主力PCのSSDセクター破損発生【前編】





メインとして使用しているPCに突然、SSDのセクター不良が表示された。

まあ、重要なデーターを失ったということでも無さそうだが、SSDの場合は不良セクターが発生したら近いうちに突然完全に死亡してしまう危険があるというのは定説だから、これは交換しかない。

先ずはSSDのメーカーやスペックを調べて、この代替品をAmazonで調べたら、1.5万円ほどで入手できる事が判った。ただし、アマゾン直販は納期が長いので、マーケットプレイスで信頼できそうな業者を選び早速注文し、2日後には問題なく入手できた。

下の写真では一時代前には主流だった3.5インチHDDと最新のM.2タイプのSSDを比較するが、いやまあ、時代の進化は凄いもので、その大きさの違いに唖然とする。

ここで一つ付け加えておくと、SSDにはM.2以外にHDDと同様にSATAケーブルで接続するタイプがある。これは2.5インチで、HDDと互換性があるために、HDDの代わりに取付が可能となる。今回はこれについては特に触れないので興味のある方はネットで検索すれば直ぐに出てくるだろう。

M.2 SSDの取付は写真の上部に見える端子をコネクタに差し込み、下部にある半円形のくぼみに合わせてM2のビスで止めるのだが、この小さいネジで止めるのが結構面倒だ。

PCの筐体カバーを開けて中を見れば、SSDはグラフィックホードとヒートシンクの隙間の奥深くに位置し、これはヒートシンクを外すのが手っ取り早そうだ。

ヒートシンクは4本のネジで止まっているが、これは容易に外すことができる。

これでSSDを外す事ができそうだ。M2の止めネジを外して、本体をコネクターから外し、新しいSSDを差し込んで、あとは止めネジを入れて締めるだけだが、このネジが極めて小さくて相当に苦労する。

悪戦苦闘の末に何とか取付が終了し、ヒートシンクを取り付けて完成となる。

それにしても最近のPCは増々小型化されていて、マザーボードなんて小さくなったものだ。結局、筐体内で目立っているのはCPUのヒートシンクグラフィックボードGPU)だった。とりわけGPUの存在感は抜群で、しかも電源を入れると「GEFORCE RTX」という文字がデカデカとしかも白く光つている。筐体の中にあって、普段は見えないのに無意味じゃねぇ、と疑問だったが、そういえばゲーム用PCには側面が透明で中が見えるタイプのものがあり、それには大いに効果があるという事だろう。

ハードの方は片が付いたので、今度はイメージデーターの復元に進むことになるが、これがまた大変な苦労をする事になる。

この先は続編にて

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