中国軍はドローンを大量に使用した戦闘を実施すべく準備をしているというが、その一つが100機の小型ドローンを一斉に発進できる無人新型高高度「ドローン空母・九天」だ。

「九天」は昨年の第15回中国航空ショーで初公開され、注目を集めた。翼幅25メートル、最大離陸重量16トン、最大積載量6トン。第4号機は機体の組み立てを終え、現在システムの設置と試験を行っているとみられる。初飛行は6月末までに行われる予定だ。

丸天は偵察、攻撃、物資輸送など幅広い任務に対応できる。
では、攻撃の為に丸天から発進するドローンはというと、どうやら民間・産業用ドローンを転用するらしい。中国にはDJI、Autel Robotics、Potensic、Hubsan、HolyStoneなどの民間のメーカーがあり、これらは日本でもアマゾンなどで簡単に入手できる。
なかでもDJIは十数万円クラスの比較的高価なモデルが多く、これなら爆弾を搭載して攻撃すれば、対人兵器としては十分な殺傷能力となるだろうし、100機の丸天なら10000機も飛んでくるのだから、現状では防ぎようが無い。

とはいえ、日本でも中国のドローン攻撃は当然想定しているし、それに対する対策として出力100キロワット級の電気駆動型高出力レーザーシステムを開発し、飛行中の小型無人機や迫撃砲弾をレーザー照射によって破壊する試験に成功しているという。
迎撃も勿論大切だが、日本も中国以上の小型ドローンを自国で生産する必要があるが、さて、その現状はどうなのだろうか?
産業用としてはACSL、Liberaware、SONYなどが手がけているようだ。
これについては、次回までに纏めようと思っている。