習近平失脚か、という噂がいよいよ真実味を帯びてきた今日この頃。
中国・四川省で10代の少女に対するいじめへの対応を巡って市民らが抗議し、治安当局と衝突した。原因は先月、四川省で10代の少女1人に複数の少女が殴る蹴るなどして軽傷を負わせるいじめがあり、地元当局が暴行を加えた少女らに矯正教育などを科した事件だ。
この虐めの様子がSNSで拡散されると当局や学校の対応について市民らが地元政府の庁舎前で抗議し、これを公安が排除した事で衝突となったようだ。

実は市民の怒りの原因は別にあるようで、この加害者は共産党幹部の娘で、このため今まで公安は捜査をしなかった事に対する怒り、すなわち共産党幹部の家族ぐるみでの特権意識と行動に対するうっぷんが遂に爆発したという事のようだ。
共産主義社会と腐敗はつきものであり、地方政府も含めての中国共産党の幹部の腐敗には、流石に市民の怒りも収まらず、習近平体制の弱体化も手伝って、反政府運動は益々盛んになり、それへの弾圧も、これまた過激化する事は容易に想像できる。
中国は国内経済の悪化に加えて、トランプ政権による徹底した中国潰しの前に、もはや風前の灯状態だが、窮鼠猫を噛むで無茶な軍事侵攻などを起こすのが心配だ。