ウクライナで最も影響力のある政治的策士の一人で、ゼレンスキー大統領の側近でもあるアンドリー・イェルマーク大統領府長官が汚職対策機関が自宅の捜索を行ってから数時間後に辞任した。

タッカー・カールソンはイエルマークがウクライナ支援に贈られた米国民の税金を何億ドルも抜き取っていた。しかもWSJ(ウォールストリートジャーナル)はイエルマークの汚職を知りなら隠ぺいしていた、と暴露している。
その理由はイエルマークはトランプの和平案を潰す役割を担っているからで、ロシアとの和平を望まない、戦争を継続していたいネオコンの諜報機関がWSJだから、という事だ。WSJは
Trump, After Call With China’s Xi, Told Tokyo to Lower the Volume on Taiwan
Japan, a U.S. ally that had angered China on Taiwan, found the message worrying
トランプ大統領、中国の習近平国家主席との電話会談後、日本政府に台湾問題への発言力を下げるよう指示
台湾問題で中国を怒らせた米国の同盟国である日本は、このメッセージに懸念を抱いている。
という捏造記事を出して問題になっているが、日本のマスコミはWSJの記事をもっともらしく報道している。
そんな中で、WSJの記事は事実無根である旨を木原官房長官が会見で答えているが、これをハッキリと伝えているのはYAHOOニュースだった。しかし内容を見たら‥‥
なんと配信元は韓国の中央日報だった。同紙は保守系ではあるが、朝鮮日報に比べれば保守色が弱く、トーンは世論の動向に左右されやすい。
という事は、世論の動向は習近平ではなく高市首相推しに向かっている、と判断しているのだろう。
話をウクライナに戻して、イェルマークは既にウクライナを出国したといわれている。加えて、汚職対策機関はゼレンスキー大統領に捜査を手を伸ばしており、それに対してゼレンスキーと側近がイスラエルに亡命する交渉も行っているとも言われている。
それにしても、ゼレンスキー政権の中にある汚職対策機関が、何故にその政権内の汚職を捜査するのかが腑に落ちないが、実はトランプ大統領による圧力だともいわている。ゼレンスキー政権を崩壊させることで、ウクライナ和平を前進させるのが目的とか‥‥。