交換したSSDの中は真っ新だから、先ずはWindowsをインストールする必要があり、これは既に作っておいた回復ドライブのUSBメモリを刺して電源を入れ、BIOS設定画面からUSBブートを指定して立ち上げ、WiFiを接続後にネット経由でWindowsをインストールするが、時間は結構かかるものの、特にトラブルなく終了した。
あとは、既に外付けハードディスクに保存しておいたイメージファイルを読み込むだけ、と安心していたら‥‥世の中そうは甘くなかった。
ネットで調べた方法でイメージファイルで復元しようとしてもトラブルだらけで、それでも悪戦苦闘の末、何回目かのトライでいよいよイメージファイル読み込みのダイヤログが出て、やれやれ始まったと思ったら、なんと‥‥イメージファイルが「見当たりません」という警告とともに終わってしまった。
おいおい、イメージファイルは読み込み前にWindowsが自動的に検索していたのに、今更読めないとは、何やら騙された気持ちだ。
それで色々調べてみたらば、Microsoftはこのイメージバックアップを近日中に廃止する予定だという事が判り、既にこの方法は推奨していないという事だった。
な~るほど、Windowsは中身を弄り過ぎてグチャグチャになってしまい、イメージバックアップの不具合事例に対応できなくなり、それなら辞めちゃえ、という事かな。
結局、深入りしている時間があるなら、真っ新な状態から新規に設定した方が確実と判断して、早速実施することにした。
一番必要なPHOTOSHOPについては、サブスクのために再インストールは簡単だし、Exellは永久ライセンスだが、既に勝手にインストール?してセットされていた。
その他のアプリも地道にインストールとセッディングを行って、殆どがSSD交換前の状況になり、やれやれ。
それで、改めてインストールしたソフトをチェックしていくと、何やらレスポンスがやたら良い事に気が付く。今まで3年間のゴミが溜まっていたのが、真っ新になった事と、交換したSSDが実は互換品とはいえ読み書きの速度が向上しているのだった。
実は今回、メインPCのセッティング中にネットの情報を参照する際に、通常ならスマホで検索するか、持ち出し用に偶に使用しているノートパソコンを使うことになるのだが、今回は旧型機にLinuxをインストールしてバックアップ機として使えるようになっていた為に、デスクトップパソコンの環境で24インチディスプレイと標準キーボードでの作業が可能となり、これは劇的に効率が上がる結果となった。
Linux機には既にCromeは元よりFTPもインストール済で、このブログの更新や新規投稿も問題なくできるようになっている。そしてオーディオについては、WindowsやMacでスタインバーグ社のオーディオインターフェースを使用する場合、専用のドライバーをインストールする必要があるが、なんとLinuxには最初から対応できるドライバーがインストールされていて、USBケーブルを接続するだけで音響出力を得る事ができた。
LinuxはOS自体がWindowsに比べて単純だから動作が軽く、オープンソースで世界中のボランティアがアプリケーションを無償公開し、しかもユーザー数が少ない事からウイルスを開発しても元がとれないから、結果的にウイルスの心配がないなど、行ってみれば「速い、安い、上手い」という、何やら牛丼みたいな存在だった。