読売新聞が、『日印両政府が両国間の人的交流を促進するため、新たに行動計画を策定するといい、今後5年間の目標を50万人以上と明記する。政府職員や産業界、学術界などの往来を増やし、インドの活力を取り込んで日本の経済成長につなげる狙いがある』と報道している。
その中で、5万人は高度な技術や専門知識を持つインド人を日本が就職などで受け入れることを想定している、という事だ。
インドは人口14億人超で優れたIT人材も豊富で、慢性的な人手不足に悩む日本国内のIT業界での活躍が期待されているが、英語を話せるインドの専門人材は米欧を就職先に選ぶ傾向があり、現地の教育機関で日本語教育を強化し、日本に呼び込む環境を整備するというのだが‥‥。
ところで、この5万人の高度なIT技術者とは、日本人でいえばどのレベルかを生成AIに聞いたみた。
インドから受け入れる「高度人材」を日本人に置き換えると、だいたい以下の層に相当します。
学歴水準
• 旧帝大(東大・京大・阪大・東北大・名大・九大・北大)情報系・工学系卒
• 東京工業大学・筑波大・電通大・横国大 などの国立理工系
• 早慶の理工学部(特に情報・電気電子系)
• 一部の上位私大工学部(東京理科大、芝浦工大、豊橋技科大、四工大の上位層など)
※海外のインド工科大学(IIT)は「インドの東大+東工大」のような存在であり、日本だと「東大・東工大の情報系」クラスと見てよいです。
職歴・スキル面
• 大手ITベンダー(NTTデータ、富士通、NEC、日立ソリューションズなど)でシステム設計・開発を担当する人材
• 外資コンサル・SIer(アクセンチュア、IBM、Capgeminiなど)でクラウド・データ基盤をリードできる層
• AI、機械学習、ビッグデータ解析の研究開発に携わる人材(大学院修士・博士含む)
という事で、成程これは随分とレベルが高い。
では、日本にはこのクラスの人材はどのくらいいるのか、そしてその他のITエンジニアとの人数の割合はどうなのかも聞いてみた。その結果は

トップ層は3~5万人という事は、インドから5万人を受け入れれば倍増する事になる。
最先端の開発を行うトップ層も重要だが、実際の製品開発などに従事する中核層も大切であり、この層は現在何とか足りているというが、高齢化によるベテラン引退により 2030年には不足に転じるリスクが高い、という事だ。