高市氏は総理になれるのか

日本の政治に関する話題で、今一番のハイライトは勿論公明党の連立離脱表明だ。

しかし、政権与党にいる事で大きなメリットを甘受していた公明党が、何故にそれを捨ててまで突然の政権離脱を強行したのだろうか。

向きの理由は政治と金、靖国、外国人との共生、最大の理由は政治と金というが、石破時代に言わなかった事を今更なんでという感があるが、要するに単なる理由付けという事だ。

斎藤代表は10月6日、国会内で中国大使と会談しているが、ここで中共の強力な指令が伝わった事で離脱表明に至った、という事は既に公然の秘密どころか、ネットメディアでは事実として伝えている。

では、高市氏は首相になれるのか?

これについては正に今、マスコミもネット界も、本職もアマチュアも、喧々諤々の議論が続いているが、これこそ正に五里霧中状態だ。

とは言え、この場でも多様の予測くらいはしてみよう。

先ず衆参両院でそれぞれ投票を行うが、第一回投票では恐らく誰も過半数は取れないであろうから、上位2名の決選投票となるだろう。この時衆参で結果が異なる時は衆議院の結果が優先されるので、事実上は衆議院での決選投票で首相が決まる事になる。

自民党の衆議院議席数は196議席であり、立民(148)+国民(27)では175票で及ばず、さらに維新(38)が加わったとすると213票で逆転となる。しかし、このような連立が果たして可能かという事と、もし連立したとしても、マルで政策の違う3党の連立では、政権が出来たとしても早い段階で崩壊するのは目に見えている。

他にも色々な組み合わせが考えられるが、増々混沌としてきた。

ところで、日本のマスコミはトランプ大統領は高市総裁が即首相であると勘違いしたメッセージを出したと言っているが、いくら何でも首班指名は別である事を知らないというも妙だ。これって、米国からの暗黙の圧力とは考えららないだろうか。

トランプ氏は28日に来日して首脳会談を行う予定だが、その時になって、いや実は首相は〇〇です、何ていう事になったら、日米関係はどうなるのだろうか?