韓国空軍機、通告なしで日本の防空識別圏に進入 

7月13日、韓国空軍のC-130輸送機が日本の防空識別圏に事前の承認を受けず進入し、日本の自衛隊F-15J戦闘機がスクランブル発進していた事実が24日に明らかになった。

韓国軍によると、米領グアムで訓練に参加するため朝鮮半島から現地に向かっていた、C130輸送機が、悪天候のため日本の沖縄県嘉手納米軍基地に緊急着陸しようとした。

ところがこの際、日本の領空と防空識別圏に入ることを事前に通知しなかった事から、この輸送機が日本の防空識別圏に入ると同時に、日本の航空自衛隊F15J戦闘機がスクランブルを行った。

これに対して韓国軍機が悪天候と輸送機の状況、飛行目的などを無線で米日両国に伝え事態は収まったというが、撃墜されてもおかしくない大チョンボをやらかしてくれたものだ。

韓国軍関係者は「領空通過について米日双方に事前に了解を求める連絡をしなかったため発生した」と認めていて、韓国軍の一部からは「空軍の綱紀の緩みは深刻だ」との指摘が相次いでいるという。

韓国空軍の最近の大チョンボといえば、今年3月にKF16戦闘機2機が京畿道抱川市で民家を誤って空爆し、4月には機関銃と実弾の落下事故、6月には米アラスカ州でKF16戦闘機2機が滑走路ではなく誘導路で離陸に入り破損する事故が発生している。

そういえば、昨年末の務安空港で旅客機が滑走路外れ炎上 し179人が犠牲になった事故の原因は損傷したエンジンを停止する際に、間違って正常な方を止めてしまい、完全に推力を失った事が原因だったが、この時の機長は韓国空軍出身のベテランパイロットだった。

う~ん、この体質は変わらないだろうなぁ。