オーストラリア国防省は8月5日、海上自衛隊もがみ型護衛艦の能力向上型である「新型FFM」を採用すると発表した.
この能力向上型護衛艦については、防衛省がイメージ図を発表している。

また、調達先の三菱重工業の提案スペックも防衛庁から発表されている。

海上自衛隊が現在建造中の「もがみ型護衛艦」は、12隻建造後に 「新型FFM」へ移行し、また豪州海軍の「一般任務フリゲート(Tier 2級)」として採用されることで確定している。
豪州向けは11隻の契約が成立し、最初の3隻は日本で建造し、残り8隻はオーストラリア国内で建造予定。納入は2029年以降、2030年に就役予定とされている。
このニュースについて、中国と韓国はどのような反応しているのだろうか。
中国は公式声明は出していないものの、オーストラリアの防衛強化に対しては、「冷戦的ゼロサム思考」と地域の安定への脅威と非難している。また、日本からのフリゲート艦導入からの日米豪による防衛連携の深化に対し、地域における勢力均衡として敵対的に反応しているようだ。
そして韓国は、豪州政府との防衛・サイバー協力の拡大を模索していて、「豪州は韓国のFFX Batch‑III級を選ぶべきだったニダ」と火病っている、とか。
韓国のフリゲート艦といえば、320億円を投じて建造された「大邱」(2,800トン)が、2019年12月に就役したがトラブルだらけで使い物にならず。これがマトモに動かないにもかかわらず、例によって次の3,500t級の次期モデルが開発・建造されているという、数あるお笑い韓国兵器の中でもトップクラスのネタになる「逸材」 であり、こんな物を豪州が買うわけないのだが(笑