AIを使う技術者」
になる。

⑧ 結論
IT専門学校は:
• 半分は衰退
• 半分はむしろ重要性が増す
ただし教育内容は完全に変わる。

養成対象は
従来:
• プログラマー
今後:
• AI活用技術者
• インフラ技術者
• システム統合技術者

とう事であり、受験生や親、教師はこれらを確実に見極める必要がありそうだ。