長野県富士見町境に設置された太陽光発電所の敷地に、産業廃棄物が不法に埋められていたことがわかり、町は9日付で土地造成や設置、事業に関する包括的な許可を取り消した。

この業者は香川県観音寺市の「ミトヨテクニカル」で、町によると同発電所は工事完了届を提出しないまま事業を開始したため、町は売電の停止や許可内容と相違する箇所の是正工事を求める勧告書を発出した。
その後、孫請けの工事業者から違法工事に関する情報提供があり、県警や県とともに現地調査を実施した結果、敷地内の砂利を敷き詰めた排水設備下に約3.4トンに上る、産業廃棄物として未処理の木の根や枝が見つかったほか、別の場所には太陽光パネル約49キロが埋設されていたという。
いや、まあ、ショウもない会社だなぁ。
そこでこの「ミトヨテクニカル」なる企業を調べてみたらば、なんとHPがあり、それによると
従業員数60名(内パート10名)
事業内容LED照明用電源の開発設計・製造
産業用基板の製造
という事だった。
典型的な中小企業だが、一応まともな企業に見える。しかし、やっている事はかなり危ない内容だ。
同HPには「プレスリリース」なるページがあるが、これらの問題については何も触れてはいなかった。

これに対して同社は、工事会社に任せているので、こちらではわからない」と言っているようで、さて、それで済む話かなぁ。
もしかして、ブームに乗って素人がソーラー発電なんかに手を出して悪徳業者に丸投げし、本職にまで波及するとしたら、これまた自業自得というものだ。