デンマーク、女性の徴兵を開始へ

デンマーク政府は13日、徴兵の対称に女性も含め、また兵役期間も延長する事を発表した。

同国はNATOに於ける防衛費目標を達成するために今後5年間で50億ドル近くの防衛費増額を見込んでいるというが、メッテ・フレデリクセン首相は、「戦争がしたいからではなく、戦争を避けたいから再び武器をとる」のだと説明した。

ところで、デンマークは何故にこれ程までにNATOへの防衛目標達成に拘るのだろうかというと、同国はNATO加盟国の防衛費をGDPの2%以上とする要求に対して未達だった。他の北欧諸国(スウェーデン、フィンランド、ノルウェーなど)も同様の対応を進めており、地域全体での軍事的結束の強化が進んでいる事も原因となっている。

加えて女性の徴兵については、志願者不足や人口構成の変化(少子化)により、徴兵制度に頼る必要性が再認識され、これに対応して、女性にも徴兵義務を課すことで人的資源の拡充を図った。

これにはデンマークが男女平等を重視している事から、ジェンダー平等の観点から女性の徴兵に及んだという。

この徴兵制が義務化されるのは2026年からの予定で、徴兵機関も11カ月程度とされている。現状は男性のみ4カ月となっている。

これって日本のお花畑の左翼やフェミニストが聞いたら何というのだろうかねぇ(笑